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◎第1話:kissはダメよ、ということ (゚∀゚)
電撃コミックガオ!掲載作品。OPはメロキュア!良い曲だー。バック絵も動きが良い。EDは主役の井上喜久子さんの歌。こちらも良い。キャラデザ、美術含め、作画面は全般良好。動きも非常によろしい。
ストーリー、かつての魔法少女アニエス・ベル=浅羽嬉子(井上喜久子さん)は、出戻りであり、年齢的に少々アレでも未だに魔法少女として人間界に住んでいる模様。嬉子が管理人を務めるアパートに新しい下宿人:神楽巽(岸尾大輔さん)がやって来る。嬉子に世代交代を迫る新たな魔法少女:クルージェ・ギャップ=紅さやか(清水愛さん)もやって来て…
魔法少女の世代交代を描くというのはおもしろい。美人管理人さんと下宿人という設定は相当グダグダ感が漂うが、新魔法少女(しかも性格悪そう)とのラブコメも絡めてくれたらなかなか楽しくなりそう。こういう役柄の井上喜久子さんはまさにハマリ役という感じで素晴らしい。てか、本物のきっこねーさんなら恥ずかしがらずにエロい変身バンクをやっちゃいそうだが。
気になるのはこの後どうグダグダだらだらとならずに話を進めてくれるか。今回のあからさまに誘っているかのような嬉子の行動はやり過ぎでかなり萎えたから、今後が心配ではある。とりあえず継続で行きたいと思います。
◎第2話:シチューはOKよ、ということ
嬉子は今の世界を変えられないようにキスを守っているらしい。魔法少女が世界を作り、キスすると力を失ってしまうのかな?
で嬉子のダンナ:浅羽保(小杉十郎太)は人気作家。二人の破局は保の浮気が原因なんだとか。はぁ、すると結婚してもキスしちゃダメってことか。ならそうなるのも無理ないといえるかもしれないなあ。つうか、そういう制約があるなら結婚する年齢まで魔法少女やるべきじゃないんだな。同僚の元魔法少女な奥様たちみたいに引退するべきなのに、してないと。それはそれなりの理由があるんだろうか。
で巽は弱小編集部でバイトすることになり、苦労。思わず後輩の綾瀬ゆう子(浅野真澄さん)に電話して弱音を吐いちゃうが、巽に成長してほしいと思ってるゆう子は、ほんとは部活中なのにデートだと嘘をつく。ぅわーっ!いい子だなあゆう子ちゃん!そんな人妻なんかにフラフラしてないで、ゆう子ちゃんの良さに気づけよ巽!
嬉子とクルージェが巽の見てない後ろで魔法バトルしてるのは楽しかった。クルージェの変身バンクもエロいなあ。
◎第3話:大人ってコドモ、ということ
今の世界、町に固執する嬉子。対してクルージェは「全部作り物」と言う。そこにゴスロリな魔法少女=ブルガ(渡辺明乃さん)登場。次の管理者の座をクルージェと争っていたが、なり損ねたらしい。手伝いに来たと言って魔法で暴れるが、嬉子の強大な魔法、指輪の力の前に退散。
そういう世界観なのかあ。管理者が代わると世界がガラッと変わってしまうのか?これまでのはなかったことになって?うぁ、それは怖い、っつーか酷いなあ。そりゃ嬉子が固執したくなる気持ちも分かるが、マイナーチェンジ程度で済ます方法もあるのかな?
◎第4話:夕立は危険よ、ということ
保の家に行く嬉子。やはりキスを拒否してたのか。まだ二人とも、どこかで愛し合っているような感じなだけに、巽くんの付け入る隙はなさそうだなあ。
一方、遊園地でもあれば遊べるという巽の言葉を受けて、魔法で遊園地を作ろうとするクルージェ。止めに来た嬉子。
なんで!そんくらいいいじゃん!それともなんか世界のバランスでも崩れるの?と思ったら、なるべくこの町を変えたくないという母の遺した言葉にこだわっているだけの模様。そりゃ確かに古き良き姿で残るということも大事だろうが、結局町に母の面影を重ねているだけじゃんか。それに嬉子一人が思ってることであり、そう思わない人もたくさんいるんだろう。そういう人は町を出れば?になるんだろうし、そこまでの権限が与えられているのが「管理者」なんだろうけど、そりゃちょっと我侭過ぎないか。母が先々代管理者と言うことは、先代がそのまま世界を維持してくれたということであり、それが可能ということ。つまりは代替わりしても必ずしも全部リセットかかるんじゃないんだから、管理者の座に固執する嬉子の勝手さが鼻につくばかりで。
◎第5話:大人ならOKよ、ということ
ガキの中に混じって退屈なクルージェだが、クラスメイトが家に来ることに。うわ!意外に少女趣味な部屋だ!これは良いキャラだなー。
で大人になりたいクルージェは、大人の姿に変身して巽に接近。え、あれ?いつの間にクルージェは巽を好きになったというか興味を持つようになったんだ?そんな描写あった?なんかすごくいきなりな感じ。で嬉子はクルージェと巽が仲良くしているのが面白くない。なんだかなー。こんな風にやきもち焼くくせに、巽が夢中になると突き放すというか元ダンナの話をしたりして、魔女だけに魔性の女だなあ。あれ?っていうか、いつの間に巽に対してやきもち焼くような感情を持つようになったんだ?なんだなんだ、こうなるに至る描写をしっかりしないとどうしようもないじゃないか。なんかダメになってきたなあ。
とは言えクソー!あーもう、クルージェが可愛いなあ!大人の三つ編み姿も良いし、家に帰ってから「デートしちゃった…しちゃった!」とジタバタする様も可愛いったら!
◎第6話:大人の魅力って…、ということ
巽は嬉子の魔法を目撃。わ、あんだけしっかり見といてスルーかよ!魔法バレ?っていうのは魔法もので定番だろうに。
ばあちゃんがぎっくり腰になったため、行くはずだった芝居に行けなくなってしまった。チケットを譲られたので嬉子と巽で行くことに。嬉子はデートと喜ぶ。なんだ、嬉子も巽のことが好きなの?なーんかいつの間にかそういうことになってんなあ。
一方、クルージェは学校で水泳の授業。胸が小さいと男子にからかわれ、つい魔法を使っちゃったりする。「気にしてるのに」とか言っちゃったりして、あーチクショー、可愛いな!大人の姿になってもひんぬーのままで「貧乳おばさん」とか言われちゃったりして、このクソガキ、テメーらはなんにも分かっちゃいねえ!いーじゃんそれで!でやっぱりクルージェは「大きいほうがいいのかな」と気にしてるが、いやいやいや、気にしなくていいんだよ!巽との陶芸工房取材でも、巽が茶碗のふくよかさを褒めてるのを聞いて、大きいほうが良いかつい聞いちゃったりして!しかも帰宅後に電話して出てくれなかったら怒っちゃったり!もう、なんて可愛いんだろう!もうクルージェさえ出てればワタシは満足です。
一方で嬉子はどうでもいいし、嬉子イベントはグダグダなのが多くてどうでも良い感じ。特に今回の2人でウメケンサンバを踊るのはほんとどーでも良かったな。
◎第7話:すぐそこにあるキス、ということ
一話飛ばしたと思うほど話が飛んでる感じがした。新キャラも出てるし。うーむ…。
巽に電話して海に誘うクルージェ。上手く誘うことができて喜ぶ。わー、クルージェかわいいなあ、モウ!で保険医の谷嶋由貴ことヴァレンタイン(天野由梨さん)がデートの手ほどき。一生懸命な様がまたよろしい。
一方嬉子は保の家に行き、別れてと告げる。あら、まだ好きあってるのかと思ったよ!浮気するのは確かにアレだが、そもそも何の事情も話さず(まあ当然話せないんだが)キスもさせないで、気に入らなかったら逃げ、今度は若い男と仲良くしたいから別れてか?なんか嬉子がみんなを振り回してるというか、勝手な行動ばかりが鼻につくなあ。
で自分からは何もしてないくせに、巽とクルージェが仲良くしてるのを見るとヤキモチ焼いたりしてな。嬉子が巽に惹かれていく様とか全然描写されてないから、せっかくのヤキモチなのに全然萌えられない。つうかそれよりなんで巽がそんなにもてるのかもサッパリ不明だが。そんな感じで描写不足、ストーリー面の不備が目立つのだが、ワタシにとってはもうクルージェの可愛さだけでもってる感じ。今回も胸がないことを気にしているとこがもう可愛いったらないなぁ!巽と上手くいくかと思ったらクルージェもやっぱりキス拒否。涙するとこが良かったが、クルージェタンは幸せになってもらいたいなあ。
◎第8話:想う人がいる、ということ ↓(´・ω・`)
評議会に呼ばれ、管理者交代を急かされるクルージェ。「あの世界」は古くなっていて、作り変えないと困るそうで。でも変えたくないと思い始めたのか、浮かない表情のクルージェ。恋人と死に別れた過去を消したいヴァレンタインはクルージェをサポートすることを決意。キスをしないまま終わってしまったので、まだ魔法が使えるのだった。アニエスと対するが、説得されて断念。裏切られた格好になったクルージェはキレた。
ってヴァレンタインも大概勝手なヤツだな!嬉子以上に自分勝手な理論だ。そりゃ振り回されたクルージェも頭くるわ。しかし絵が崩れてきたなあ。なんかいろいろグダグダになってきたので評価下げ。
◎第9話:思い残すことはないように、ということ ↓ヽ(`Д´)ノ
保により、ライバル女性編集者(渡辺久美子さん)を襲ったと濡れ衣をかけられる巽。そこへ止めに入る嬉子。うーん、嬉子だけじゃなく巽の気持ちもよく分からんというか明らかに描写不足だろコレ。大人さやかに好意を寄せられて全然まんざらでもないようでありながら、いつの間にか嬉子のことが好きになってるのか。
そんな中、巽の後輩・綾瀬ゆう子が故郷に帰って結婚するという知らせが。ってえーっ!これで退場かよ!今回のこのイベントだけなの?巽に好意を抱いていたようだから、当然なんかのイベントがあるかと思ってたのにこれだけかよ!がっかりだー(;´Д`)
でアニエスのところに先代のフレイヤ(松本梨香さん)が来た。アニエスは喜ぶが、フレイヤは説得に来たのだった。クルージェもいよいよ決意して巽に会うが、巽がフってさやかちゃん玉砕。巽は嬉子に告白→嬉子は指輪を外して巽と抱き合う。
そしてこの世界が消えることを阻止するために評議会に向かうばーさん:本平舞子(峰あつ子さん)。「古くさい町というがそこに住む人間は日々変わっている!」と主張。…って何を今更そんなことを。そんなこと当たり前というか、ずっと昔から常にそうじゃないか。じゃあ今までそんな当たり前のことにも気付かずに世界を消したり作ったりしてたのか?アホ過ぎる。そんなことで決定が覆るようなら評議会なんていらんだろう。なんだこの内容の薄っぺらさは。なんかもうどうでも良くなりつつあるが、ここまで来たから結末は見るか。クルージェかわいいしな。
◎第10話:心を開く、ということ
嬉子は巽にすべてを話した。魔法少女がたくさんやって来てアニエスを捕まえる。クルージェはアニエスを助けるが、もはや互いに好き合う嬉子と巽の姿を見るハメに。そしてついに実力行使に出た評議会側は町に火を放つ。野球大会の優勝旗という、この世界で生きる人にとって大切なもの、想いを目の当たりにして、それを取りに火の中に向かうさやか。アニエスは力を振り絞って魔法で雨を降らし、火事を鎮める。
巽にやってみせるためにアニエスが魔法で蝶を出したシーンはちょっと怖かったな。そんなの見せられて自分が消えちゃうかもなんて話聞いたらもっと恐ろしい感じがして近づけなくなっちゃうんじゃないか。それにしても物語のキーになった優勝旗は唐突だった。これまで出てきてないよね?なんかしっかりさやかも参加して優勝旗に書き込んでたし、もしかして原作と比較して相当話をすっ飛ばされてるのか?多少はしょうがないことではあるが、さやかは初登場のときから一番変わったキャラなんだから、その経緯、感情の変化をきちんと描写しないと見ているこっちとしてはまったくついていけません。
◎第11話:秋の風が吹いた、ということ
保にも魔法のことを話し、消えずにすむから一緒に町を出ようと巽に言う嬉子。だが列車のドアが閉まる瞬間、自分は乗らずに巽だけ逃がす。だが引き返してきてしまう巽。だまって自分ひとりで背負おうとする嬉子を責めるさやか。誰かを逃がしたり、自分が逃げようとすれば存在を消されてしまうのだという。ついに町を消し始めた評議会に対し、アニエスとクルージェの2人で協力して町を守った。決着を付けるため、アニエスはクルージェに指輪を託し、単身リルムに乗り込むのだった。
えっ、町の外に出たら助かるの?そ、そんなスケールの小さい話だったのか!じゃあたまたまその町に来てた人は巻き添え食って消されるのか?なんて迷惑な!
それにしても消されるの阻止された評議会のじいさん、「これでいい」とか言ってなんだよそれ。最初からなにか別のこと狙って消すだのなんだの言ってたのか?そんなに気安く人の運命左右しないでくれよ(;´Д`)
◎第12話:心に生きている、ということ
ブルガたちの言葉に釣られ、つい指輪をはめてしまったクルージェ。操られて外に出て町を壊しちゃうのかと思ったら、祐貴(小林ゆうさん)に会って危機回避。うわっ、おいお前!なにいきなりさやかちゃんに好きとか言ってんだよ!さやかちゃんも赤くなってバカ!とか言ったりしてなんて良いツンデレですか!まあさやかちゃんには巽のようなダメ男よりも良いかもねえ。
一方アニエス、壊されると決め付けたアニエスが悪い、掟は掟と評議会に言われ、牢獄行き。が、巽の想いで牢獄が開いた。
えーオイ、そんなに簡単に開いちゃうのかよ!アニエスが勝手で悪いだけだからなあ、と思ってたけど、自分たちの望む結果を出すために消すだの消さないだのと騒いで利用しているだけみたいに見える評議会が一番クサってると思った。
◎第13話:あなたがそこにいる、ということ
操られて世界を変えようとしてしまうクルージェ。クルージェは気づくが、ついに魔法が発動してしまう。アニエスは今になってようやくクルージェを信じるしかないと思うのだった。…ってやっとかい!遅いんじゃボケ。
巽はそんなアニエスを励まし、とうとうキス。アニエスの魔法は失われ、巽も消えてしまう。だが、新しい世界にも巽はいたし、一見何も変わっていないような世界ができていた。
変えないようでいて、焼け落ちた学校がちゃんと元に戻っているあたり、クルージェの心情の変化がよく現れていて良かった。優勝旗が焦げたままになってては祐貴が気づくきっかけになりそうなのは良い演出だけど、それっておかしいよな。それともクルージェは祐貴に気付いてもらいたくてわざと残したとか…、まあそう良いほうに解釈するしかないか。
というわけで最終回だったわけですが。
OPは曲、絵ともセンスがよくとても気に入ったんだが、中身のほうはどうにもマイナス面ばかり目立っていた印象。「奥さまは」なのに、全然奥さまらしくなかったのがまずいけない。原作からカットされたせいかもしれないけど、各キャラの心理描写もおざなりで、ほとんどすべてのキャラが、なぜそう考えるに至ったか、何をきっかけに好意をもつようになったか等の描き方が中途半端なので、見ていて全然納得できない。アニエスが完全に自分のエゴのみで行動しているようにしか見えず同調できないから、見ていてムカつくし、話にもまったく感情移入できない。その中ではクルージェというキャラの成長、恋愛感情の描き方が良かったのが救いではあった。
というわけで、なんだかんだと最終回まで見てしまったし、楽しめたところもあったが、全体的には「ダメな作品だったなあ」という感じでした。
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