ポポロクロイス

1

竜の祠の冒険

2

ルナと黄金の鍵

3

風の聖域の冒険

4

タキネン渓谷の冒険

5

炎の聖域の冒険

6

ガミガミ魔王の城

7

マルコの冒険

8

モンスターの武闘会

9

水の聖域の冒険

10

再び竜の祠の冒険

11

闇の聖域の冒険

12

最後の戦い

13

思い出の中の冒険

14

黄金の鍵の冒険

15

ダガート号の冒険

16

海の肝試し

17

マリーナ城の冒険

18

月の雫の冒険

19

海王丸の冒険

20

クロコネシアの冒険

21

試練の洞窟の冒険

22

レムナスの冒険

23

化石島の冒険

24

さよならの冒険

25

闇の精霊王

26

月の掟(最終回)


◎第1話:竜の祠の冒険

 旧作(未見)の評価が高かったようなので、新作から見てみました。
 始まったばかりなんで「良い!」とまではまだ言えないけど、なかなかよく作られてる。旧作の主人公があんなオッサンになってたのには笑った。ピノン役の南央美の演技が良い。
 次回にはパーティを組む仲間が登場するようで大分雰囲気も分かることでしょう。楽しみ。

◎第2話:ルナと黄金の鍵

 やっと見ました、第2話。
 同期スタートのほかの作品も一通りチェックしたあと(『プラテネス』はまだだけど)で見てみると、この作品がずば抜けて良質に感じられた。作画、動きも良いし、OP/EDも作品の雰囲気に良く合ってる。美術、色合いがまた良い、というか好み。前シリーズもゲームも知らないけど、コレは見て行こう。
 で、今回は謎のズゴック少女・ルナが登場。泳ぎ方が人間じゃないし、名前偽ってるし、なんかありそう。それにプンプン王女なんていうなんだかイイ感じの娘も出てきてはっきりと三角関係成立。なんか楽しくなってきたよ!

◎第3話:風の聖域の冒険

 風の精霊を助ける話。ピノンが主人公なのにすごく気弱だったり、有名人の子であることへの葛藤に苦しんでるところとかが、うそ臭さがなくて好感が持てる。
 バブーがしゃべったのには驚いた。それにしても今回のバブーといい、ルナといい、なーんか隠してるというか、腹黒い。主役パーティなのに良いヤツが1人だけってのはどうよ(笑) で、ラスボスが登場して風の精霊が仲間に。しかし風の精霊はなんであんなかわいくない姿で参加ですか!最初の姿のほうが話し方変だしキャラ的にも良いのに!

◎第4話:タキネン渓谷の冒険

 新たな仲間・マルコが登場。こっちも前シリーズのキャラの息子というのはいい設定ですな。あとやっぱりプンプン王女がマイペースでいい感じだ。ルナはちょっと押し付けがましくてウザいかも。
 この作品はやっぱり町の描写が良い。中世的な世界観で色合いもいいし、RPGがやりたくなる。でも勇敢な冒険よりも(一応ラスボスいるけど)まず友達とは?とか、ピノンの心の成長を描くというスタンスなのがすごく良い。

◎第5話:炎の聖域の冒険

 火の精霊を助ける話。
 ピノン、ルナ、マルコのパーティでダンジョン攻略とRPG風で、ゲームやりたくなった。で火の精霊が仲間に。こっちの動物スタイルはカワイイ!でも精霊界に行ったらジジィになるのかと思うとショボーン。

◎第6話:ガミガミ魔王の城

 ガミガミ魔王の城に遊びに行く話。
 なんかこの城の連中だけ世界観が違うよ!平気でミサイルとか撃ってるけど、そういうのがあってイイ世界だったの?胡散臭い記念写真屋とかいるし、赤提灯はあるし、魔王の部屋は和室!しかも四畳半って!かなり遊んでるな。ガミガミ魔王すごくいいパパだー。良い話だし、笑えるおもしろい回でした。

◎第7話:マルコの冒険

 マルコが町にお使いに出て、ピノンたちとお祭りに参加。
 ルナとプンプン王女の三角関係が実にイイ感じダ!

◎第8話:モンスターの武闘会

 ピノン王子は登校拒否児童か!授業出たら寝てるし。驚いたら目が普通になるのがおかしかった。
 で、突如対モンスターの武闘大会に。ルナはけっこう使えるキャラね。

◎第9話:水の聖域の冒険

 水の妖精を助ける話。おお、水の妖精かわいい!と思ったら今度はカエルみたいなのになっちゃったよ。やっぱり変身前のほうが良かったのにー。で終盤についにルナの正体が明らかに。クリオネだ!龍みたいなのになっちゃうのかと思ってたけど、かわいいじゃん。

◎第10話:再び竜の祠の冒険

 闇の精霊の力が強くなってきて、ポポロクロイスが闇に閉ざされる。オッサンピエトロ立ち上がる!ピノンも一緒に行く宣言!親子鷹だ。おお、ママンまで戦いに参加!つつ、つぇえ!(*´Д`) と思ったら子供達しか行けないってことだし、ルナが復帰で、いつもの3人でパーティ結成。話が盛り上がってきてイイ感じ。でもプンプン王女出てくれるかな?

◎第11話:闇の聖域の冒険

 闇の聖域での冒険の続き。マルコもルナもけっこう強いな。攻撃もバリエーション豊かだし、このパーティでの戦いはおもしろそうだ。
 自分の不安を増幅させた幻影を見せられる、ってそれは確かに辛い攻撃だなあ。お供の精霊たちが犠牲になりながらずんずん先に→そうこうするうちに闇の精霊の元に到達。ありゃ?ラスボスだと思ってたのに妙にあっさり戦闘開始。実は中ボス程度だったのか?おお、ピノンもけっこう強くなってる。第一形態を倒して第二形態に変わったところで今回は終了。

◎第12話:最後の戦い

 ボス戦の続き。パプーの力でボスを倒した!パプー昇天!と思ったら復活(ボスもパプーも)。ルナの鍵の力で今度こそ倒して、ルナがクリオネに戻った。でも真のラスボスは別のとこにいました、と。
 パプーがあっさり戻ってきちゃったのはちょっと残念。結局ルナにも会い続けることができるのも、あんまり「犠牲になった」って感じがしなくて、いまいち盛り上がりにかける気がしないでもない。
 所詮第1部終了の中ボスだから仕方ないとして、ラスボス戦あたりの盛り上がりに期待。

◎第13話:思い出の中の冒険

 1クール目終了記念総集編。でもちょこちょこ新作カットがあったし、第2部への布石にはなっているようなので良かった。ウララの活躍もおもしろかったし。伝言は約束の時間より前に伝えろよ(笑)

◎第14話:黄金の鍵の冒険

 2クール目突入ということでOP/EDが変更。メロディは悪くないけど、歌詞が作品と合わない感じがするなあ。歌い方もちょっとやかも。作品イメージを大きく壊すわけではないからまあいいか、って感じ。
 で話のほうは、ルナを人間の姿に戻すために黄金の鍵を探す旅!森の魔女ギルダが持ってるらしい→いや、龍の祠にあるってよ!ってほんとにあるのかよ!2クールめのテーマかと思ってたから、あっさり人間化して驚いた。そしたらまた闇の力でポポロクロイスの人たちが石に→パパの妹の船に乗って町の人たちを助けに行く旅に。それいしてもエレナ=皆口裕子の声は相変わらずエロすぎます (*´Д`)

◎第15話:ダガート号の冒険

 船に乗って出航。この船、変なヤツばっかり乗ってる!こりゃおかしな旅になりそうだ。マルコ妻(チガ)も登場。かいがいしくてなかなかカワイイにゃんこだ。

◎第16話:海の肝試し

 マリーナ城への航海の途中、寄港したときの話。幽霊船で肝試し。
 ロウソク化しちゃったパーティがなんかかわいかった。あのロウソクほしい。特にプンプン王女。それにしても、モンバの声(ゆきじさん)、『ミルモでポン!』のヤシチにしか聞こえん。でもあの声でピノンに掃除を言いつけてるの聞くと、「ああいつも安純タンにこき使われてるけど、憂さ晴らしできてヨカタね…」とか思ってしまった。

◎第17話:マリーナ城の冒険

 マリーナ城に到着!ってまた展開が早いな。
 ルナがお姫様だったというか、ナチュラルお嬢様なことが発覚。なんかピノンよりずっと威厳あるよ?身分的には同じはずなのに。で妖精王=ルナママ登場ー。なんか闇の力に乗っ取られてるー!気づけよルナ。
 で、一行はだまされたままポポロクロイスに戻ることに。

◎第18話:月の雫の冒険

 ポポロクロイスに帰還。声の変なロボ(キャラ名覚えてない)が城の人たちに化けて月の雫ゲト。
 兄妹の肖像画を見られて恥ずかしがるエレナ萌え。しかしエレナはなんちゅう声、しゃべり方してますか。キャラの年齢と合ってない気が。エロいからイイけど。

◎第19話:海王丸の冒険

 船壊されて困ってたらガミガミ魔王登場!→潜水艇で追走開始。
 和風というよりボロアパートとしか言えない内装がステキ。しかしガミガミ魔王親子はほんとにいい感じだ。ガミガミ魔王はカコイイ"漢"だし、プンプンタンはかわい過ぎる。何の迷いもなく出撃したマルコが妙にかっこよかった。

◎第20話:クロコネシアの冒険

 ワニの村でのお話。
 しかしもう着いたのか。いつもながら相変わらず展開が早い。フィールドの移動がばっさり切り落とされてるって感じか。まあその間はザコ敵との戦いしかないだろうからいいけど。
 エレナさんのお姫様服はなかなかかわいい。短くなったらもっといくなった。もう一段階短くなるor戦闘服的に変化するのを期待してたのは秘密ダ。
 で、謎の新キャラが出てきたが倒して、モンバが船長になる決意をして了。

◎第21話:試練の洞窟の冒険

 やっと追いつき今週から遅れなしで視聴。モンバが試練の洞窟に入る話。コゴト&プンプン兄妹話も織り交ぜつつ。
 ダンジョンの中にも様々な試練が?と思ってたらあっさり目的地到着でガクーッ。奥の間ではワニ歴代船長の霊が登場。成仏させてやれよ…。
 で、やっぱり試練失敗→リトライ→恐怖のあまり叫んだら結果的にドラゴンゾンビ撃破。試すまでもない、合格!ってあれで認めんのかよ!Σ(゚Д゚) つーか認めんなヨ…。大丈夫なのか。

◎第22話:レムナスの冒険

 レムナスに乗って冒険開始ー!と思ったらAパートは総集編。Bパートで乗組員決定。
 入り方がちょっと強引な総集編だったがまあ仕方ないか。でも「回想ばっかり」というコゴト王子の自嘲的なセリフには笑った。しかしレムナスには8人しか乗れないのかー!乗員がエレナタン+ワニ+子供たちになるのは仕方ないけど、他の船員、笑って見送ってないで途中まででいいからついてってやれよ(;´Д`) 魔の海峡はムリでも途中も危ないだろうに…と思ってたらもう着いた。早っ!

◎第23話:化石島の冒険

 化石島の冒険で邪魔するカニロボ撃破→でも闇の妖精王が復活。
 恥ずかしがりながら合図するプンプン王女がかわいかった。で、カニロボと一緒にピノンが海に落下。水の中なんだからルナが助けに行けばいいのに。言い伝えでルナママかルナあたりになんかエライことが起きるのかと思ったけど、とりあえず今回は無事な様子。でも次回あたり油断できないっぽい>ルナママ。

◎第24話:さよならの冒険

 魔の海峡の危機から脱してルナママ救出→陸の半身復活阻止のためポポロクロイスへ帰還。
 ルナママは弱っているものの無事なようだ。良かったねルナ、と思ったら海の妖精たちが闇の妖精化。もう殺すしかないって、こりゃほんとに辛い話だ。こうなっちゃったらもう最後まで行っても全員すべてハッピーエンドにはならないわけで、こんな絵柄でここまでやるところが逆に見ていて辛くなる。安っぽい大団円に持っていこうとしていないところが非常に良い。これが『ポポロクロイス』シリーズの味なのかー。
 それにしてもレムナス、空飛んだり加速装置付いてたり勝手に直ったり、ほんとにデタラメな高性能さに笑った。

◎第25話:闇の精霊王 (゚∀゚)

 ラスボスとの戦いの続き。海の半身と陸の半身が合体して、ゼフィスがついに完全体に。
 ラスボス…なんだけど、どうも怖くないというか迫力がない。あんなに巨大な半身同士が合体したのに小さくなっちゃう(人間に似た姿になる)ってのはどうなんだろう。同じミニサイズでも、1クール目ボスのヤズムのほうがずっと強そうだし怖く見えたのは問題あるんじゃないだろうか。
 戦いに迫力がなかったのは今回の出来によるところも大きいかもしれない。止め絵が非常に多く、戦闘シーン自体に迫力がない。原画レベルでは悪くないので、時間的に厳しくなったのか、それとも演出がまずいのか。そう、演出も悪かった。というか変。構図がおかしいところが多いし、急に変なところがアップになったり。特に戦っているシーンでは月の絵をバックにイメージボードのような止め絵が次々に表示されただけで、まったく戦いっぽくない。おかげでゼフィスが強くも思えないし、ピノンたちが苦労している感じも得られなかった。
 やむを得ない事情があるんだろうけど、好きな作品なだけにこうなってしまったのが残念。

◎第26話:月の掟(最終回)

 というわけで闇の妖精王ゼフィスを倒して、ポポロクロイスの人々が復活し平和が戻って最終回。
 今回の戦闘シーンは前回よりはるかに良い。やっぱりゼフィスって怖くないよなー、と思ってたら一度やられたあとの悪あがきで変化した姿はいかにもラスボスっぽいドロドロな姿で好印象。やっぱ最後はこうでなくっちゃなー。
 月の掟を再発動させるために海の妖精王が砂になったあたり、さすがポポロクロイスというか、すべてが円満解決とならないところは良い。悲しみを乗り越えて決意するルナの描写も感動的だった。
 総括としては、終盤失速気味だったものの全体的にはクオリティの高い作品でした。まず全般にBGM、美術がファンタジックRPGっぽさが出てて良い。ただの勧善懲悪にならないストーリーも良。特に1クール目は中ボスとのバトルがおまけ程度にしか感じられないくらい、友情とかピノンの成長をちゃんと描いている。2クール目はルナの悲しい運命や成長を描いているが、ちょっと駆け足に感じられた脚本と、ストーリー面以外のクオリティ低下が足を引っ張った感じがする。あと2クール目はキャラが多すぎた、またはキャラ数に比して話数が短すぎた。エレナの部下はみんなキャラが良かったのに紹介するエピソードがほとんどなかったのは残念。
 …といくつか不満点はあったものの、やはり好きな作品でした。続編でなくても良いから、またこういう良質な作品が見られることを期待したい。


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