震災遺構荒浜小学校(20/12/27)


 2011年3月11日に起きた東日本大震災の時に、津波の被害を受けて、周辺の民家は津波に流されました。
荒浜小学校では、津波の高さは、4階立ての2階の天井にまで達しました。教師、小学生、周辺の人達320名が屋上に避難して助かりました。その跡を震災以降として保存公開しています。壊れた窓、天井などはそのままの形で見ることができます。4階に交流室があって、ビデオを見ることもできるのですが、たくさんの震災を扱った書籍や資料や写真集が並べられているのを見て、震災以後、約10年の時間が過ぎて、様々の営みが行われてきたことをを改めて強く感じました。
 10分ほど歩いて海岸まで行って、上のほうだけ緑の残っているまばらな松並木、津波とおなじ高さの9mの観音像が建てられています。

  

   

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