月詠 -MOON PHASE-

1

おにいさま、私のシモベになりなさい♥

2

御主人様とお呼びなさい♥

3

おにいさま、私といっしょに暮らしてくださいね♥

4

おにいさま、…キスしたくなっちゃった♥

5

おにいさま、ふるふるふるむーん♥

6

おにいさまと京都で…うふ♥わくわく♥

7

…だって欲しかったんだもん♥

8

母様がきてくれた!うれしい♥

9

おにいさま、私を夢から助けて…おねがい

10

ゆるさない…初めてのシモベのくせに

11

おにいさま、安静にしてなきゃダメ♥

12

ゆるせないの、あいつだけは…!

13

おにいさま、みんなで伯爵を倒しましょうね♥


14

おにいさまといっしょに…お散歩したいです♥

15

おにいさま、"せきにん"とってくださいね♥

16

おにいさま、どうしてもふるふる堂のネコミミ饅頭じゃなくちゃだめなんです♥

17

おにいさま、なんでこんなことになるわけ!?

18

ヤッホー♥ハイホー♥ 今、会いに行きますね♥

19

お山の日 湯けむりのサル ねこのヒゲ♥…で、あんたたち誰?

20

おじいさま、どーしてそんな格好してるんですか?

21

おにいさま、それってどこの地方の手まり唄?

22

おにいさま、そんな人だったんですか!?

23

おにいさま、わたしってそんなにヘンですか?

24

サヨナラ、おにいさま……私、ホントに帰っちゃうよ?帰っちゃうよ?

25

おにいさま、最終回だそうですよ♥ ずっと私のシモベでいてくださいね♥♥♥


◎第1話:おにいさま、私のシモベになりなさい♥ (´・ω・`)

 「COMIC GUM」連載作品。序盤は重そうな絵でスタート。あれ、ゴシックホラーなの?なんか聞いてた話と違う…
 と思ったら巷でウワサのOP「Neko Mimi Mode」。うひょー!葉月役の斎藤千和さんのお声がたまらなくソソル!しかし、前評判をやたら聞いていて、あまりに期待が大きかったせいでしょうか、衝撃はなかったし、あまり激しくは来ませんでした。これは悲しむべきことなのか。さすがに頭に残るけど、曲自体はまあまあってとこかな。バック絵は曲にあわせて可愛い感じで良いデキ。キャラデザも可愛いんだが、微妙にヘタウマっぽい感じがする。
 しかし千和さんはこういう声もあるのかー。ウムこれもまた良い。でもキャラ付けも声もアニタタンのほうが好き。
 でストーリー。幽霊の噂があるドイツのお城を訪ねた耕平(神谷浩史さん)は城内で葉月と出会う。「お兄様」と言って耕平に迫る葉月。正体はヴァンパイアで、耕平の精気を吸い取ろうとしてる模様。
 演出、映像効果はおもしろい。特に終盤の緊迫感、スピード感は良かった。美術も良いし、クオリティは高いが、なんか全体的に暗そうだなあ。でもOPで他のキャラのバリエーションを見ると、このホラー調でずっと進むとは考えにくい。サブタイに「シモベ」とかあるし、舞台を耕平の住む街にでも移して、ドタバタ目のご主人様−しもべモノになるのかな?つーかそうなってほしいんですが。某異性人交換留学生モノなんかとは違って、主従が逆なのは斬新だ。
 うーん、まだどう転ぶか見えてないので判別できません。ちょっと様子見。それにしてもだよ?千和さんの声はかわいいな、オイ!特に葉月の泣き声なんてよりアニタ声になっててもう死ぬかと思ったよ!しかしなんでネコ耳なんだ。さっぱりわからん。
 でEDはなんかフレンチポップみたい…と思ったら歌詞はフランス語のようだし、その路線狙いだったか。分かりやすいなー。好きなジャンルではないんだが、作品の雰囲気には合っているので、まあ良いんじゃないでしょうか。

◎第2話:御主人様とお呼びなさい♥

 放送時間のズレのため完全ロスト_| ̄|○ 次回見て話分かるだろうか…

◎第3話:おにいさま、私といっしょに暮らしてくださいね♥ (゚∀゚)

 おや、OP絵がちょっと変わってる?"カメ"の絵がないような。冒頭、葉月が日本に来るところから始まって、Aパートではもう既に一緒に暮らしてる。よかった、一話抜けてても何とかなりそうだ。
 で、本来ヴァンパイアに噛まれたら下僕になるはずが、耕平は鈍感なので効かない。怒り声の千和さんの声はやっぱりイイにゃあ…。耕平を下僕にしようとしたのは、母親探しのためらしい。深夜のドライブでかつての家に探しに行くと、幻状態の母=清音(天野由梨さん)と出会う。いやもう、声がムチャクチャ良いのは当然として、トランクに押し込まれてるとことか、温泉入ってるとことか、もう葉月タンかわいいわ!

◎第4話:おにいさま、…キスしたくなっちゃった♥

 ヴァンパイアは満月になると血が吸いたくなる=キスしたくなるということらしい。そのタイミングで何かを狙う新キャラの金髪メガネお姉さん=エルフリーデ(かかずゆみさん)。
 しかし猫耳はじいさんの趣味だったのかー!グッジョブ!で、店(骨董屋?)の手伝いをしつつ居候することになったのだが、色仕掛けで接客しているところはもちろん良いのだが、やはり真骨頂は怒り声ですな!耕平とぎゃーぎゃーやってるところの声はもうたまらんなあ!耕平との関係も、悪いお兄さんから葉月を守ろうとしたことで見直した模様。月明かりの下、ぶっ倒れた耕平をひざ枕しているシーンは、非常に良かった。

◎第5話:おにいさま、ふるふるふるむーん♥

 エルフリーデさんは葉月を迎えに来たらしい。逃げ回るときの葉月タンがかわいいなあ、モウ!声も良いし、街灯に登ったり、くるくる回って「ふるふるふるむーん」とかって!やっぱり千和さんサイコー。でおんぶされて帰るところの耕平とのやりとりがなんとも言えず微笑ましくてかわいい。
 後半も絶好調でおみやげの中に下着があって恥ずかしがるところとか、エルフリーデにデレデレの耕平にやきもちっ娘になるとことか、もうこれでもかとツボをビシバシと。ヤベエなあオイ!
 そんな萌えシーンばかりでなく、ラストには耕平がアマラーミア(ヴァンパイアの恋人)かもというエルフリーデの独白が。耕平が特殊な人間だというのは分かっていたが、一体どういうのなんだろう。やっぱり重い話になっていくんだろうか。

◎第6話:おにいさまと京都で…うふ♥わくわく♥

 本家に行くためみんなで京都へ。そしたら双子の光ちゃん(門脇舞さん)と薫ちゃん(松来未祐さん)が。光は成児の婚約者で、薫が耕平の婚約者らしい。婚約者と聞いてやきもちっ娘になる葉月ちゃんに萌えまくった。
 京都でも現れたエルフリーデに誘われて出てきた耕平についてくるところもまたイイ。

◎第7話:…だって欲しかったんだもん♥

 ひろみお姉さま(根谷美智子さん)が葉月のために服を持ってきてくれて、コスプレショー。いや、スゲーかわいかったし、嬉しかったよ?嬉しかったともさ!でも強引過ぎる視聴者サービスへの持って行き方といい、こういうシチュエーションではありえないコス(ブルマ+体操服とか猫娘コスとか)ばっかりで、なんかもうここまでやられちゃうと苦笑するしかないという感じが。
 で葉月のおねだりはエスカレート。邪眼を使ってひろみにベッドまで買わせちゃうが、耕平は、邪眼は使うなと怒って葉月を叩いちゃう。このときの言い争いシーンの両者の口のアップ、表現としては悪くないんだが、なんとなく好きじゃないなあ。素直に表情で見せてほしかった。葉月は邪眼を使わないと自分は何もできないと落ち込むが、ひろみに打ち明けて一歩前進。葉月の成長や、周囲に溶け込んでいく様を描いた点では重要だが、話としてはちょっとストーリーが見えにくくてイマイチかな。まあ葉月タンがかわいかったのでそれを楽しむ回ということで。特に、作っておいたおにぎりを耕平に差し出すとことか、京都みやげのお礼を言ってるとことかムチャクチャかわいい。
 おや、EDが変わった。曲はなかなか良い。

◎第8話:母様がきてくれた!うれしい♥

 屋根に登ってた葉月が母の姿を発見。行ってみたら、ワナだった。葉月は捕らえられ、眠らされてしまう。
 ありゃ?一話抜けた?と思うほど唐突な展開と説明不足気味な描写。逆に抜けないでちゃんと見てるのが分かって驚いたくらい。この作品、葉月がかわいいのはいいんだが、ストーリーの主軸部分はいまひとつだな。

◎第9話:おにいさま、私を夢から助けて…おねがい

 OPが「月詠モード」に変わった。が、今回だけらしい。葉月は母様の夢を見させられ、ルナとして覚醒した模様。伯爵に操られて耕平を攻撃してしまう。
 耕平から噴き出た血が黒いのはやっぱり違和感があるなあ。真っ黒になった手を見た葉月がパニックになってても、ハァ?とかなっちゃう。はっきりした描写を避けている作品だなーとは思っていたが、これもやっぱりテレ東規制なんだろうか。どうせ深夜枠なんだから赤くしてほしかったよ…

◎第10話:ゆるさない…初めてのシモベのくせに

 耕平が重体で手術。操られてやってたのに他から責められ、何もできなくて自分も責め。
 回想シーンが多過ぎるのは気になったが、葉月の必死さや耕平への想いはよく伝わってきた。それにしても「お城で捨てたはず」の何があったんだって?全体的に画面が暗過ぎてよく分からなかった。

◎第11話:おにいさま、安静にしてなきゃダメ♥

 耕平が退院して、葉月と光&薫姉妹が対抗心むき出し。
 婚約者である薫本人よりも姉の光のほうが敵意あらわなのがおもしろい。

◎第12話:ゆるせないの、あいつだけは…! ヽ(`Д´)ノ

 最終決戦のためキンケルの屋敷へ。そこにはしもべにされたひろみまでが。
 少なくとも今クール最大の見せ場のはずのキンケルとの戦闘シーンがグダグダでがっかり。不必要にアップのカットが多くて肝心なところが映らず、何が起こってるのかサッパリ分からない。動きも少ない、それどころか止め絵も多くて、まったく迫力がない。これまでもこの作品は一風変わったカットや配色が特徴的だったが、ギリギリ「斬新」と言えるレベルだった。が、今回に関しては(実際の意図はどうであれ)手抜き、時間不足をごまかしたとしか感じられない。「意欲的な挑戦」と好意的に見たとしても、大失敗だ。今回で大いに盛り下がりました。

◎第13話:おにいさま、みんなで伯爵を倒しましょうね♥

 キンケルとの戦闘の続き。キンケルは太陽の光の下でも大丈夫なデイウォーカーだった。ほう、そんなヴァンパイアってあり得るものなんだ。知らなかった。一時休戦で作戦を練る猶予が。このあたりの会話は葉月が耕平を思う気持ちがよく出てて良かった。
 で戦闘再開。全員のコンビプレイがなかなかかっこよかったが、失敗。ここでキンケルを倒せてたらスッキリと気持ちよかったんだけどなあ。キンケルとのバトルにのめり込めないでいるせいか、だらだらと繰り返し絶望感を味わわされる最近の流れはどうにも苦痛でしょうがない。終盤に葉月の決死の突撃でキンケルを倒したが、やっとか、という感じが強過ぎてどうにも爽快感がなかった感じ。
 葉月が一瞬でも陽の下に出たから、悲劇的展開というか、怪我したりなんらかの影響が出て、障害により耕平との絆がさらに深まって…!となるのかと思ったら、平気そうなので驚いた。葉月もデイウォーカーってこと?

◎第14話:おにいさまといっしょに…お散歩したいです♥

 あ、OPがまた月詠モードだ。ということで、キンケル倒した後のある日、ルナが出てきた。
 ルナは完璧なデイウォーカーで、常に昼間外を出歩けるとか。便利だけどそれってバンパイアっぽくないなあ。その力を狙って他の者が襲ってくるかもしれないということで、戦いの前の平和な日々ということですか。
 それにしても一部の背景、モブがきちんと描かれていなかったが、これはやっぱり時間がないからなのだろうか。演出でわざとやったにしてはあまり効果がない気がするんだけど。

◎第15話:おにいさま、"せきにん"とってくださいね♥ (´・ω・`)

 新たなしもべを探しに行けとエルフリーデに言われ、夜の公園へ。
 これはルナと耕平をくっつけようというエルフリーデの策略なんだろうか?よくわからんが、ともかくラブコメ的シーンがあったのは良かった。その後葉月に戻ったが、やっぱり葉月のほうがいいなあ。今回の意地張ってるとこがまた良かった。少々評価戻し。

◎第16話:おにいさま、どうしてもふるふる堂のネコミミ饅頭じゃなくちゃだめなんです♥

 ネコミミ饅頭がカラスに食べられたーと饅頭買いにドライブ。なんか唐突な話だな。敵が攻めてくるから、嵐の前の静けさで平和な日常を描いたということか。情景描写が美しくて良かったが、ファンサービス回って感じだったなあ。それにしたってあのコスプレ撮影会はやり過ぎな感じがしたけど。

◎第17話:おにいさま、なんでこんなことになるわけ!?

 エルフリーデとキンケルの過去の話が語られた。葉月のために自分も力がほしいと言う耕平。新たな敵の襲撃。
 というわけでシリアスな展開再びだが、竜平(麦人さん)とエルフリーデが家と一緒に燃えてしまうのには驚いた。ほんとに死んじゃったのかな?ちょっとドキドキ。

◎第18話:ヤッホー♥ハイホー♥ 今、会いに行きますね♥

 京都に逃げてもう8ヶ月も経ったらしい。双子もこっちにいるようで、これからも光と葉月のバトルが見られるのかと思うと楽しみ。耕平は一人山に篭って修行中。力が使えるようになった耕平はなかなかかっこよかった。で、新たな敵=アルト(石毛佐和さん)も登場。ヨサゲなキャラだ。

◎第19話:お山の日 湯けむりのサル ねこのヒゲ♥…で、あんたたち誰?

 耕平と葉月の絆はすっかり深くなった模様。婚約者である薫ちゃんが対抗してネコミミでアピール。ウホッ!良いネコミミ!薫ちゃんまでがキスじゃなくて血を吸ってるのには笑った。
 一方新たな敵が近づいてきた。温泉シーンはなかなかエロくて良かったです。

◎第20話:おじいさま、どーしてそんな格好してるんですか?

 サブタイが示すとおり、竜平は死んでなかった模様。ということはエルフリーデもかな?成児も登場。で、敵と戦闘開始して阻もうとするが、耕平はアルトに血を吸われてしまう。
 冒頭、なんか画面の左上に黒いのがあるなと思ってたら…、なんだそれ?これまでのコントのセット的構図、タライに加え、テレビのセットで撮影している風な感じにマイクやライトっぽいのが庭にある。これはなんだ?笑わせようとしているのか?何が言いたいのか、というより必要がある/するべき描写なのかサッパリ分からん。
 で今回からED絵が変わった。動きもあるし、曲にも合ってて、こっちのほうが断然良い。というかもしかして、今頃やっとできたのか?もう20話目だしそれはないか。

◎第21話:おにいさま、それってどこの地方の手まり唄?

 パルガス(西前忠久さん)と葉月&光のバトルの続き。アルトに遊ばれてた耕平が合流→葉月を守ろうと力を発揮して防いだりするものの、ジェダ(矢薙直樹さん)に光が捕まってしまう。
 パルガスの描写は気持ち悪いし、アルトの影を操る攻撃は怖いんだけど、なんかバトルが全体的に現実味がないというか、乗り切れない。またもや肝心なシーンが映されなくてなんだかよく分からなかったり、捕まった葉月がそのまま体を回転というか持ち上げてバルガスを蹴って脱出するのがリアリティがなかったりしたせいかもしれない。だって葉月がそんな武闘家みたいな芸当ができるんなら、そもそもバルガスに捕まんないんじゃないか。
 でもアルトが赤い月をバックに見下ろすように立つシーンは、構図も良く非常に美しくて良かった。

◎第22話:おにいさま、そんな人だったんですか!?

 耕平は実は浄眼の持ち主であるが、その力を封印されていたという。敵と戦うためにその封印を解いてもらい、妖魔が見えるようになった。葉月と耕平はしばらく会うことを禁じられるが、会ってしまう。だが、浄眼を通して見ると葉月が化け物に見えるらしく、耕平は葉月を恐れて悲鳴を上げるのだった。
 障子越しの葉月と耕平の会話がなんとも甘甘。耕平に気付いてもらえて嬉しくてネコミミをぴくっと動かす葉月がなんともかわいらしく。でもそれだけに、そのあとの展開は衝撃であり、なんとも悲劇的だった。使い回し多様の妙なギャグは気に入らなかったが、こういう暗い展開は良いデキですな。

◎第23話:おにいさま、わたしってそんなにヘンですか?

 浄眼の力で真実=真の恐ろしさを知ってしまった耕平。尋常じゃないほど葉月を恐れる。
 あまりに叫んでばっかりだから、恐怖のあまり頭がおかしくなっちゃったのかと思った。しかしこれは悲劇的な展開だなあ。成児は嫉妬ゆえかとりつかれておかしくなっちゃったし、先の展開が気になるところ。…とこのようにせっかくシリアス方向で話が盛り上がってるのに、相変わらず上から落ちて来るタライが非常に余計だと思った。この演出は最後まで馴染めなかったなあ。アルト側を描写するときもスポット使ったり舞台的な演出は斬新ではあるが、なんだかよく分からなくてなあ。だからなんかいまいち盛り上がれないんですが。

◎第24話:サヨナラ、おにいさま……私、ホントに帰っちゃうよ?帰っちゃうよ?

 城に戻った葉月。覚悟を決めてネコミミを捨てるが、弥生、ハイジ、光が助けに来た。エルフリーデ、竜平も姿を見せ、最終決戦。頼りにしていたバルガスがやられた後のアルスはなかなかよかった。
 それにしても絵が動かねぇなぁ。戦闘でもそんな状況だから何が起こってるかよく分からないというか、あんまり盛り上がらない感じ。そんな感じで山場もなくあっさりとバルガス、ジェダがやられちゃうし。うーん、TVアニメである以上、多少の手抜きがあるのは仕方ないかもしれないが、この作品は抜くところを間違えてるんじゃないか。

◎第25話:おにいさま、最終回だそうですよ♥ ずっと私のシモベでいてくださいね♥♥♥

 いきなり「完」で戦闘終了。なんだそりゃー。後日談をやるなら「第26話」でやるべきじゃないのか。
 で、戦いが終わって平和な日々。店は元通り、耕平と葉月、竜平とエルフリーデは仲睦まじく、行方不明のアルトも見つかり、徐々に耕平たちに心を開いていく。今後もバンパイアが襲ってくるだろうが、耕平はもう大丈夫、葉月を守っていける…と大団円でした。唐突にこの状況に来たように見えるのはマイナスだけど、まとめ方は良いと思う。心を閉ざすアルトの言葉は秀逸だし、耕平がアルトを後ろから抱き上げるシーンは、抱き上げ方に耕平の思いやる心が現れてたし、そのときのアルトの表情はアルトの純粋な心、子供らしいところがよく表現されていた。
 が、今回も連発のドリフコント風タライが、せっかくのしっとりしたシーンを台無しにしているようで残念。全体的にギャグ風味が強過ぎる。ラストの、「8時だよ!」のようにセットが回転してひろみがアイドルみたいな格好して歌おうとするところは笑ってしまったが。

 とういわけで最終回ですが、今のワタシの気持ちを正直に言えば「あー、結局最後まで見ちゃったよorz」。
 そりゃ良いところもありましたよ?1クール目のバトルまでの流れは良かったし、ゴシック風の重厚な雰囲気も斬新。葉月のキャラはかわいかったし、サブキャラ、特に光&薫も魅力的なキャラでした。
 でも2クール目からパワーダウンした感じ。ラスボス的魅力に溢れてたキンケルに比べると、2クール目の敵はどうにもキャラが弱い。アルトの存在は必要だろうけど、「その上」の存在が必要だった。本来のラスボスであるはずの御館様がとうとう出てこなかったってのはどういうことだ。これではどうにも尻すぼみ。しかも見せ場になるはずのバトルが手を抜きまくりで迫力、緊迫感がまったくなし。2クール目はないほうが良かったくらい。
 それから、あのドリフコント風の演出がとうとう馴染めなかった。多少ある分には演出的に良いんだろうが、乱発し過ぎ。特に終盤は見ててウンザリするほど出てくるし、このおかげでせっかくのシリアスなシーン、重要なシーンが台無しになっているようにしか見えなかった。
 それに…まあ普段そういう路線の感想ばかり書いているワタシがいうのもナニだけど、「葉月萌え」要素に強く振り過ぎていたのも問題であろう。露骨過ぎたし、意味のないコスプレとかが鼻について、うまいことやれば広いファン層を獲得できそうな作品だったのが、極めて狭い層向けの、単なるオタクアニメになってしまった。
 というわけで、せっかく素材は良いのに、調味料を入れ過ぎて味が変わってしまった、ギトギトになってしまった、という感じがして非常に残念。


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