ボタン99:パトリオット 2001.3.11(ビデオ)
相変わらず元気なメルギブソン、感心する。アメリカ独立戦争を描く物語。当時の戦争のやり方というのがよく再現できているようです。なかなか度派手な内容で角川映画の武田信玄を思い出す。

ストーリーとしては以前から何度も作られてきたパターンであまり新味はないがメルギブソンのあくの強さと畳み込むような演出で最後まで飽きさせずに見せるところがすごい。

当時の弾丸は鉛のようで自分で溶かして作っている場面が何度も出てくる。この材料は死んだ息子が大事にしていた兵士の人形で、最後に一つだけ残りそれを弾丸にする場面が印象的である。大砲の弾が兵士の頭に当たり吹き飛ぶ場面が出てくる。おそらくCG合成と思うが、少し刺激が強すぎる感がある。サーベルで斬り合う場面がよく出てくるが、サーベルの切れ味はもう一つのようで突かない限りはなかなか致命傷を与えることは出来ないようで日本刀とは少し異なるようだ。(明治時代のロシア皇太子暗殺未遂事件の時もそうだったが。)

なんだが『ブレイブハート』と似ているような印象をうけるのは私だけの感じ方でしょうか?

なおパトリオット(patriot:愛国者)はギリシャ語の『父親の国の人』という言葉から由来したとのことです。