かみちゅ!

1

青春のいじわる

2

神様お願い

3

そんなつもりじゃなかったのに

4

地球の危機

5

ひとりぼっちは嫌い

6

小さな決心

7

太陽の恋人たち

8

時の河を超えて

9

君に決定

10

ふしぎなぼうけん

11

夢色のメッセージ

12

ちいさな一歩で

7.5

野生時代(地上波未放映)


◎第1話:青春のいじわる (*゚∀゚)=3

 電撃大王で連載されているようだけど、原作者のベサメムーチョさんは実は監督の舛成孝二さんとか脚本の倉田英之さんらしいし、アニメオリジナル作品のメディアミックス展開ということなのでしょう。この2人の他、キャラクター原案が羽音たらくさんだったり、キャラクターデザインが千葉崇洋さんだったりと、スタッフが『R.O.D -THE TV-』そのまんまということで期待の作品です。
 第1話のOPは本編にかぶせてあってあまり聞こえませんでした。EDはなし。キャラデザはまったく文句なし。アニタ的キャラデザな主人公のコがたまらなく良い。色合いが良い感じだし、小道具もちゃんと描き込まれてる。もう美術がとにかく素晴らしい。動きもしっかりしているし、なんだこのクオリティの高さは?まるで映画、というかヘタな映画以上の質の良さです。これはすごい。
 でストーリー。舞台は80年代の尾道な模様。普通の中学生だった一橋ゆりえ(MAKOさん)は突然「神様」になってしまった。でもなんの神様なのか分からない。クラスメイトの三枝祀(森永理科さん)、四条光恵(峯香織さん)と一緒に屋上で実験。そこには好きな男の子であり、部員数が少なくて部室がなくなって屋上で活動している書道部員である健児(宮崎一成さん)もいた。風が起こってほしいと思いつつ力を使ってみようとすると、遠く離れた海で台風が発生。台風はゆりえの学校まで向かってくるのだった。
 ほー、神様がいるってのが普通な世界なのか。しかもただの人がいきなり神になるとはおもしろい。どういうきっかけでどんなプロセスを経て神様になるのか気になるところではあるが。台風の目にあたる部分にゆりえの顔があるのに笑った。っていうかかわいい台風だな!ちょっと悪っぽい表情なのもまたかわいい。
 というわけで、これは前評判どおり良さそうですね。驚異的な作画クオリティがどこまで続いてくれるのかは気になるところだけど、話も良いし、期待できそうです。全般的にジブリ作品へのオマージュが感じられるが、うまく消化している感じで、好印象。キャスト陣の演技が拙いのもなんかそれっぽい。でも作品の雰囲気に合ってて、全然嫌な感じがしない。これは今期一番の大当たりかな?こんないいもの見せられると、他の微妙な作品が見られなくなっちゃうなあ。

◎第2話:神様お願い

 第2話から通常OP。うん、良い曲だなあ。バック絵が第1話の使いまわしだったのは残念。今回からEDもプラス。ゆりえ役のMAKOさんが歌う曲でこちらも凄く良い。っていうか、MAKOさんって誰なのかと思ったらミュージシャンが本職で、「BON-BON BLANCO」というユニットのマラカス担当らしい。なるほどだからED絵でゆりえがマラカスふってるのか。そのバック絵はかわいらしくて良い感じ。本編から自然な流れで歌につなげたのも良い。
 で神様らしくお祭りをすることになり、祀の家の神社へ。ところが本尊の八島様(岡野浩介さん)が家出しちゃってたので捜索。ゆりえは祠のような場所から神様の世界へ、八島様を探しに行く。ミュージシャンとして上京したくて家出しているらしい。ってなんだそのフツーの人みたいな理由は(笑) 説得して連れ帰り、無事「ゆりえちゃん祭り」開催。
 第2話も作画は非常に良好。今回も小物、美術の書き込みが素晴らしい。神様の世界は『千と千尋の神隠し』を思い出させるが、すごく魅力的に描かれている。っつーか、あーチクショー!ゆりえちゃんかわいいなー!神様の衣装がすごくかわいいし、お神輿に乗せられてあわわわとなってるのも素晴らしい。

◎第3話:そんなつもりじゃなかったのに

 町に貧乏神がやって来て店が軒並み閉まっちゃう。歓迎されない貧乏神様だが、ゆりえの家の猫=タマ(斎藤千和さん)に取り付いてしまう。タマは家出してたのだが、海に落ちたところを貧乏神に助けられたので、かばっているのだった。ゆりえの力で貧乏神の力が中和されることが分かり、タマの中にいるままゆりえの家で飼うことになった。
 千和さんヴォイスのタマがかわいいー。二本足で立つところもキュート。「ゆりえちゃんとの大雑把な日々」とぶっちゃけ過ぎなところもかわいいです。今回も美術は素晴らしく、話的にもよくまとまっていておもしろかったです。

◎第4話:地球の危機

 今回からちゃんとしたOP絵がついた。これは素晴らしい!各カットの構図も良いし、テロップの出し方もセンスが良くて最高。
 で本編。東京に火星人がやって来た。総理大臣の要請を受けて上京するゆりえ。会ってみると、恋に悩む女子中学生火星人で、ゆりえと意気投合。平和裏に解決しようとするが、政府側はアメリカに火星人を渡そうとしていた。ゆりえの力で火星人の女の子は無事帰国。
 東京に行っても僕らのかわいい田舎娘という感じでなんともゆりえ様がよろしかったです。リボンつけた姿もらぶりぃ。神様の力で牛歩戦術ってのがおかしかった。

◎第5話:ひとりぼっちは嫌い

 録り逃していたことを発見。ガーン…_| ̄|○

 だったんですが、DVD購入により視聴。ゆりえ様が風邪をひいて寝込んじゃう。熱のせいなのか、ゆりえ様幽体離脱。クラスの様子を見に行ったり、書道部を除きに行ったり。
 というわけで、これまでの4話に比べてとてもゆったりまったりした、良い回でした。確かに風邪ひくと、その間自分のことなんて言ってるのかとか気になるよなあ。健ちゃんには見えないのに寝癖を気にするところとか、健ちゃんがハッと見るとこなんかは、はぁ〜なんかいいなぁ、とニヤニヤしっぱなし。そして最後、健ちゃんの書欲しさにイモリの丸焼きをしっかり食べちゃうのに笑った。口から足がはみ出してるー。

◎第6話:小さな決心

 ゆりえちゃんのお悩み相談に、健児のことが好きな一年生=能登きよみ(広橋涼さん)が来た。ゆりえがしたアドバイスは「書道部に入ったら?私も一緒に入ったげる」、って神さま公私混同しまくりだ!このときのゆりえちゃんは邪神の顔だったぞ!(笑)
 というわけで書道部でのラヴバトル。ことわざを叫びながらランニングしたり独走的な練習がなんともステキ。そんなシュールな練習をする間でも、もはやただの恋する女子中学生となっているゆりえちゃんは妄想が爆発してしまうのです。『陰陽大戦記』のモモちゃんがそうであるように!健児と2人で海岸で走っている妄想はもう爆笑で。そんなゆりえちゃんなだけにもう丸分かりで、きよみにも気付かれてしまう。意を決してきよみが書道で告白。玉砕するも、ゆりえにも一歩を踏み出さなければと思わせることになったのでした。
 ちゅーわけで、いかにも女子中学生なこっ恥ずかしい恋愛模様がたまらんなオイ!

◎第7話:太陽の恋人たち

 ここからDVDでの視聴です。ゆりえ、光恵、祀は海へ。海水浴場が混んでいたので、人の少ない裏へ。そこには古びた海の家があり、昔の写真や古くなった浮き輪、レコードプレーヤーが放置されているのみだった。
 そして夜、歓迎会があるというので、ゆりえは再び神様の世界へ。そこには昼間に海の家で見たゴム浮き輪、ラムネ、レコードプレイヤー、焼きそばなどの神様が。彼らの願いで、今夜だけ海の家の辺りを昔の姿に戻すゆりえ。そして海の家に来ていた当時の若者も呼び寄せられる。そこに来たのはゆりえや祀たちの両親だった。
 とりあえず水着水着ー!と言っておく。だが、水着も海の家の小物もどれもきっちり描いてくれてるので、そこには萌えとかよりも懐かしさなんかが感じられてすごく良い。昔の若者たちがみんなご近所さんだったり自分の親だったりするのもなんかちょっぴり嬉しくなるくらい、甘酸っぱいテイストで良い回でした。

◎第7.5話(地上波未放映):野生時代

 最近、夜になるとタマがどこかに行ってたり、町じゅうの猫が集まってなんかしてる。尾行してみると、そこは猫たちの町状態。外から来て大衆の支持を集めたタイラーの一派と、反タイラー派で対立してるんだとか。タイラーに対して異を唱えたタマ!そして勝負をつけるためタッグマッチで対戦。パートナーは猫化したゆりえ様!敗れたタイラーは町を出るのだった。
 庭先で達人っぷりを見せつけるタマがイカし過ぎ!どこでそんなの覚えたんだ(笑) そして猫化したゆりえ様が可愛いのな!服までプリティーなのに変わってるのがまた良い。鉛筆転がしで宿題の答えを出してるゆりえ様の頭の弱さも可愛くって。何度出しても3って、ある意味ものすごい強運だけど、怪しみなさいよ(笑)

◎第8話:時の河を超えて

 ゆりえのとこに小さい船の形をした三つ葉丸(小林由美子さん)がやって来た。彼のお願いは、海の底で他の沈没船の相談にのってくれたりする戦艦大和(松本大さん)に恩返しするため、魂を故郷の呉に返してあげてほしいと。本や国会図書館の資料をあたったり、乗組員だった源さん(鈴木清信さん)の話を聞いて、大和のことを調べる。そして沖縄。大和の魂を浮上させ、尾道を経由して呉まで帰してあげるのだった。
 これってやっぱり、ロケハンのときに『男たちの大和』のセットを見て思いついたんだろうなあ。大和さん帰れて良かったねえ、という感じでなかなか良い話でした。帰ってきた大和にラムネののぼりが付いてるのが微笑ましくて良かったです。健ちゃんにもようやく名前を覚えてもらえたし。
 それにしてもパンチラワカメちゃんってあんな力まで持ってたのか!ワカメで長距離通話できるとはなあ。っていったいどんだけの長さだよ!っつーか、ヌルっとしてそうでヤだなあ。

◎第9話:君に決定

 祀のおかげで生徒会長に立候補することになったゆりえ。以前から書記を務め、生徒会長最有力候補だった西村受(甲斐田ゆきさん)と一騎打ち状態に。ゆりえはあまり気乗りしていなかったが、会長になったら書道部の部室を復活させてあげられると吹き込まれ、やる気に。そして迎えた演説の日。用意していた原稿でなく、ゆりえに対する素直な気持ちを語った光恵の演説もあり、ゆりえが当選。力を使って学校をがらりと変えてしまう。だが力の使い過ぎにより何日も眠ったままとなってしまい、受が繰上げ当選。短い天下となった。
 光恵ちゃんの演説にはホロリとさせられた!ギャグ面も良いし、おもしろかったー。特に、ビラで首相が推薦してるのに爆笑。ほんとに中学校の生徒会長選挙かコレ。
 受に言い返す祀の姿をかっこいーという感じで見てるみこちゃん(野中藍さん)に笑った。やはり妹のほうも少々感覚がズレているようだ。そしてみこに褒められて照れる祀が実に可愛い。祀ちゃんであのほっぺが見られるなんて!祀はほんとにみこが好きで、みこに褒められるのが一番嬉しいって感じだなあ。良い姉妹愛だ。


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