2005/05/01(日) |
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特製幕の内弁当 日本橋
行きは、まず新幹線・のぞみのグリーン車でゆったりと新神戸まで。それから高速バスで徳島駅まで移動です。
21世紀出陣弁当
ワタシは愛知万博限定のお弁当にしようと思ったんですが、人気が高いようで売り切れ。それならばと選んだのは「特製幕の内弁当 日本橋」、¥1,300。
ヨメが選んだのは「21世紀出陣弁当」、¥1,000。 いやー、やっぱり旅の醍醐味は駅弁ですよねー。 |
2005/05/02(月) |
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小松島市には源義経ゆかりの史跡が多く残されています。それらを巡るルートが「義経ドリームロード」として看板で示されてて、ハイキングがてら見て回ることができます。
義経の軍勢が峠の向こうの敵を警戒して弓の弦を張らせたまま行軍したという弦張坂、敵がいないことを確認して弦を巻かせたという弦巻坂と回るあたりが厳しかった。登山道と言っていいくらいの勾配、人が二人やっとすれ違えるくらいの道、というかほとんど獣道状態のルートしかなく、とてもじゃないが自転車に乗って進むことなどできません。
ようやくの思いで峠を越えて平地に戻り、少し進むと、義経が軍勢を整えた後に屋島に向かったという旗山があります。つか、順路通り回らずに勢合から直に旗山に来ればもっと楽に来れるんですけどね。
そりゃチャリでこの道は無謀だ 旗山にある、日本最大の義経騎馬像 その後は義経ドリームロードの全順路は回りませんでしたが、弁慶の岩屋、新居見城跡を見ました。弁慶の岩屋というのは横穴式古墳で、「この素晴らしい岩屋は強力な弁慶でなくては出来ない」ということから名付けられたもの。古墳としては立派でしたが、「義経ドリームロード」に組み込むのはどうなんでしょうか。 最後は義経ドリームロードを逸れ、白鳳年間創建と伝えられる名刹・丈六寺を参拝。室町期建立の三門、国の重要文化財である本堂も立派でしたが、一歩奥にある、やはり重要文化財の観音堂が特に趣深くて素晴らしかったです。
丈六寺の観音堂 本日の可愛いヤツ(弁慶の岩屋付近にて) というわけで、体はヘロヘロになりましたが、実に気持ち良く過ごせた一日でした。 |
2005/05/03(火) |
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まずは徳島駅からほど近い徳島城趾と、博物館を見学。徳島城を再現した模型がなかなか楽しいです。博物館と共通の券で見学できる城内のお庭も風情があります。
さて徳島と言えば阿波踊り。というわけで、駅前のポストの上にも阿波踊り像があり、旅行者を迎えてくれます。その阿波踊りを見る/知る拠点・阿波踊り会館へ移動。ここからロープウェイに乗ると、徳島市内を一望できる眉山の山頂に行くことができます。
眉山山頂からの眺めは素晴らしく、実に気持ちよかったです。徳島市の中心部はかなり栄えた市街地が広がっていますが、すぐそばに山あり、紀伊水道あり、「四国三郎」と称される吉野川もありと、様々な景色を楽しむことができます。夜景がまた素晴らしいということですが、通常時はロープウェイの最終便が18時台なので、車がないとちょっと夜景を楽しむのは難しいです。今度は阿波踊りの期間中に登ってみたいですね(この期間は10時頃まで運行しているそうです)。
ポストの上にも阿波踊り像 眉山から見下ろす吉野川河口付近
で、山頂でお昼&おやつタイム。
徳島名物・たらいうどん 滝の焼き餅
上からの景色を堪能した後はロープウェイで降りて、阿波踊り会館内の阿波踊りミュージアムを見学。別の階では有名連の阿波踊りを一年中楽しむことができますが、今回そちらは見ませんでした。
市内をぷらぷらした後は、おみやげのお買い物。帰ってきた後のお楽しみ用に、金長まんじゅう、徳島ラーメン、そば米雑炊など、ワタシの好きな"徳島の味"を買い込み、最後は行列のできる大判焼きのお店・あたりやで大判焼きを買って帰りました。
阿波踊りミュージアム前の阿波踊り像 行列ができるあたりやの大判焼
さて旅の締めは、よその街に来たからにゃー行かないわけにはいかない、アニメイト!かつて学生時代には東日本のアニメイトを全店制覇したこともあるワタシ、当然今回のコースの目玉でございますよ!
でこちゃんとこぽんちゃん 本日の可愛いヤツ(新町橋の欄干にて) |
2005/05/04(水) |
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徳島空港の入り口前の阿波踊り像に見送られつつ、搭乗手続きをして空港内でお昼。本日も徳島の味覚、たらいうどんと鳴門鯛の押し寿司を堪能いたしました。上に乗せられたすだちの香りが実に良く合うのです!
空港前の阿波踊り像 鳴門鯛の押し寿司 空の旅は1時間強と短かったですが、天気が良かったので、ジオラマのような地上の景色を堪能できました。山頂付近に幾筋かの雪が残っている富士山も見られたし! ということで、おうちに帰ってきたです。短めでしたが、行きたかったところをいろいろ回れて実に充実した滞在でした。 |
2005/08/08(月) |
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<聖地巡礼・『魔法先生ネギま!』と『風光る』の旅-1日目>
昼過ぎに京都に着くのぞみで東京を出発ー。お昼は当然駅弁でございます。今回は東京駅ではなく、新幹線車内で購入しました。
うなぎ弁当 磯の貝めし
そんなわけで京都に到着ー。
最初は、京都のシンボル的存在ながらワタシもヨメも行ったことがなかった東寺。京都の絵というとかなりの頻度で出てくる、五重塔のあるアレです。そうです!4巻・28時間目の扉絵でせっちゃんのバックに描かれているやつ!
ハスと五重塔 豪雨に煙る五重塔
続いて、JRの線路の向こうまで歩いて、西本願寺へ。浄土宗本願寺派の本山です。
大修復中です この裏に新選組屯所があったそうです 雨宿りで遅くなったし、もう夕方だし、初日はここまでにして京都駅ビルへ。
なんかガメラとイリスに壊されてますが
これはゲーム「Tower II」のキャンペーンディスク「京都駅ビル」の画面ですが。 さらわれた木乃香を助けるため、ネギ、明日菜、刹那はJR嵯峨嵐山駅から山陰本線に乗って京都まで追いかけてきました。3人は、中央改札を出て左に曲がり、伊勢丹へ。屋上まで続いている大階段で千草、月詠と戦います。(4巻・31~32時間目)
「くっ…わたしがついていながら」 「そこのバカ猿女ーッ このかを返しなさーい!!」
おおっ、これがあの大階段!とカンドーでした。京都駅ビルは確かにすごい建築物だし、この大階段もミモノ。…ではありますが、外に見える夜景とかではなく、大階段そのものをバシャバシャ撮影しているのはワタシだけではありました。 というわけで、一日目から京都を堪能しています。 |
2005/08/09(火) |
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京都・奈良2日目ー。今日はいろいろ回ります。本日は東山と洛南を少々。
まずは清水寺。そうです!「これが噂の飛び降りるアレ」!(4巻・29時間目)以前にも来たことはありますが、あれだけ作中でいろいろ回ってくれてるんだから行かないわけにはいかない。しかも以前は舞台しか見てないし。
舞台の奥には、縁結びの神様として名高い地主神社(じしゅじんじゃ)があります。地主神社には2つの恋占いの石があり、目をつむったまま片方の石からもう片方の石まで辿り着けたら恋が成就するとか。のどか、いいんちょ、まき絵の3人がネギ先生との恋の成就を願って挑戦したヤツですね。残念ながら真ん中にカエルでぬるぬる~っな落とし穴はありませんでしたが。って、石畳状だったので落とし穴を作るのは不可能ですが。
「誰かっ!! 飛び降りれっ」「では拙者が…」 「ネギくーん こっちこっちー♥」 「ゴ…ゴールですー♥」(のどかが到達した石) 「左・左ーッ♥」
仁王門から古い建物のおみやげ物屋が並ぶ参道を下り、お店が切れる当たりで右に曲がると、三年坂(産寧坂)があります。「転ぶと三年以内に死ぬ」とかって、なんだか物騒というか嫌がらせとしか思えないようないわくのある石段ではありますが、実に良い雰囲気の坂です。カプサイシンスキーなワタシは三年坂が始まる角にある七味屋本舗でひょうたんでできた入れ物と七味唐辛子のセットを購入。ウハ、これかけて食べるのが楽しみ。
本物の瓢箪でできてます 東山のシンボル・八坂塔
さて、とにかく暑くて汗が滝のように出てくるしなので、二年坂そばにある鍵善良房・高台寺店で一休み。名物のくずきりをいただきました。『風光る』でセイと沖田さんの会話に出てきますね。本店は祇園にありますが、こちらの高台寺店のほうが空いているようです。混む時間帯じゃなかったからかもしれませんが、待ち時間全くなし…というか、うちの他は一組くらいしかお客さんがいない中、ゆったりできました。
くずきりで復活した後は、八坂神社を参拝。お昼御飯は八坂神社そばのお店でにしんそば。有名店というわけじゃないようですが、にしんがとても良い味でした。
体の中から涼しくなれました 抹茶ババロアパフェ 続きましては鴨川沿いまで出て三条大橋に行きました。ここは東海道の西の起点、つまり東海道五十三次の京都に描かれたあの橋ということですよね?もちろん当時のままの橋ではありませんが。でも浮世絵好きでもあるワタシはなんだか感動ものでした。東の起点の日本橋はあんな状態なのにこちらはそれなりに風情があって良い感じだなあ。日本橋ももっと景観をよくしようという話があるようですが、実現してほしいものです。 東山で予定していたポイントを全部回ったので、京阪で移動。東福寺を拝観しました。巨大な山門と、龍を描いた天井画が良かった。網越しだし、照明も当てられてないのではっきりとは見えませんが、ぎょろっとした目がまるで生きているかのようで素晴らしい。
そして本日のネギま聖地第二弾、伏見稲荷大社へ。有名な千本鳥居がある神社です。
駅伝発祥の地でもあるようです 「うえーん、助けてー」(ネギ)
いやー、いっぱい回ったなあ。好調のため時間が余ったので、三十三間堂も拝観。 |
2005/08/10(水) |
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京都・奈良3日目ー。今日は奈良です。奈良は鹿と大仏様しか見たことがなかったから、とても楽しみです。近鉄で近鉄奈良まで行き、レンタカーを借りました。借りたのは乗り慣れているist。色は白でした。 まずは奈良公園・東大寺へ。近鉄奈良駅からは車じゃないと行けないというほどの距離じゃないですが、歩くとちょっとあります。でも東大寺周辺の駐車場が高ぇー!時間に関係なく1,000円/1日。もったいない気がしましたが、他に選択肢がなかったんだよ…
で奈良公園。鹿が我が物顔で歩き回ったり座り込んでたりしてカワイイ!
続いて東大寺・大仏殿へ。のどかがネギせんせーに告白しようとドキドキだったところですねー。(第4巻・33時間目)いやー、ンもぅたまりませんね!
「わーっ ホントに鹿が道にいるーッ」 「お 大きいですねー 大仏殿ー…」 「わっ わわ わたし 大仏が大好きでっ…」 「お お尻がハマッちゃいましたあッ」
お次は平城京跡へ。遺構展示館、資料館や復元された朱雀門があり、第一次大極殿が復元中(2010年完成予定)だったりしますが、やはりほとんどは原っぱで、建物の基礎部分や柱の跡が復元されているくらい。広大な敷地の果てにそこだけ小ぎれいな門が見えてると、かえってもの悲しい感じがしますねえ。 薬師寺を拝観してから、そばにある倭膳たまゆらというお店で奈良名物の柿の葉寿司入りのお弁当をいただきました。柿の葉寿司は首都圏でも駅弁屋さんなどでけっこう買えるのですが、奈良名物とは知りませんでした。これ相当好きなんです。
荒野の果ての朱雀門を臨む 柿の葉の良い香りがしマス
ここでいったん奈良の都を離れ、飛鳥へ。まずは大和三山が一望できる甘樫丘です。 お次は石舞台古墳。蘇我馬子の墓という説があるそうですが、盛土がはがされてしまったため、石室がむき出しになっています。周囲は公園になっていたり、石舞台の周りも芝生がきれいに敷き詰められたりしていますが、原っぱにいきなり巨石がある様はなんとも神秘的な感じがして良かったです。
続いては高松塚古墳。剥落やカビ対策が問題になっている壁画で知られる古墳です。もちろん壁画の実物を見ることはできませんし、古墳自体も保護施設に覆われています。でも隣接の資料館で壁画の模写が見られてなかなかよろしいですね。
石舞台古墳。昔から来たかった 高松塚古墳入口(中には入れません)
かわいいヤツ
でもオススメはやはり建物の外にある奇石のレプリカたち!本物ではないとは言え、間近に見て触れられるので楽しいです。
…と、カワイイやつにはぁはぁしてたら閉館時間になったので、飛鳥を後にしました。
そんなわけで奈良中心部に戻ってレンタカーを返却。降りたとたんにものすごい勢いの夕立にあったりしたので、再び動けるようになった頃はもう真っ暗でした。ライトアップされている興福寺を拝観。 |
2005/08/11(木) |
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京都・奈良もとうとう最終日の4日目です。昨日は後半割と普通の観光旅行でしたが、今日はいろいろ周るです。
まずは新選組縁の地巡り。京都駅から市バスで四条大宮まで移動。今日はバスの移動が多いので、市バスの一日乗車券:500円を購入しました。これで京都中心部の主な観光スポットをバスで回ることができるので、かなりお得ですね。
続いてすぐそばにある八木邸・新選組の屯所跡。ガイド付きで見学できます。鴨居に残る刀傷や、芹沢鴨が暗殺されたときに躓いたと言われる文机などが生々しい。こういうのを見ると、ほんのちょっと前に本当にこういう人たちがいて、命のやりとりをしていたんだなあと思うと、なんだかクるものがありますねえ。
旧前川邸に残る出窓 抹茶と屯所餅。美味い。 少し歩いて、新選組が武術鍛錬したという壬生寺を拝観したあとは、市バスで移動して二条城へ。歴史の舞台となった場所なのに修学旅行でも回ってなかったのです!城内の障壁画はけっこう色褪せてきてしまってますが、中の様子がよく分かります。外様大名と親藩とで、謁見する場所をはっきり分けてたり、将軍が座る場所との距離にかなり違いがあったりするのが分かっておもしろかったです。
お次は、かねてから念願だった鹿苑寺 金閣、通称 金閣寺に行きました。『一休さん』で足利義満(山田俊司さん)がいたところですねー。 お昼御飯は金閣寺そばのふうみん庵でいただきました。デザートに食べた名物・わらび餅が素晴らしく美味しかったです。今まで食べたわらび餅と全然違う、とろけるような食感が良いです。
新右衛門さんも来たのかな ふうみん庵のわらび餅
それから龍安寺を拝観。有名な石庭をじっくりと堪能。 さて、広隆寺のそばには東映太秦映画村があります。そうです、本日のネギま聖地第一弾、5巻・42~43時間目で刹那、木乃香たちが逃げ込み、3-Aのコたちがコスプレして楽しんだところです!本編中では「シネマ村」になっていましたが。プリキュアもマジレンジャーも東映なので惹かれるものはあったんですが、入村料が2,200円だし、映画村を楽しむにはもっとたっぷり時間が必要だと思ったので、今回は断念。せめて入口だけ写真を撮ってきました。刹那はこのあたりの壁を飛び越えて入ったのですねー!
続いて京福電車に乗って次のネギま聖地、嵐山へ。3-Aが宿泊した「ホテル嵐山」がほとんどそのままの姿であります(実際の名前は嵐山ホテル)。泊まってないので、中も一緒かは分かりませんが。
「というか金払って入れです」 ホテル嵐山は、橋の手前、道の向こう側です
さて最終日もはや夕方。拝観時間も過ぎているので弘源院の前を通り過ぎ、左に入って最後の目的地、竹林の道に行きました。
嵯峨野 竹林の道 GT4でistを激写
というわけで全日程を終了。ネギ、明日菜、刹那が乗ったとおりに山陰本線に乗って京都に戻り、夜8時半頃の新幹線で帰りました。
京風幕の内 牛若丸御膳 京風弁当・東山五条
さて、最後に泊まったホテル=ホテル京阪 京都のことを。 というわけでたっぷり4日間。京都は暑かったですが、ゆっくり京都・奈良を堪能させていただきました。ネギまに登場した場所、かねてから行きたかった名所など、存分に欲求が満たされた旅行でした。次は春とか秋とかもっと良い季節にも来てみたいですね。 |