・・・午前4時すぎ・・・

「先生・・・先生・・・好きです・・・愛していますぅ・・・」「ふふ、もうすっかり調教完了ね・・・」 「先生ぃ・・・好き・・・好きぃ・・・」「じゃあそろそろ先生のおうちへ行きましょう」 「は・・はいぃ・・・」「すっかりフラフラね・・・って先生も人のこと言えないけど・・・」 「・・・もう・・・歩くのが・・・精いっぱいですぅ・・・」「ほら、服着て・・・汚れちゃってるけど、移動するのは学校と車の中だから・・・」 「はい・・・・・」 

・・・午前5時すぎ・・・ 

「ほらついたわよ、入りなさい、気をつけて・・・」「・・・先生、僕、もう眠いです・・」 「ちゃんとベッドは用意してあるんだから・・・玄関で寝ないでよね」「はい・・・でも・・・眠い・・・」 「シャワー一緒にあびましょう、そうすれば少しは、ね」「はい先生・・・」

・・・午前6時すぎ・・・ 

「ついにあなたと一緒に眠れるのね・・・」「うーん・・・先生・・・」「なぁに?」 「僕で・・・先生を幸せに・・・してあげられるのかなぁ・・・」「何言ってるのよ、先生はもうじゅうぶん幸せよ?」 「だって、これから大学入るっていう僕なんか、先生の足手まといに・・・」「安心して、あなたは私が幸せにしてあげるから・・・ね?」 「・・・・・・」「わかった?」「・・・・・ぐー・・・・ZZZ・・・」「・・・うふふ・・・おやすみなさい・・・」

・・・午後3時すぎ・・・ 

「・・・ふわぁー・・・よく寝た・・・ここは・・・」「・・・ん・・・・んん・・・・」「ここ、は・・確か・・・先生の・・・家!?」 「・・・ん?・・・あ、おはよう・・・」「先生・・・あの、ゆうべ・・・」「ちゃんと憶えてる?」 「・・・うん・・・忘れられないよ・・・一生・・・」「ありがとう、おなかすいたでしょ?何か作るわね」 「あ、メガネ・・・」「・・ちょっと歪んじゃったわね、ゆうべは激しかったから・・・」「・・・ご、ごめんなさい・・・」 「いいのよ、あなたが手に入ったことを考えれば」「あの、僕、卒業したら、先生の家で暮らします」「・・・それ、本当?」 「はい、先生がよければですが・・・」「嬉しい・・・・・じゃあ、親御さんにご挨拶しないといけないわね」 

「卒業式のときに、みんなに公表しましょうか?」「ばか・・・もう・・・」「先生・・・」「なぁに?」 「ずっと言えなかったけど・・・本当は僕、本当に・・・」「わかっているわ、だから実力行使に出たのよ」 「好きです、先生・・・こんな僕だけど、精いっぱいがんばりますから・・・」「うん、わかってるわ・・・」 「先生・・・結婚してください・・・」「・・・・・・・・・・・はい」

こうして僕は先生にかどわかされ、結婚させられることとなったのでした。 

めでたしめでたし。

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