あれはどこから来たの??

M それは、花が少ないのを
実生選抜したんですか?

A いや、そうじゃなくってね、林さんのを
もっていたんだけど
大きくなっても花柄取らないと
綺麗にできない、大変だよね。
それが、ある時、東北の菅野さんのところで
競があって、そんとき買ったんだよね
 育ててみたら大きくなっても花が少ない、
だから花柄取らなくても良い
 こりゃいいやってんで、増やしたわけ。

M 穴原さんと言えば、
あと希望丸がありますが、
あれはどのようにして・・・


A 実生して、頭が白いのだけ
選抜していたんだよね・・・・だけど

全部白いより、あの中棘がちょっとだけ
黒いところがあったほうがいいと
 思い出して・・・全部白いとボケるんだよね。
 それで綿毛が多いやつがやっぱりいいよね。

Y 私も実生で沢山作りましたが、
いろんなタイプがでますよね。

M 山川さんも最初は真っ白いのを、
目標に選抜していましたよね?

Y うん、でも結局いろんなのがあったほうが
面白いと・・・

M 最後に、水のやり方とか、
なんか違いますよね?


A 頭から強くかける。埃を落とすこともあるけど
花のあとは花粉を落とすことが
 一番の目的かな・・・
あれが残ると汚れの原因になる。
 

水圧が一番強く頭の真ん中から・・・
うちは水道なんで、皆が洗濯をする頃だと
 弱くて駄目なんだよね。
 だから5時ごろ、皆がまだ使ってない時に
水をかけるんだ、洗濯を始めると
 途端に水圧が落ちるから。

M うーん、なんだか聞いても
実行できそうも無い話ばかりですね(笑)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

みなさん、どうです?
種類ごとにビニールの枚数や
透明梨地を張りわけ
棚の高さも種別で変えて
朝の5時ごろの水遣り・・・出来ます?

よく、穴原玉翁殿という名前でカタログや競に出ますが、
本物を一度でも見たことがある方は
表示が、呼び方が、失礼だと思うことでしょう。

私も、譲っていただいた正真正銘の穴原さんの玉翁殿があるのですが、
見るたびに恥ずかしくなります。

穴原さんちにあったときは、もっと白かったし、毛も長かったし・・・・・

そう、穴原玉翁殿というのは、
穴原さんの温室の中にある物を呼ぶ名称なのです。

温室から出て時間が経つと、白の魔法が消えてしまうのです・・・・・

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