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三寒四温などと言っている内に、ちゃんと桜が咲いた。体力を元に戻そうと出来るだけ歩こうとしている。いつもの散歩コースに出ると、ついこの間は固い蕾だったのに、もう満開である。3月が去れば、ちゃんと4月である。この3か月は「健康を考える」季節だった。正月以降、健康を実感することが多く、病が来るのではと言う妙な予感があった。当方の部屋は2階で急な13階段を上る必要があるのだが、この正月から「この階段を転げ落ちて・・」などと予感していた。そんな事故ではなく、まさかの消化器系トラブルで驚いたが、こうして退院して毎日上がり降りしていると、何故か「1,2,3,4・・・」と13を数えるようになった。まずは手摺をつける必要があるのかも知れない。内科に行き、眼科に行き、歯科に行き、退院したと言っても外に出るのは病院ばかり、なるほど高齢者の医療費は問題である。早く自然の中や、歴史的遺産の中を歩きたいと思う。令和3年度のアルバイトが終わった。何とか間に合ってよかった。こうした「時間的区切り」も、「生きている」と実感させてくれる。脳が耐えられるのならどんな小さなことでも携わっていたいと思う。これは不要な「あがき」だろうか。昨年亡くなった瀬戸内寂聴とその秘書の対談集を読んだ。死ぬ前までこれだけ明るかったら、と妙に元気をもらった。おそらくそれも先日の入院のせいか。明るい今年の春である。
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