双恋

1

双子塚のある街で

2

思い出のアイスクリーム

3

アップルパイは恋の味

4

イチゴタルトで待ち合わせ

5

動き出した時間

6

夏のロケット

7

真夏の宝石箱

8

白いスケッチブック

9

夕焼けのパステル

10

トライアングル・クリスマス

11

迷い心で初詣

12

バレンタイン・パニック

13

春遠からじ…


◎第1話:双子塚のある街で (゚∀゚)

 『シスタープリンセス』と同様、雑誌の読者連動企画発祥のメディアミックス作品のようで。妹いっぱい、よりも双子だらけのほうがまだ入り込めそうだ。でOP、なかなか良い曲。絵もよく動くし良い出来だ。キャラデザもかわいくて良い。む、主人公=望(高城元気さん)の声がちょっとやだなー。EDも良い。
 ストーリー、父の仕事の都合で、昔住んでいた街に一人戻ってきた望。「大きくなったらお嫁さんになる」と言ってたベタベタな幼馴染=薫子(堀江由衣さん)&菫子(小清水亜美さん)がいたり、天然系のお嬢様=キラ(伊月ゆいさん)&ユラ(綱掛裕美さん)はもちろん、下宿先には美幼女=らら(落合祐里香さん)&るる(長谷川静香さん)まで!しかも主人公モテモテ!というギャルゲー的な設定はもはや仕方ないというか、笑い所にすらなってる。さらにみんな双子ってのがスゴイ。いかにもグダグダになりそうな感じだが、それを支えているのは望のキャラ付けか。こういうパターンだと主人公はスカした感じになっていることも多いように思うが、この望っつーやつはほんとにアホでスケベなところが好感持てる(笑)
 はっきり言ってまったく期待してなかったんだが、見てみると意外に悪くなくて、けっこう楽しめそう。それぞれの女の子もかわいいし、さすがにキャストが豪華。ちょっと楽しみな感じ。

◎第2話:思い出のアイスクリーム

 冒頭、アホな夢見てる望に笑った。やっぱり主人公がスカしてないところがいいなあ、この作品。
 で、思い出のデパートで双子×2の買い物に付き合うことに。両双子が遭遇しちゃったらどうしよう…、自分を巡ってけんかになる?とか、よく考えたら別にどっちともデートじゃないし、取り合うことも別にないよとか、ツッコミ所満載な妄想が爆発して独りでキョドってるところが実に面白い。
 しかし実際、出てくる双子の数はこのくらいでもう十分だよなあ…という感じもしないでも。

◎第3話:アップルパイは恋の味

 調理実習で作るアップルパイをめぐって大騒ぎ、という話。望に常に敵意むき出しの剣持(佐藤正治さん)に笑った。それにしても自分にもアップルパイ食べる権利があるとか言っちゃって、主人と同等かよお前は!と思った。
 で、今回も家庭科室を覗いてだらしなく笑ってる望ちゃんがおバカでラヴ。結局アップルパイは山椒入りで失敗だったが、山椒くらいなら食べられるんじゃ?ここは望が平らげて、涙など浮かべつつ「おいしいよ」と言って男を上げるべきではなかったか。…そんな漢なヤツじゃなかったですね、ボクらの望ちゃんは。そこが好きなんだけどさ。

◎第4話:イチゴタルトで待ち合わせ

 薫子&菫子とイチゴタルトを食べに行く約束をするが、ビリーの具合が悪くなり動物病院へ。そこの娘の千草初(吉住梢さん)&恋(桑谷夏子さん)と出会う。
 男声恐怖症の天然系メガネっ娘ということで、なかなか良さゲなキャラ設定。動物の扱いが上手くて、優しい望くんが気になる存在になってしまった模様。ずいぶん簡単にそうなるな!と思ったが、キャラ設定には合ってるか。

◎第5話:動き出した時間

 あれ?録り逃したのかヌケてしまいました。

◎第6話:夏のロケット

 塾で幼稚園時代の幼馴染=優也(石井真さん)に出会う。優也は自分の夢をきちんと持っていて、それに向けて努力している。確かに流されるままに日々を送っている者にとって、優也みたいな奴はまぶし過ぎるし、ついつい卑屈になってしまいがちだよねえ。しかも自分はできない"告白"の決意を聞かされちゃったら、凡人なら望のようにふてくされるだけになってしまうのも分かる。このあたりは良く描けていていいなあ。

◎第7話:真夏の宝石箱

 桜月姉妹の別荘に遊びに行く。別荘デカ過ぎで笑った。
 キラユラは初体験の釣りやバーベキューを楽しむものの、望が一条姉妹と仲良くしてるのが気になる様子。おおっ、やきもちっ子化か?とドキドキ期待して見てたら、スーパーお嬢様はさらに先に突き抜けてしまいました。屋敷でのかくれんぼに乗じて死んだママの部屋に望を拉致し、告白イベントーッ! まさかこの段階でそこまで行くとは予想外だったが、このシーンの桜月姉妹は非常に可愛かったナー。とまどいながら告白する様とか、一度走り出したら意外と積極的なとこなんかもかなりクルものがある。まあ、どうしてもメインヒロインは一条姉妹の、それも薫子なんだろうから報われずに終わりそうだが…

◎第8話:白いスケッチブック

 前回の夏休み告白事件の後、二学期突入。桜月姉妹のアプローチが積極的でなかなか可愛い。望がはっきりしないから宙ぶらりんにされちゃってかわいそうに思うのだが、こういう状況を「楽しい」とか言えちゃって強いなあ。お嬢様ということでもっと逆境に弱いキャラかと思ってたので意外。良い。
 帰宅するとスケッチしてる女の子=白鐘双樹(門脇舞さん)と出会う。スケブの中に望の絵があったりしてどうやら密かに想っていたらしい。落としたためにスケブの中見られちゃうあたり、都合よ過ぎて笑ったが、まあお約束ということでな。しかし望は自分に気があるというのが丸分かりなのに、優しくしたりちゃん付けで呼んだりと気を持たせるようなことばかりしおって…!ほんとにヒデー男だ。しかも双樹ちゃんは「最後の思い出」とかって死兆星が見えてるような発言までしてるのに!ああそうか、でも生きてる間くらいは良い夢を見させてあげないと。
 そんな不埒な望くんを尾行する女の子の影が。双樹の双子の妹=白鐘沙羅(水橋かおりさん)だった。双樹に近づくな、とか言うかと想ったら他の女と別れろと言ったのは意外ではあったが、姉を想うその気持ちは大変よろしい。なんか良いキャラだな。ちょっと気に入っちゃったよ?

◎第9話:夕焼けのパステル

 学園祭の準備。妄想の中の桜月姉妹のラムちゃんコスプレが非常にかわいかった。が、ネタが古過ぎる(笑) 白鐘姉は死んじゃうわけじゃなく、ただ引っ越すだけらしい。
 で、学園祭当日。最後の想い出に、と学園祭を見に来るわけですが、ホラー喫茶で怖がっちゃったりする沙羅タンがムチャクチャかわいい!最後に赤面したりするところもモウたまらなくなった!一押しです、沙羅タン!ムッハー!…と思ったらほんとに引っ越して退場。ガクー。なんか見る気失せた(笑)

◎第10話:トライアングル・クリスマス

 望ちゃんすっかりモテモテでデレデレ。どっちもいいなとか言ったりして肝心なとこで真剣に悩んでないところが笑えていいな。そんな望ちゃんをクリスマスパーティに誘う桜月姉妹。なんか「望くんと付き合って…」とか言ってるけど、いつの間に付き合ってることになってたんだ。しかも2人同時かー(笑) さすがこの作品ならではだ。
 でイケメンライバルの優也は前倒しで薫子にコクると。それを聞いた望はつい薫子にきつい言葉を言ってしまう。うーん、いいねいいね、定番だけどいい感じのラブコメだ!しかも菫子が薫子に望が好きとか言って!おー、一条姉妹同士で取り合いか!これは実に良い三角関係だ!店の前でたまらずコクっちゃった優也君。いやそれはさ、その場所ではちょっと早まり過ぎだろー。もうっちょっとムードをさあ。で、その後談笑しながら歩く二人を見ちゃって望ちゃんショック。うおー、かなり燃える展開だー。これはクリスマスパーティでの気まずい雰囲気が楽しみだ!
 …と思ってたら、え、ええっー!みんなが行くパーティと望ちゃんが招待されたのは別のパーティ?うひゃ、すげー予想外な展開だ。っつーか、そういうことなら、みんなが行ってたのは一体誰が主催したパーティなのよ(笑) あっちも桜月家主催なら、主催者が一切いないというすげーパーティにになってしまうんだが。ハッ、ここ、これは桜月姉妹の巧妙なワナ?…をしかけられるような双子じゃないか。
 まあ、こういう感じで「え?」となってしまうところで詰めの甘さを感じたが、ラブコメ模様は実に面白かった。今後の熱い展開に期待。

◎第11話:迷い心で初詣

 望ちゃんは桜月姉妹と初詣。神社で優也、権田と会い、彼らの一条姉妹への想いを目の当たりにする。イケメンで意志が強く、ケンカまで強いとはカッコ良過ぎです、裕也くん。だが優也に負けても一途な権田もかっこいい。
 帰り道、望ちゃんに名前を呼び間違えられてショックな桜月姉妹。お嬢様方の落ち込みっぷり+ちっとも煮え切らない態度に業を煮やした執事の剣持さんが出撃。望ちゃんに最後通告し、お嬢様方を転校させようと画策する。このまま桜月姉妹が転校だとあまりに救いようがないけど、ヒロインを一条姉妹に絞るためには仕方ないか。きっちり別れを告げて退場かな?あら、でも意外に落ち込んでないな桜月姉妹。お別れイベントで落ち込みモードから復活するのかと思ってたからビックリした。

◎第12話:バレンタイン・パニック

 菫子はバレンタインに告白することを決意するが、薫子も望のことが好きだと気付いてしまって口論。
 なるほど、いつも自分を薫子のおまけのようだと感じていたという菫子の気持ちはとても痛々しい。望が必ず「薫子ちゃんたち」と言うのが伏線になっていたとはなあ。そんな薫子も菫子と比べられることを苦にして、ずっと意識していたという。やられた、このやりとりは二人の気持ちをすごくよく表しててうまい。前回〜今回とこの2組の双子は、ゲーム版CMであるような「双子だから二人一緒」ではなく、どちらを一人の女性として見てくれているか、または見てもらいたいか(顔ではなく内面を)ということを重視しているわけで、「双子でラブコメ」というテーマを見事に生かしきった良いエピソードだ。まあ望はやっぱり薫子を選ぶんだろうけど、望の決断〜どう断るかは見もの。
 で二人同時に告白!一方、家をこっそり抜け出した桜月姉妹がそのシーンを見てしまいショック。だが、桜月姉妹も迫力の告白!いやここはすごい熱意、というかすごい描写だった。この迫力で来られたら流されちゃうよ(笑)
 で結局4人全員分受け取っちゃって逃げた望は悩む。双子ばかり周りに集まり、みんな自分を好きになってくれるなんてあり得ない、という望の叫びは、なんだかこの作品の根幹を揺るがしてしまうほど自虐的で笑った。でもなんだこれは?もしかしてここにきて"双子塚の呪い"なんていう人知を超えた設定を出しちゃうつもりなのか?この作品は、全部双子という無理があるとしか言いようのないテーマを笑って流して楽しむしかないと思っていたが、これはそんな無理設定を正当化しようとしたスタッフの挑戦なのか?どう決着をつけるのか、次回の最終回が非常に楽しみ。

◎第13話:春遠からじ… (´・ω・`)

 双子にもてるのは祟りとか言って卑屈になる望を雅さんがピシャリと一喝。それは自分が傷つきたくないからだと。そうだよなあ、確かにそうだ。良いこと言った!
 で桜月姉妹に転校しないでと言うためチャリでリムジンを追走→ものすごいアクションの末追いつき、望やクラスメイトの熱意に押された剣持さんが転校取りやめを決定。めでたしめでたし…、ってそれで終わりかよ!誰を選ぶかの結論は高校に行ってからってエー!おいおい、前回あんだけ盛り上げといてこれか。これはかなりガッカリだ。ゲーム版とはキャラデザもかなり違うから、もう別物として躊躇なく薫子エンドにするのかと思ってたのにこの玉虫色のハッピーなオチかよ!なんのために死ぬ思いして追いかけたんだよと。あーあ、このアホな最終回で評価ダウン。

 で最終回なので総括すると、最初はただのバカアニメかと思ってたら、意外とちゃんとラブコメしててよかった。悩むヒロインの感情の描き方などは秀逸。とやかく言われてたキャラデザも、ワタシ的にはアリ。
 でも上でも書いたけど、やっぱりこの最終回はひどい。せっかく盛り上げてきたのがすべてパーだわ。元々13話でヒロイン×12人というのが無理だったわけで、もっとあのコ出してくれよとか、もう消えるのかよ!とか不満はあったものの、一条と桜月の2姉妹に絞って徹底したラブコメにしたのは大正解…と思っていたのに、結局最後は「ギャルゲーのアニメ化」から脱し切れてなくてもうガッカリ。非常に惜しい作品でした。


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