86:ミッション・ツー・マーズ2000.12.19(ビデオ)
最初の出だしが、長すぎて火星の場面が短すぎて、すぐに謎が解けてしまっておもしろくない。筋は『アビス』か『スタートレック』のモノマネのようなのが気になる。火星人の姿が『ET』のようなのがお笑い。火星にある宇宙船が大仏の顔というのも少しバカにしたようだが、これに違和感を持たせないところがすごい。
宇宙船の場面は明らかに『2001年宇宙の旅』を意識している場面が見られる。それが宇宙船の中を回転しながら歩く場面で、あれは『2001年宇宙の旅』で見た場面と似ている。
映画館に行って見るほどのことはなかった。
余談だが、小松左京の『さよならジュピター』(東宝映画であったはず)は原作はよいのだが、映画作りが悪すぎてバカみたいな内容になってしまったのが残念だった。