モンキーターンV

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いつオレが、女子のおしりを…!

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競艇なんか…

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レースをしてえっ!

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ボートってこんなに!?

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いよいよ復帰戦!

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うねりを越えろ!

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これでアイツと並んだ!

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本気(マジ)にさせてやる!

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ぜんぜん、うれしくないんや

10

いよいよオーシャンカップだぜ

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女子でこんなに強い人いたんだ!

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今からやる!

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おまえだけには勝たせねえ!

14

約束は守らないとな!

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おまえがガンバるからだ。

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山は高いほうが登りがいがあるぜ!

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いっしょに優勝戦乗ろうぜ!

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左手の傷が…!

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まだこれからさ

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100%じゃないけれど

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あなたに勝つ!!

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燃えてきましたよ

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今回はムリですか?

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プレッシャー…!?

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これが賞金王!


◎第1話:いつオレが、女子のおしりを…! (゚∀゚)

 まずはOP、前OPと同じ路線だなあ。悪くはない。ED、うわなんか古めの曲調だなあ。悪くはないけどちょっとなー。バック絵のラスト、2隻のボートで「V」の字を描かせている(?)演出に笑った。かっこわりー(誉め言葉)
 しかし1話目からすごいタイトルだな(笑) 波多野はケガしちゃって大変なことに。で、新人レーサーが登場。光瀬さんです。おお、南央美さんですか!よく合ってる!「胸ないッス!」のセリフが非常によろしかった。
 あ、もちろん継続視聴ってことで。

◎第2話:競艇なんか…

 ケガして入院、ナーバスになる波多野。うわー、ほんとに痛そう。次回が波乱になりそうで楽しみ。

◎第3話:レースをしてえっ!

 同期のレーサーが波多野の見舞いに来た。同期、特に洞口の活躍を目の当たりにし、波多野は復帰を決意。
 ここで優子タンと澄が遭遇ー!修羅場かー?!と思ったけどまだ何も起こらず。ちぇ。つーか澄はまだ余裕だな。すっかり女房感覚だ。でも「かわいい子が〜」とからかいつつも、カマかけてさぐる姿がなんか良い。
 で、洞口クンと優子タンがデート。ムッハー!ここの私服優子タンはイイな!それにしてもドライブに使う車がスーパー7ってのに笑った。そりゃ注目されるわ!(笑)

◎第4話:ボートってこんなに!?

 厳しいリハビリが続く波多野。いいねえ、この頃の波多野は真剣でまっすぐで…
 そこへ青島さんがお見舞いに。修羅場かー!?と一瞬期待したが、事態はまだそこまで深刻化してません。澄ちゃんも余裕があります。でも波多野−青島さんの競艇話についていけなくてつまんなそうな澄ちゃんは良かった。
 で、すこし回復して帰京して古池さんと再会。師弟共に涙を流すシーンは師弟愛が感じられて感動した。

◎第5話:いよいよ復帰戦!

 タイトル通りいよいよ復帰。復帰祝いで澄ちゃんから新ヘルメットをもらう。
 澄ちゃん…なんていいコなんだぃキミは…・゚・(ノД`)・゚・
 このときのことを忘れるとは波多野めクソがっ。洞口クン、澄ちゃんを幸せにしてあげてください。

◎第6話:うねりを越えろ!

 怪我したときと同じ福岡で、しかも原因になったうねりを越えるターンで復帰後初勝利を目指す波多野。波多野にムチャをさせないために正攻法で勝って見せようとする青島さんだが、結果的に波多野を焚きつけることに。
 悔しいけど、良いパートナーって感じに描写されてるなあ、まったくよう。優勝の祝福に来た青島さんに抱きつくんじゃないかとヒヤヒヤしてしまいましたよ?それをやったらホントただじゃおかないところだった。

◎第7話:これでアイツと並んだ!

 洞口クンSG初優勝。青島さんからお祝いメールをもらってポッと喜ぶのが哀れ・゚・(ノД`)・゚・ ほんに魔性の女よ…
 一方波多野氏は蒲生さんと出会う。キャー!ステキ!声も松本保典さんで実にイイ感じ。今後の活躍に大・期・待!

◎第8話:本気(マジ)にさせてやる!

 波多野氏、丸亀で蒲生サンと対決。で、整備士を説得するときの波多野氏のセリフ「嘘つけない性分」…
 (゚д゚)、ペッ! なにアレかィ?「どっちも好き」ってぇ気持ちに対してもウソつけないってコトですかぃ
 まあ相変わらず蒲生サンはカコイイので今回は満足。

◎第9話:ぜんぜん、うれしくないんや

 波多野のエンストで蒲生さん勝利。治まらない蒲生さんはSG挑戦を決意。とりあえず、ビバ!蒲生サン!
 オフになった波多野と澄ちゃんは仲良くデート。ムッキー!この浮気もんが!(まだしてません)
 一方、みんな集まってSG観戦のペラ小屋では気になるカップリングッ!亜紀サンと和久井さんがアヤシイよ!和久井さんに怒られてムッとなってるよ!くっはー!こういうのタマランなあ!そしてですな、「私、あの人キライよ」!キター!(*゚∀゚)=3 もっと!もっとこの2人を見せてください!!

◎第10話:いよいよオーシャンカップだぜ

 前回からアヤシイ感じになっていた和久井さんと亜紀さんがなんだか良い感じに。和久井さんをちょっと見直したって感じのときとか、料理のお礼言われてホッとしたときの亜紀さんの表情、演技が実に良い。ラストでは、和久井さんが弱みを吐露するシーンまであっちゃったりして!イイですネ、この2人にはがんばってほしいです。
 一方、洞口クンは青島さんにプロポーズ。いきなりプロポーズキター!何度もリフレインとか足バタバタとかに思わずときめきそうになったが、寸前で踏みとどまった。そういえばこの時点でも波多野ラヴに傾いてたのね。ケッ

◎第11話:女子でこんなに強い人いたんだ!

 しかしこのサブタイトルのセンスのなさはどうなのか。で、蒲生サンがいいこと言った!クッピーを見てる波多野に「女子選手には目がない」!まったくその通りだ!さすが蒲生サン!しかも本人、クッピーを準優出させたいとかって「俺はどうすれば」とか言ってる。アフォか。自分の心配しろや。
 そんな感じで波多野は相変わらずのクサレっぷりを披露してくれたわけですが、それをおいても今回のレースシーンは、迫力があって素晴らしかった。

◎第12話:今からやる!

 準優戦で、蒲生サンの過去のトラウマが判明。
 そんなことよりも、古池さんの家でレースを見守る和久井だんに注目!亜紀さんとなんだか良い感じになってるよー?!お茶出しているあたりの描写がなんかこう近づきたくても近づけない二人の関係を良く表しているようで秀逸でした。つか、しっかり2人の間に座って邪魔してる古池さん!わざとだったら萌え。

◎第13話:おまえだけには勝たせねえ!

 優勝戦。青島さんへのプロポーズのためになんとしても優勝したい洞口クンはクッピーにダンプ!これでみんなに非難を浴び、さらには青島さんにもフられてしまうのでした。
 あくまで勝利を狙う姿勢とか、レースへの考え方はいちいちもっともというか、とても合理的で、競技者たるものこれも十分アリなんじゃないかなーとか思ったり。わざと頭狙ったわけじゃないんだし。結局、心の中でどう思ってようと外面良くしてれば丸く収まったかもしれないわけで、洞口クンが融通利かないのが悪いのか。でも寛容なところをまったく見せないクッピーもちょっと大人気ないと思った。
 まあなんにしてもだ、大して付き合ってもいないのに突然プロポーズしたんじゃそらうまくいかないよなあ…。

◎第14話:約束は守らないとな!

 純がSG勝負賭け。波多野は「お前には負ける気がしない、負けたら全裸水神祭」と煽ってメゲてる純を奮起させる。ストーリー自体はキレイにまとまってて悪くなかったんじゃないかと。
 で、今回からEDが変更。今度のは曲自体は別にーという感じだが、前のよりはマシかな。バック絵はきれいで良。

◎第15話:おまえがガンバるからだ。

 波多野が青島さんを落としにかっかったーッ!「がんばるやつだからだ」発言を選択することにより、青島ルート確定か?青島さんはすっかりハマって赤くなったりしてるしー!もうダメだこの2人。
 一方、僕らの洞口クンは青島さんが波多野ペラで駆ったことを聞きつけ、大激怒ー!逆上のあまり鬼の形相で厳しいレースをしております!キャー!ステキ!

◎第16話:山は高いほうが登りがいがあるぜ!

 キレた洞口クン、フライングー!僕らの洞口クンを陥れた榎木さんもなかなかカコイイと思った。

◎第17話:いっしょに優勝戦乗ろうぜ!

 ダービー予選、準優勝戦前の情景。今回はなんか作画がひどかった。カットによって「別人?」というくらいに顔が崩れていたのがなんとも。スタート直前は三船の回想で本栖時代が。すると当然そこには書き下ろしで小林さんががががが!演ずるのは豊嶋真千子さんっ!ガハー!いいよいいよ!もっと出して小林さんを!

◎第18話:左手の傷が…!

 準優勝戦の模様。まさかの三連続ツケマイでクッピーを撃破。
 ありさちゃんてるてる坊主やパンダかっぱ等々、ありさちゃんがイイ味出してた。そんなありさちゃんにサラッと毒舌を浴びせる澄。2人の仲の良さが出てて良かった。

◎第19話:まだこれからさ

 優勝戦。榎木さんと蒲生サンの熱き闘い!…と燃えてたらクソ波多野が"Vモンキー"で優勝して水差しやがった!
 うむぅ、主人公だからって波多野強過ぎ。蒲生サンに勝ってほしかったなあ…

◎第20話:100%じゃないけれど

 我らが蒲生サンが早速Vモンキーの弱点をハッケーン!榎木さんと2人で波多野を撃破!
 このレースはまさに胸のすく思いだったのだが、なんかイマイチVモンキーの弱点を把握しきれず。差してくる艇があるとダメってのはなんとなく分かったが、「一着争いのときのみ」ダメなのはなんでだっけ?ストレートで真横に他の艇にピッタリつけられてもダメっぽいし。うーん、このあたりは連載で読んだんだけど忘れた…。追っかけで読んでるコミックスで補完しよう。

◎第21話:あなたに勝つ!!

 洞口クン対青島さんの対決は洞口クンの睨みに青島さん負け。眼力で勝てるとは洞口クンは超一級のプロですな。
 さて、勝つためには何でもするという洞口クンの姿勢に批判的な青島さん(波多野も)、そして完全に洞口=悪者な描写ですが。勝負をする者である以上、洞口の考え方は概ね正しいとワタシは思う。ましてやお客さんのお金がかかるこの世界では。というかこのシチュエーションでこんなこと言うようでは、本人も自覚しているとおり負け犬の遠吠えだし、とにかく考え方が甘い。だって洞口は悪いこと(=ルールに反する行為)をしてないわけだし、「ヒール」呼ばわりされるほどスレスレなわけではないのだから。ワタシは徹底的に「真剣勝負」の熱い競艇こそが見たい。

◎第22話:燃えてきましたよ

 時間変更を忘れてて、Bパートをほとんどロスト。スタート直前で切れるとはなー
 競艇王チャレンジカップの準優勝戦→優勝戦。なんかいきなりSGに入った印象がありますが、このへんスパスパ飛ばされてる?レースシーンの映像は非常に良い。さすがにアップになるとゲーム画面みたいな感じがするが、引き画像の美しさは相変わらず素晴らしい。ほんとのTV中継みたいだった。

◎第23話:今回はムリですか?

 賞金王決定戦のトライアル。
 原作にないイベントがいろいろあって楽しかった。コミックスは独白でバンバン話を進めてもOKだけど、アニメはなるべく会話で進めたほうがいいということか。特に原作に出ていない潮崎さんを出して、岡泉さんとの会話で詳細を説明させるという手法は非常に興味深い。
 あとオリジナルイベントとして、澄のラブラブ横断幕。『V』はこの賞金王で終わるようだし、原作のドロドロ愛憎劇はすっぱりカットして2人を幸せのまま終わらせるための伏線?

◎第24話:プレッシャー…!?

 賞金王決定戦トライアルの勝負駆け。
 洞口くんがプレッシャーでスタート失敗するまでの描写はなかなか良かった。それにしてもいつものことだが、寒さでモーターがちょうど良くなったとかって、波多野は運が良すぎる。

◎第25話:これが賞金王!

 最終回は賞金王決定戦。波多野が良い勝負をするも、艇王・榎木が賞金王獲得。さわやかにレース終了。
 サンデー誌上で「原作と違う結末」と散々煽っておきながらこれか?という感じ。要するに短くなってるだけじゃんか!という感じでものすごい中途半端感が残りました。こんなことなら、波多野に賞金王獲らせちゃうとか、澄にプロポーズしちゃうとか(原作の最終回を前倒しするパターン)のほうが良かったんじゃないか。または、どうせ途中で終わらせちゃうならいっそのこと、独自に各キャラの将来を描いちゃうくらいしてほしかった…。

 まあ最終回には不満は残るものの総括すると、原作モノの良いアニメ化の例だったのではないかと。
 上手い具合に原作をはしょり、よりアニメ的に見せる方向に。キャストはこれ以上ないくらいハマってたし、CGによるレースシーンは素晴らしいの一言に尽きる。原作ではいまいちよく分からなかった(すごさが感じられにくかった)「Vモンキー」の見せ方も上手かった。最終回でのVモンキーはまさにそれで、スポコンものの必殺技っぽいというか、あまりにアニメ的で笑っちゃうほどだったが、見ていて素直に「おおっ、スゲエ!」と思ってしまった。その軌跡の光が蒲生さんのメットに映り込んでるのはちょっとやりすぎというか、ムチャクチャだとは思ったが。
 ともかく、レースの動きを損なうことなく競艇の魅力を広く伝えることができたという功績は大きかったんじゃないでしょうか。しかし『ヒカルの碁』ほどのブームを巻き起こせなかったのはほんとに残念。放送時間枠の違いにもよるかもしれないけど、関係者の方にはもっとがんばってほしかった…。例えば『ヒカルの碁』でプロ棋士の先生が登場したように、作中で本物の選手や場の実況アナを使うとか、いくらでもできたと思うんだけど…


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