「んふうぅぅっ!!」

「せ・・・!!」

 

出しかけた声を押し殺す僕!

そこに見えたには布団をはだけさせ、

白い太股をくねらせながら白い指で股間をまさぐる先輩の痴態…!

細く開けた口からは舌が見え隠れし涎がにちゃにちゃと音をたてる、

先輩が、あの真面目で厳しかった先輩が、オナニーしてる!?

 

「んはぁ・・・あぁぁ・・・」

 

淫らすぎる声・・・はじめて生で聞く女の子の喘ぎ声、しかも先輩の・・・!

ううううう!もう我慢できない!僕は先輩に気付かれないよう布団の中で、

ゆっくりゆっくりトランクスへ手を入れてしごく・・・あんな先輩、はじめて見た・・・

だからこそ僕はたまらなく興奮してしまう!・・・はぁ、はぁっ・・・僕の息が荒くなり大きくなっていく、

早くイッちゃおう、イッて楽に・・・ティッシュはどこだろう、ティッシュは・・・・・

手をのばして僕と先輩のベッドの間にある小さな机、その上にあるティッシュを取る!

 

・・・ガシッ!

 

「!!!??」

 

その、取った僕の手首が掴まれた!?

白い腕、先輩の手だ!しかも、ぬるぬると濡れた指の・・・

これは先輩の、あそこの液!?

 

「先輩!何を・・・!!」

「眠れないのー?じゃー・・・マッサージしてあげる」

 

そのまま有無を言わさず僕のベッドに潜り込んだ唱音先輩、

体に密着して全身ですりすりしてくる!

 

「ちょ、ちょっと、先輩、くっつきすぎ・・・」

「眠れるようにマッサージするから、目を瞑ってー」

 

僕はとにかく先輩の言う通りにする、

何か変、というかとてつもなく変だけど、

僕はこの2年間とにかく『先輩の言う事をきく』という事を厳しくしつけられてきた、

強い口調で「そうじゃないでしょ?」「ここはこう!」と教えられる事で、

膨大な量の覚えなければいけない要点を脳に焼き付けられてきた、

そのおかげで勉強は驚くほど捗ったからだ。

・・・・・それもあるけど、さらにこの恥ずかしさや僕がこんなにHな気分になってる事をごまかしたい、

早く寝てこの状況を過ぎ去らせたいという逃避行動からも、

とにかく先輩の言う通りにして終わらせてしまおうという焦りもあった・・・なのに・・・なのにぃ!!

 

「・・・・・・あ、あの先輩、そこ、くすぐったい・・・」

「声出しちゃ駄目ー、身を委ねて感じるままに眠らないと」

「は、はいぃ・・・」

 

僕は先輩と逆の方へ寝返りを打つも、

背中から抱き着くようにして密着してくる!

先輩の手が、細く冷たい手が僕のシャツに入り胸をまさぐってるう!

気持ちいい!ゾクゾクするう!!身を縮こませじっと目を閉じたまま、眠ろうと我慢する・・・

 

「ほーら、もっと力を抜いて〜」

「は・・・はぁぃ・・・・・」

 

指で文字でも描くように胸や脇腹、お腹をなぞってくる、

手のひらも滑らせて・・・・・気持ちよすぎるぅぅ!

こんなの、マッサージじゃなくって、愛撫っていうんじゃ・・・・・・!?

 

「先輩、これって、マッサージ!?」

「うーん、もっとやりやすくするねー」

 

と、愛撫の流れのまま僕のシャツを脱がせる先輩!

 

「ちょ、ちょっ・・・」

「しーーーっ!力を抜いて・・・逆らっちゃだーめ」

「ぁ・・・はいぃ」

 

そのままするすると下の寝間着も脱がされ、

僕はトランクス1枚にされてしまった・・・

 

「ほらほ〜ら、素直にー」

 

・・・暗示でもかけるようなやさしい声、

つつつーーーっと責めてくる指・・・背筋をさわさわさわっ、と上から下へ滑らせてきた!

ゾクゾクゾクッと悪寒、いや快感が脊髄を通る!

 

「はぁっ!そこ、駄目・・・弱いって、先輩!あぁぁ・・・」

 

僕の声が女の子みたいになっちゃってる、

絡み付く指は容赦なくうごめき、脇腹から首筋、

脇の下までもなぞってくる、脇毛をさわさわ、これ、弱いっ!!

 

「先輩、先輩ぃ・・・」

 

はぁ、はぁ、と息苦しくなってきた、

僕の耳も真っ赤、そこへ先輩の荒い息も近づいてきた・・・?

 

「んふ・・・・・・ふ〜〜〜〜〜っ!!」

「ひゃあああぁぁぁ!!」

 

耳に息があああ!!

僕は目を見開いて体をビクン、ビクンッと震わす!

股間もグンッと大きくなった!!

 

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