64:シックス・センス(ビデオ)2000.9.23
内容が暗い印象なので見ずにいたが、新作があまり出ていないので見ることにした。最後に『して、やられた』と思ったことは確か。最初は、死者を呼び出してその怨念を語らせるというので、青森県の『いたこ』を想像した。最初の場面で『死者は自分が死んだことが分からない』というセリフが伏線になっているのには気づかなかった。それとブルースウイリス扮する精神科医が妻と会う場面(レストラン)で彼が話しかけているのに請求書を持ったまま話もせずに出ていく場面があり、どうなっているんだと不思議がらせる。この理由が最後に分からせるのは脚本がうまい。少し話の内容に不自然さ(死んでいるものは他人には見えないといいながら、この少年以外の者と話をしているのがよく分からない)はあるが、完全にひっかかった。