はっぴぃセブン 〜ざ・テレビまんが〜

1

七人の福娘

2

厄ばらい大決戦

3

笑う門には福来たる

4

男どき女どきプラモどき

5

苦あれば福あり

6

三人目の双子

7

禍転じて大覚醒

8

部活対抗歌合戦

9

芸は福をさずける

10

掟破りのらっきぃスリィ!

11

鬼の居ぬ間のウイ・ラブ・ユー

12

妖しき霊の星

13

終わりよければすべて良し


◎第1話:七人の福娘 (゚∀゚)

 脚本家の川崎ヒロユキさんが書いた小説が原作。あかほりさとるさんがプロデューサーで、トライネットが製作って不安になる要素が多いんですが、ラジオで聞いた話によると、アフレコ時にちゃんと絵があるくらいきっちり作りこんでいるらしいです。
 OPはLittle Non。なかなか良い曲ですな。EDもまずまず…なのは良いんだけど、バック絵がなんで美瑛なんだ?本編とも全然関係ないし、よく分かりません。
 キャラデザはどの女の子も可愛くて良い感じ。でも主人公がセーラームーンのうさぎみたいになってるせいで、どうしてもイロモノ的に見えてしまう。たまにちびキャラになるとこの演出は今時はもう古臭く感じるなあ。こういうのを見ると「あかほりはやっぱりもうダメか?」と思ってしまう。他、作画面は全般的に上々。
 ストーリー、迫守亜麻乃(稲村優奈さん)はとても運が悪いコ。だがそれは「マガツガミ」がついていたからだった。はっぴぃセブンとは、普段は学校で「開運研究会」として活動しているが、実は七福神の力を受け継ぎ、マガツガミを倒す者たちだった。亜麻乃ははっぴぃセブンに助けられ、秘密を守るために記憶を消されるが、なぜか思い出してしまう。
 というわけで、ほー、亜麻乃も変身して、"はっぴぃセブン最後の一人"になるのかと思ったら、あくまで一般人なのか。主役のようで主役でないって感じ?とはいえ何らかの力は持ってるんだろうけど、斬新でおもしろい。全体的には悪くないんだけど、あぁいかにもあかほりだなーというノリ。でも、らぶげよりは良いかな。最後のお便りコーナーには吹いたけど、進行役の徳田寧々(仲井絵里香さん)と益子美々(井上奈々子さん)は可愛いな。名前のつけ方も上手い。本編でももっと活躍しないかな。気軽に楽しめそうだし、声優陣も豪華なので継続します。

◎第2話:厄ばらい大決戦

 亜麻乃はマガツガミに狙われやすい模様。そんなわけで亜麻乃は開運研究会に入部し、共に行動していくことになった。
 1、2話セットで1エピソード完了という感じでした。キャラ紹介中心という感じだから仕方ないけど、ストーリー的には今ひとつ乗り切れない感じ。でもキャラ設定は魅力的ですな。特に変身すると性格が真逆に変わる北山たもん(千葉千恵巳さん)が良い。ていうか、千葉さんすごい演じ分けだなあ。変な語尾でしゃべるキャラがいたり、犬娘がいたり、やけにサービスシーンが多かったりと、オタク向け臭が強過ぎるのが少々気になるところ。

◎第3話:笑う門には福来たる

 亜麻乃には、赤き星の力を覚醒させる力があるので、狙われてるんだとか。で、開運研究会に40年間女性と付き合ったことがないという茶沢先生(藤田圭宣)が相談にやってくる。穢れがついているからそういうことになったそうだが、それを取り払うには先生に心から笑ってもらわないといけないらしい。というわけではっぴぃセブンの面々は手料理作ってあげたりマッサージしたりとかって、なんじゃそりゃ?もてないって相談に行って、その日にこんなサービスされても、憐れまれてるだけって感じがして余計ヤになりそうだけどなあ。
 人が幸せを感じると負のエネルギーがなくなるので穢れが出ていくんだとかで、先生がほわわーっとなってくれて成功。そしたらいきなりかつての教え子が出てきて、即プロポーズ、って早っ!なんじゃそりゃ。突っ込み所が多い回だったけど、まあ楽しんで見られた。

◎第4話:男どき女どきプラモどき

 今回のターゲットは美少年に見えて実は女の子な鮫島薫(笹島かほるさん)。穢れにより男化してしまった模様。祓うには女の子らしくするってことで、お菊(中原麻衣さん)とかわいい服を買いに。実はプラモ好きで模型同好会にいたが、親に止められたせいでそうなった。
 はっぴぃセブンの連中はみんな菊之介(福山潤さん)が好きなのか!なんだソレ。いきなりそんなこと言われても説得力ないなあ。唐突過ぎるし、今までもそれを思わせる描写が全然なかったし。まあみんなラヴなのはまだ良いとしても、抜け駆け禁止ルール設けてるとかは余計な設定な気がした。あと今回は全体的にギャグのテンポがいまいち。

◎第5話:苦あれば福あり

 神隠しがあったとかで、調査&お祭りに参加。パトロール中にフランクフルトのケチャップが菊之介の浴衣に着いてしまったので、染みを落としてくれると言う若菜(木村亜希子さん)の家へ。だが、若菜は出て行った夫に捨てられたくないとの想いから穢れが付き、他人から若さを吸い取ろうとしていたのだった。
 というわけで菊之介が人妻誘惑作戦に出るわけだが、失敗。このへんはおもしろかったが、どうせならもっと誘惑されちゃって亜麻乃たちがハラハラ、とかなっても楽しかったような。それから木村亜希子さんの演技が良いなあ、と思ってたら『ふたつのスピカ』の万里香役だったか!あれは良いキャラでした。

◎第6話:三人目の双子

 双子の寿みな、寿なみ(南央美さん)はいつも二人一緒で、アクセサリーもお揃いじゃないとダメ。だがなみは、鏡に映った人間に化けられるマガツガミ=鏡戯が化けたみなを見分けられなかった。それ以降、いつも仲良しの双子がギクシャク。人はそれぞれ違うからこそ分かりあえる、と菊之介に言われて仲直り。そしてまた現われ、双子に化ける鏡戯。だが今度はわずかな違いから見破れたのだった。
 みななみの双子は、ふだんのほわわ〜っとしているのよりも、怒ってつーんとなってるほうが可愛いと思ってしまった。あとは変身後の元気に跳ね回る姿ね。しかし鏡を元にしているという性質上、少しでも違うってなさそうなんだけど、結局どうして鏡戯が化けるのに失敗したのかはさっぱり分からず。こういうとこちゃんと描いて、しかも自分たちの力で打ち破ったとかじゃないと、爽快感がないよなあ。

◎第7話:禍転じて大覚醒

 菊之介に思いを寄せ、狙う黒闇天(井上喜久子さん)は学校に潜入。敵ということに気づかない亜麻乃と出会い、恋のおまじないを教えられる。おまじないを始めるが、あと1回というところで亜麻乃のせいで失敗。本性を現してはっぴぃセブンと対決。くりや(桑島法子さん)とお菊の合体攻撃が成功、菊之介がとどめをさそうとする。それを止めようとした亜麻乃の力が覚醒。九鬼友也(佐久間紅美さん)が現われて黒闇天を連れて帰った。
 思わずおまじないを始めちゃう黒闇天がラブコメしてて良い!でももっとちゃんと生徒に成りすましてほしかった。好き放題力使っちゃってて、全然潜んでねー!しかしみんな黒闇天のこと知ってるようだけど、アニメ本編で語られてないところでなにかあったってことなんだろうか。この作品はこういうおいてけぼりな感じになるところがどうも多いなあ。

◎第8話:部活対抗歌合戦

 部活対抗歌合戦に、はずみで亜麻乃が開運研究会代表として出ることに。やるからには優勝をと、お菊が特訓することになったが、歌わせてみるとものすごい音痴であることが判明。みんなも協力して本番まで猛特訓するも、音痴は直らなかった。だが、菊之介の前でだけは上手く歌える。そして迎えた本番。伝えたいという想いが大事だと気付いたお菊は、みんなで応援し、菊之介にも舞台袖から応援させ、亜麻乃のステージは成功。
 猩々(金田朋子さん)の特訓、体操服のまま屋根に登って犬になりきって遠吠えって、いったいどんなプレイなんですかソレはっ!いやもう可愛かったんですけどっ!フリフリなステージ衣装も素晴らしい。ボエ〜じゃなくなったのは良かったけど、決して上手くはないわなあ(笑) まあこういうちょっとへたっぴな歌はワタシ大好きなんではありますが!替え玉で出ようとしたお菊が巨大なかぶりもので登場したのにも爆笑。
 で、サブタイから言ってもっとはじけたギャグ回なのかと思ったら、キャラソン披露のサブストーリー的な回でした。それでオチは、次はうっかり漫才大会に出場することに…なのかと思ったら、次回のサブタイ見るとえっ、まさかほんとにやるの?本筋ちゃんと終わるのか。

◎第9話:芸は福をさずける

 サブタイ見て、前回のオチの続き(次は漫才大会に出場)なのかと心配したが、別の話だったようで安心した。
 亜麻乃は転んだときに打ってしまった頭を検査するため病院へ。そこで手品を披露しようするも失敗してしまう入院患者の幸治(岸尾大輔さん)と出会う。諦めかける幸治だが、みんなの前で手品を成功させるために開運研究会も協力。手品は成功し、幸治は幸せな気持ちに。そこへ主治医にとりついた穢れが出現。病気を治してやるからと幸治を誘い、とりつく。だが亜麻乃が力で守り、撃退。はっぴぃ7の正体を見られたから記憶を消さなければと言うメンバーに亜麻乃は反発。だが病院に行くと、幸治は既に帰らぬ人となっていた。悲しむ亜麻乃だが、母はみんなのおかげで幸せだったと言うのだった。
 穢れにもすがりたい病人の感情、母の想い、センチメンタルになりがちな亜麻乃など、よく描かれてて秀逸でした。今回だけのEDとなるLittle Nonの曲も、悲しげながらも美しいメロディーで、ストーリーによくマッチしてました。
 ただ、売りの一つらしい地域別の映像が今回は蛇足だった。お見舞いの品=雷おこわがそうだったらしいが、登場が唐突でわざとらし過ぎてむかついた。

◎第10話:掟破りのらっきぃスリィ!

 生徒会長=九鬼友也がはっぴぃセブンのことを調査しようと、学園内の部活を紹介するパンフレットの作成を提案。徳田寧々と益子美々が開運研究会の取材に当たることに。だが取材するのは菊之介ばかり。亜麻乃は寧々と美々が菊之介のことを好きになったのかも?とハラハラ。だがそれは亜麻乃のために調査してくれていたのだった。
 一方、今回のターゲットはマガツガミがついて何もかもが信じられなくなったというトモミ(藤田咲さん)。特ダネを狙った寧々と美々がマガツガミの前に飛び出しピンチ。助けようとした亜麻乃の力で、3人が「らっきぃスリィ」に転身してしまった。無事敵は撃退。だが寧々と美々の記憶は消されてしまった。
 3人組が変身したのには驚いたが、これはかなり良いな!キャラ付けが微妙なはっぴぃセブンよりも、こっちのほうがメインの作品が見たいくらいだ。それだけに記憶が消された=二度と転身しないということになってしまったのが激しく残念。こっちのほうがいいのになー。

◎第11話:鬼の居ぬ間のウイ・ラブ・ユー

 亜麻乃が風邪で学校を休んでいるので、はっぴぃセブンの面々はみんな菊之介に接近。このすきにと、ジャンケンで勝った2人が菊之介とデートできることに。勝ったのはくりやとたもん。他のメンバーが監視、尾行しているとは知らずに、ウィンドウショッピングして、菊之介の希望で遊園地=ハッピィランドへ。寧々、美々に話を聞いて亜麻乃もやってくる。菊之介がそこに来たがったのは、マガツガミの色魔がいるからだった。菊之介が転身して倒すが、くりや、たもんの菊之介へのキスを目撃した亜麻乃がショックで力発動。九鬼に亜麻乃の力を解放させるヒントを与えてしまった。
 発情期状態になったのは、みんなマガツガミがついたからなのだとばっかり思ってたら、ただの欲求不満かよ!みんなたまってたのかよ!皆さんエロいですね。そんなんで悶々としてるんなら、亜麻乃も淑女協定に引きずり込めばいいじゃん。あんな小娘にみんな何をそんな遠慮してるのかサッパリ分からないんですけど。笑われたから?ナニソレ。亜麻乃も亜麻乃だよなあ。恋のライバルがいただけでキレて、その存在も許さないのかよ。勝手な女だなあ。キス目撃で秘密解禁かと思ったのに、マガツガミのせいにしてごまかす展開にもガッカリ。なんかこれじゃ女の子キャラがいっぱいいる意味がないよなあ。
 で、はっぴぃステーションは今回で終了。残り2回でシリアス展開でラストかな?すごく早い感じがするなあ。

◎第12話:妖しき霊の星

 夏休み前に菊之介に告白すると言う亜麻乃。淑女協定に引き入れようとするが、亜麻乃にショックを与えると何が起こるか分からないからとくりやは反対。そんな中、菊之介に会いに行った亜麻乃の前にいたのは九鬼。九鬼は亜麻乃に、はっぴぃセブンのメンバーはみんな菊之介のことが好きだという事実を伝え、淑女協定を見せた。誰も真実を伝えてくれなかったとショックを受け、亜麻乃は蒼き星の力を発動させてしまった。
 恋のライバルがいたからってそこまでショックを受けんでも…と思ったが、なるほどそうか。自分だけ浮かれてたのに、周りはそんな自分を見てせせら笑ってたのかも?と思うと確かにショックだなあ。まあそれにしても、今までだって他の女が先輩に好意を持つことを容認しない発言があったんだから。亜麻乃が自分勝手な考えで一人で騒いで、理性を保つことができずにショックを受けて、余計な力を発動しちゃったわけだよなあ。そこがどうも。それにしても亜麻乃は死んじゃったのか?なんかすごく唐突な感じ。

◎第13話:終わりよければすべて良し (´・ω・`)

 蒼き星の力が発動し、亜麻乃は巨大な兵器と一体化してしまった。この力を奪おうとした黒闇天とはっぴぃセブンでバトル。そんな中明かされる蒼き星の力の正体。それは、かつての恒星間戦争で作られた最終兵器であった。封印のため、亜麻乃の先祖にシステムの始動回路を仕込み、代々受け継がれてきた模様。このシステムを止めるにははっぴぃセブンの力だけでは足りないので、菊之介は黒闇天にも協力を呼びかける。亜麻乃の死にショックを受けた黒闇天も協力。システムを止めることが出来、亜麻乃も生き返った。
 な、なんだこの展開は。確かに第1話でもなんか星が地球に飛んできたような描写が合ったけど、それにしても恒星間戦争って!これまでの和と現代学園モノをミックスしたような世界観とか、九鬼との対立構造とか全部パーじゃないか。宇宙人もなんか勝手に兵器捨てといて、間に合わないからそっちで何とかしてくれって感じで酷すぎる。しかも先走って自らの力を送り切った猩々は犬だけに犬死かよ。死んでないけど。なんともグダグダな結末になってしまったなあ。

 というわけで、トンデモな展開で迎えた最終回なわけですが、全体的に微妙な作品だったなあ。作画はけっこう良かったし、すべり気味のギャグもそれなりに楽しめた。でもキャラ描写が足らずに、最後まではっぴぃセブンのメンバーを把握し切れなかったし、ストーリーの練りももう一歩。ラブコメ要素投げっぱなしでぶっ飛んだ結末も良いとは言えなかった。やっぱりこれがあかほりさとるなんだろうか…。終盤の展開で評価下げました。


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