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◎第1話:俺の練馬大根をおさわりください (゚∀゚)
月刊コミックラッシュ掲載作品。製作はアニプレックス、スタジオ雲雀。ミュージカルアニメ+松崎しげるアニキ主演ということで、期待と不安が高まります。
OP、EDとも主演3名による曲。どっちもけっこう良いな。キャラデザ、いかにもまんがチックな絵で、精細さなど求めるべくもないが、作品の雰囲気には合ってるし、好感度は高い。同様に、美術も云々するべきではない感じ。キャラがスライドするだけで動きを表すカットも多かったが、ダンスシーンでもあるし、"作風"と言えるのかもしれない。
ストーリー、スターを目指してバンドをやっているヒデキ(松崎しげるさん)、イチロー(森久保祥太郎さん)、マコ(松本彩乃さん)の3人だが、今は練馬で大根作り。イチローがバイト先のホストクラブでプロダクション社長(玄田哲章さん)と知り合い、オーディションを受ける。だがオーディション料は10万円、ヒデキの暴走で不合格となってしまう。3人はレンタル屋(ワタナベシンイチさん)からバズーカをレンタルしてプロダクションを襲撃。取られた金を奪うが、他のオーディション参加者にみんな持ってかれてしまった。
というわけで、なんて頭の悪いアニメだ!(褒め言葉)森久保祥太郎さんが悶えてたり、シゲル・マツザキが「俺の練馬大根」とか言って股間のほうを触らせたりと、基本的に下ネタのオンパレードなんだが、実におバカで面白い。これをミュージカルにする必要があるのか微妙だが、劇中の歌が醸し出す妙な雰囲気がくだらなさを増大させて、クセになる。
シゲル・マツザキは演技自体は微妙だが、声にインパクトはあるし、さすがに歌は上手い。あとの2人も良い。特に冒頭でマコがドンペリ、岡山と歌ってるのはワケが分からんが面白い。玄田哲章さんと美少年ズの歌も爆笑でした。
これは意外と当たりかも。頭空っぽにしてゲラゲラ笑いながら見られる感じです。
◎第2話:俺のお玉でサランヘヨ
今回のターゲットは韓流パチンコ店。韓流スターそっくりの店員がいる店におばさまがたはじめ、マコもハマってしまう。だが、実はみんな整形だし、扇動されておばさまがたは練馬大根の畑を荒らしてしまうのだった。
2話目も飛ばすなあ。整形とかキムチネタとかだすし、国際的犯罪とか言っちゃうし、良い思い切りっぷりです。韓流のためなら人の畑の大根盗むのも厭わないおばさまがたってのがなんとも皮肉がきいてる。危ないネタだし、第1話よりも視聴者を選びそうだけど、シゲルの歌と言い、ハマればクセになりそう。
◎第3話:俺のお注射お尻にクラッシュ
今回のターゲットは、無理に入院させて適当に手術、高額な治療費を要求する悪徳病院。
マコは声と言い、キャラと言い、「愚民ども」って言うセリフが似合うなあ。歌も上手いし、いいですな。浣腸打って屁が出て爆発って、あんまりなオチだけど、くだらなくておもしろかった。
◎第4話:俺のカラクリ刑事いでしょう
ああ、サブタイは「デカいでしょう」って読むのか。からくり刑事のユキカ(井上麻里奈さん)登場。これまでの事件の犯人としてブラザーズが怪しいと見たユキカは、ホストクラブに来た客に変装して、警察と暴力団が繋がっているという偽情報を流す。これに乗ったブラザーズが警察を襲撃。だが実際に署長(西本理一さん)と組長(小野大輔さん)の間で取引が行われていた。最後は可愛いものに興奮したユキカが暴れてムチャクチャに。
今回はハイテンションな曲が少なめだったせいか、全体的にテンポがいまひとつだった感じ。「からくり」っていう要素を加える必要もなかった気がするし。ユキカの歌もいまいちなだった。最後の「歯ぁ磨いたかな?私は昨日磨いた」で吹いてしまったけど。あと、署長と組長が愛を語り合う歌はおもしろかった。
◎第5話:俺のを転がせNo.1
今回のターゲットは歌舞伎町のNo.1ホスト(鈴木千尋さん)。女を転がして儲けてるから、ということで家に行ってみると、怪獣みたいな奥さん(竹内順子さん)の尻にしかれてた。その奥さんに気に入られてイチローが捕まったので救出作戦。金を奪うチャンスだったが、仲の良い家族愛を見せられて断念。
イチローにビンタされて「カイカーン!」となるマコに笑った。『フランダースの犬』作戦でマコがやったネロの演技はかなり良かった。少年声もいけますな。
◎第6話:俺のウラウラうらない
今回のターゲットはインチキ占い師=極つぶし(坂本千夏さん)。
例のズバリ言う人のパロディなわけだが、なんでこんな妖怪みたいになってるんだ(笑) きわどいネタが多くてなんだかヤバそうだが、それだけに笑える。ロール見るまで坂本さんとは分からなかったが、極つぶしの曲はあんまり良くなかったなあ。
マコの歌は非常に良かった。イチローにびんたされて「ラブスパンキング」というところも爆笑でした。あと、パンダって遊び人なのな。
◎第7話:俺ので奏でて!訴えて!
今回のターゲットは角浜弁護士(西村朋紘さん)。100万円で憲法変えると言われて払ったヒデキ。だが悪徳弁護士だと分かって、楽器もって襲撃。子供の頃のミヨちゃん(松来未祐さん)との重い過去がよみがえって、その重さでクルーザーが沈みそうに。
これって24時間マラソンした人がモデルか。相変わらずきわどいネタを仕込みますなあ。ストーリー的には今ひとつな感じだったが、松来さんの演技が良かった。特に「訴えてやる!」とドスを聞かせた声で言ったところが気に入った。
◎第8話:俺の激安ロケット発射寸前!
今回のターゲットは激安店のコンチキマート。ってこれはドンキか。で、ホストが次々さらわれている事件が起こってて、イチローもさらわれた。コンチキマートの社長(真殿光昭さん)がさらって、フィギュアのようにして宇宙人に売っていたのだった。
そうとう厳しい展開でグダグダなんだが、ポイントポイントで笑えたかな。散々引っ張ってきた「いとこ同士の結婚」でスーパーを出してたのはおもしろかった。それから、イチローマコに「なんとも思ってねえもん」と言ったのは不意打ちで吹き出した。普段どおりの口調なのに、遊び人っぽく言うもんで笑ったよ。
◎第9話:俺のをなべなべおっ立てろ!
新聞作ってて女子ソフトボールチーム持ってる会社のドナベナベ会長(稲田徹さん)が、ヒデキに大根畑にドーム建設の話を持ちかけてきた。だがドナベナベ会長はこれまで汚いやり方で土地買収などを繰り返してきていた。ヒデキの目を覚まさせて助け出そうと、マコ、イチロー、ユキカの3人で襲撃するが、ヒデキはドナベナベ会長について行ってしまった。
これは例の新聞社の会長がモデルか。相変わらずスゴイ描き方だなあ。客観的に見るとさほど悪いことはしてないんだけど、あくまで悪役なのな。だけどかなりツボにはまった。レンタルプリーズの曲がいつものように2人バージョンにならずに、+ユキカになったのはおもしろい。しかしまさか次に続くとは思わなかった。途中ちょっとダレたし、1羽にまとめても良かったんじゃないかなあ。次回どう展開するか次第だけど。
◎第10話:俺のバッドをスリスリらー♪
イチローのへそくりを持っていってしまったマコは、美容整形しようと病院へ。だがそこには整形スターのユーケル(結城比呂さん)がいた。ユーケルはドナベナベ会長と繋がっていたようだが、ヒデキ、ユキカ、レンタル屋の3人で撃退。だがマコもヒデキも去ってしまった。
大人な上に女であるマコの言うことは聞けない、って相変わらず飛ばしたネタでいいなあ。ウェンディーとか言ったりして笑ったよ。歌のときも「アーオ!」とかいちいち言っててうるさいけど最高におもしろい。マコはやっぱりひどいけど、ドライかと思ってたイチローが一番3人の絆を大事に思ってるのが意外だったけど、良いな。
◎第11話:俺のドームで3人プレイ!?
ユキカに追われているイチローを見て、ヒデキ、マコがイチローを助けるために協力。だが嘘だと知ったヒデキは、イチローに見損なったと告げる。そこへ黒幕の大泉首相(矢尾一樹さん)が登場。練馬を民営化すると言うのだった。
練馬民営化って(笑) しかしなるほど、バッジがライオンだったのはそういうことかー。しかも大泉チルドレンって。ストーリーとしては、お気楽なミュージカルじゃなくなっていまひとつだけど、ネタは冴えてた。「解任ビーム」にも爆笑しました。
◎第12話:俺のフィニッシュ!見ておくんなま!
機動隊や戦車を動員して、練馬区の民営化を進める大泉首相。だが大泉の新の狙いは、大根畑へ毎年参拝することだった。練馬大根ブラザーズ側は、パンダ、ダンサーで対抗。ついにはステージが燃えてしまうが、最後は3人の歌で撃破。
民営化で戦車ってまったく逆じゃないかと思ってたが、民営化じゃなくてみんなでえー感じでかいかんの略、って吹いたよ。それ以外にも小泉のパロディとかヤバげなネタを散りばめつつ、最後はきれい目な話でまとめてくれてちょっと良かった。。最後はナベシンが顔出ししてくれるかと思ってたんだけど、残念。
というわけでなんか嵐のように過ぎ去った感じで最終回でした。最初は松崎しげるさん出演、ミュージカルアニメというインパクト勝負の作品かと思ってたけど、ヤバげなネタが利いてたり、マンネリにならないような工夫が見られたりと、終わってみるとけっこう面白かったなあという印象。松崎さんはもちろんとして、他のブラザーズメンバーの2人も歌が上手くて、曲を楽しめたのも良かった。
ただ、終盤の展開が話数を使い過ぎだったのが残念。話数が少ないことと相まって、マンネリ防止のためいろいろ変えていたのが仇になった。ブラザーズの活動にしても、マンネリになってしまう前の「定番」として確立することもできないまま終わってしまった感じ。あのへんは、ラスト2話くらいにまとめて、前の2話はいつものように一話完結エピソードにしたほうが良かったんじゃないかなあ。
まあでも、楽しめたし、記憶に残る作品になったと思います。
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