☆おまけのおまけ☆

最後の最後に、登場する場所の作者的解説を、ストーリーの順を追って。(2007年12月23日著)

 

・主人公の住むマンション

都内の特にどことかは決めていませんが23区内です、決めていないので駅からの電車の時間で予測しても意味ないかと。

家賃収入の取り扱いとか税金とかこまかい部分は頭から外して設定しました、モデルとなった建物とかも特にはありません。

・夜中のコンビニ

執筆しはじめた当初は、夜中のコンビニでの立ち読みは防犯の理由で黙認されていました、が、ここ数年は取り決めがあったのか、

どこのコンビニも「立ち読みしないでください」の表示が掲げてあります、あとガリガリくんは季節によって味の種類が変わるので、

書かれている種類は執筆当時のものです、当たりの棒も。それとコンビニで寝るのはやめましょう(w)もちろん証明写真BOXでも。

・デパートの眼鏡屋さん

執筆当時のちょっと前は眼鏡というと「プラスチック=丈夫で高い」「ガラス=割れやすいけど安い」という感じだったのですが、

今はもうガラスのレンズってほとんど無いみたいですね、ガラスっていう部分はもう削除しちゃったほうがいいのかも?

・動物園

イメージ的には多摩動物公園です、実写挿絵画像は関西の某動物園ですが。

あと園内レストラン「しまうまゼブラ」はもちろん創作で、こっちの実写挿絵は都内の今はもうなくなってしまったハンバーガー屋さんです。

・フリーマーケット

味の素スタジアムでのフリーマーケットは毎月やっていますが、物語にあるようなスタジアムの中でやってるのではなく、

コンコース(外周スタンド下の通路)でやっています、ですから中に入れないのでお話みたいにスタンドで休憩はできません。

・ネズミーランド&ネズミーシー

元となった遊園地は・・・言っちゃ駄目!この作品を書いた当初と終わりの方では実際4〜5年の月日が流れているので、

アトラクションが廃止されてたり追加されてたり、まあそのへんは凝縮しました、ホテルパンナコッタについては元になったホテルは、

いかにスポンサー特典といえど夏休み期間に、しかも数日前に良い部屋は取れないと思います、そこはまあ「たまたまがキャンセル出た」とでも。

シーの早朝入場、元となったホテル宿泊客は確かもっと早く園内へ入場できたかと。30分くらい?ただしエリアは限定されていたはずですが。

キッズツアーの内容はまるっきり創作です、実際のツアーの内容をばらす訳にはいかないので。シーのは自分として、うまく書けたかもw

ランドとシー双方の乗り物についても創作がプラスされてるのが多々あります、シーのサンタルチアボートとか元となった方では楽器乗せませんし。

逆にランドの「ネズミーさんの家」では行ってきた知り合いが、ネズミーさんと写真撮るとき訳有りカップルで行ったので女性とネズミーさんの

ツーショットしか撮れないのに、さかんに係員さんが「えー、一緒に撮ったらいいのにー」と勧めてきてプチ殺意を抱いたとか言ってましたw

・マザー牧場

お話の中では夏にいちご狩りをやっていますが、涼しい高地でもない限りシーズンではありません、本来は春のものです、4月末くらいまで。

ですから夏に行ってもできません、そういう事を考えると名前をそのまま使ったのはちょっと失敗したかも?そのへんはまあ、見逃して!と。

・北海道フェア

デパートで行われる駅弁フェアや北海道物産フェアですが、夏は生ものが痛みやすいので原則やっていないようです、

基本的には冬のものですね、だから実写挿絵はみんな冬服になってたりします、このあたりも大目に見ていただければ。

・猫猫園

元になった施設は・・・まあ調べればすぐ出てくると思います、三毛猫の雄は確かに貴重でここではありませんが昔、

200万円の賞金首がかけられた事もありました、正直に言うと元になった千葉のこの施設には行った事がないので、

ネットで実際行った人のお話を参考にして自分なりに創作してみました、猫の受け入れはしてないはずなので捨ててこないで!(涙

・熱海初島

島の名前自体は地名ですから大丈夫ですが、ホテルや遊園地の施設名は差し替えました、会員制リゾートホテルなので、

当然の事ながら利用したことはありませんw、よってホテル内装の実写挿絵などは他の熱海のホテルだったりします、

ですので宿泊者特典とかホテル敷地内施設とか全部創作です、無人遊園地の方はお話的にまったくの無人となってますが、

実際の、元になった方は当時ゴーカートに1人、無料休憩所のお土産売り場に2人ちゃんと従業員さんがいました、

今ではその園自体が大幅にリニューアルされているので、かなりきちんとした営業状態になっていると思われます。

あと言うまでもありませんが「船の休憩所(ラブホ)」なんてありませんから(汗)クルーザーでそんなことしちゃいけません。

・動物病院

これはほんとに高いです、皆さんもびっくりしないように(w

・劇団十季

元になった劇団の方は安い席は座席設定数自体が少ないので、夏休み期間は前売り時点でみんな売り切れかと。

高い1万円以上の席なら豊富に用意されているので人気演目でなければ当日でも行けるかも?という感じです。事前確認必須。

・メイドルーム

本来こういうのは玄関の隣に設置されてるものなのですが。

・小娘寿司

一昔前は余ったお寿司は自由に持ち帰れたものですが、最近ではお店によって肥料に回したり半額で買わなきゃいけないようです。

・グランドスラムバーガー

実写挿絵のハンバーガーは2007年11月頭まで東京ドームで営業していた「ハンプティーズ」というハンバーガー屋の

スタジアムバーガー999円です、フランチャイズ店とかではないので、もう食べることはできません。

 

あとキャラクターについてもざっと。

・雪巳

天然さがよく出てよかったかと。幼いのに巨乳、って実は難しいんですよねー特に挿絵。そこをうまく描いてくだすった絵師さんに感謝です。

・雪菜

このサイトらしく、もっと怖さを演出したかったのですがどうでしょう?計算高いですがそれをはっきり自覚してる訳ではない感じの子です。

・雪沙

幼さを前面に出し、かといって小5なのでそこそこ「馬鹿ではない」感じを出したかったです、このへんの曖昧な調整感覚がシビアで難しい。

・美鈴

ある意味ストーリーテラー、主人公の為の重要な舵取り役。物語の行き詰まりを全て解消してくれる便利で必要不可欠なキャラクターでした。

・雅幸

テーマは「大好きなお姉ちゃんを奪われた事への嫉妬心」掲示板でも突っ込まれましたが、小5にしてはちょっと頭が回りすぎていたかも?

・隆幸

この子も実は雪巳お姉ちゃん大好き子。上の姉3人が良い住居に越したので、それに何とかくっついていこうとする必死さを醸し出しました。

・雪絵、雪音

学年が1つ開いてるのに双子みたいな姉妹、執筆はじめた時から物語の落ち(ラスト)にこの2人が住みにやってくるシーンが浮かびました。

・也幸

本当は台風の猫が猫猫園にもらわれて主人公の家を去るシーンでお役御免、の予定が絵師さんの意向により「裏主人公」と呼べる状態に。

・雪香

昔は良い姉だったんだろうなーっていう感じと、ガラの悪いコギャルをうまく表現したかったのですが。思ってたよりケバくならなかったですね。

・三悪兄弟

構想段階では主人公に酷い事をしたこの三悪兄弟が雪菜の罠・誘導によって車に轢かれる、という案もあったのですがやっぱりやめました。

・舞奈

小1の也幸くんにさえ彼女がいる、というネタで終わる予定だったのですが也幸くんピックアップにより、ついでにキャラが立ったパターンです。

・ビッグマザー、バーサーカーファーザー

悪の権化、主人公の敵、全ての元凶という予定だったのですが長文化に伴って普通に良い人になっていっちゃいました、それはそれでアリ。

・マンション管理人

ということで代わりに急遽、敵役をやってもらいました。主人公にとってある意味、対極的な位置で「反面教師」として役に立ってもらいました。

・真理奈

テーマは「もしも雪香が真面目だったら」掲示板でも書き込まれてましたが、「ホワイト雪香、綺麗な雪香」として用意したキャラクターでした。

・由優

いきなり結婚とか20歳の男の子に持ち出すと多分退かれると思うのですが、年上相手に結婚詐欺もやっているという裏設定があったもので。

・児童相談所職員

ちょっと表現が「児童相談所」「児童福祉事務所」と統一されてない部分で反省。美鈴おねえさま程では無いにしろキーポイントキャラクター。

・刑事の皆さん

マザー牧場の女刑事伏線はもうちょっとうまく使いたかったです。あと取り調べシーン、自分で書いてていたたまれなくなった部分があったり。

・主人公の兄

想像で楽しんでいただくための登場しないキャラクター、の予定だったのですが声だけ出演しちゃいました、まあ一応生存確認ということで。

・老猫ソヨカゼ

本編ではボツになってしまいましたが、絵師さんの為にソヨカゼと也幸くんの日常ショートストーリーを番外編以外にいくつも用意していました。

・主人公

読んでいる人がこの主人公になる訳ですから、お人よしで良い奴にしたかったのですが、お話自体の内容が内容なので、中々難しかったです。

あと金遣いの荒さでヒヤヒヤしていた読者さんもいましたが、筆者はブルジョワになったことが無いのでちょっと暴走させてたかも知れません。

もちろん、あとがきに書いたような「実際の現実での実現不可能さ」を演出する為の部分も大きかったのですが、お金では買えない大切な物を

三姉妹から教えてもらう、という作品表現的部分の落ちのための前振りのつもりでした、でも落ちがちゃんとはっきりついたのかは不明です(汗

ファーストキスに拘ったり抵抗が全然できなかったり喧嘩が丸でできない事に不満の声も少しありましたが、シナリオコンセプトとしての設定です。

 

たまにあるQ&A

・この物語はいつから書き始めたんですか?

更新履歴をさかのぼって調べてみたところ、1ページ目は2002年7月13日のようです、

本当に本格的に連載しはじめたのは2003年くらいからでしょうか、物語の大筋や結末はタイトルを打った時点でもう決まっていました。

・元になった作品はあるのですか?

基本的には無いです、というのも「裏9・とらわれの館」を書いているとき、3姉妹同時のエッチが読みたいという書き込みがあって、

そこから派生したような形ですので。ちなみにその裏9のアイデアの元になったアダルトゲームはあるにはあるですがそのへんは省略。

あと毎日物語が進んでいく形式は全体文章量のかさ上げの他、昔のアダルトゲーム(同級生とか)のシナリオを意識している部分もあります。

・実話ですか?

↑これ、本当に掲示板に書き込まれたんですよねー、目次の注意書きや、あとがきを読んでいただきたいです。完全な創作です。

・絵師さんは誰ですか?

御付さんという一般の方です、リンクからサイトにとべるかと。

・美鈴さんのイラスト、顔に汚れ(黒い点)がついてますが?

ほくろです!

 

では本当にこの物語は完結です、ありがとうございました。

 

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