オットーと呼ばれる日本人(240525)

紀伊國屋サザンシアター
劇団民藝公演

観劇の前には、ゾルゲ事件をモチーフにしていることぐらいが意識にあったが、内容はほとんど知らない状態でした。
1962年に民藝で初演されているということなので、60年以上過ぎて今演じられている。

情報収集してそれを流す。
世界平和のために日本で行う行為と、日本の平和のために日本で行う行為とが一致しないのだろうかという疑問が浮かんできた。
戦争が実際に行われていて、日本でも軍事力の強化が進んできており、テーマとして時機にあっている感が強い。
家庭での姿が表現されている中で、妻をよぶのに、手をたたいて呼んだり、言葉使いとかは、なつかしさを感じるくらいですが。

5/26まで

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