ボタン617:アバター 2010.1.10 TOHOシネマ
ひさしぶりの3D映画だがあまり3Dらしさがない。
3Dはやはりアニメのほうがよさそうだ。(予告の『トイストーリ−3D』のほうが3Dらしかった)
なかなかの迫力のある映像だったが、空中に浮かぶ島は明らかに『天空のラピュタ』のパクリだし、アバターも『マトリックス』の焼き直しで新味がない。それとなんだか『風の谷のナウシカ』に似ていないか・・。
偏光グラス方式の3Dは画面が暗くなるのが欠点、このあたりを何とかしないとだめだ。
CG場面も実写のようで違和感がないところはすごい。
『エイリアン』のシガニー・ウィーバーが博士役で出演している。あまり老けていない?(エラが少なくなっている)
撮影場面の様子を見ると、本物の役者の体にLEDライトを付けてその動きをトレースし、CG化しているようでかなりアナログ的なCGのようだ。
手間と時間をかけ、さらに金のかかった映画ということは分かる。
3D映画はずいぶん以前に赤青のメガネをかけてみるのがあった。
当時は立体映画と言った。
残念ながら当時は立体場面になるとモノクロ映画になってしまう難点があった。
赤青のめがねを使う方法は漫画雑誌の『少年』などでずいぶん以前から使われていた。
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
製作:ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー
製作総指揮:コリン・ウィルソン
サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョバンニ・リビシ、ジョエル・デビッド・ムーア、CCH・パウンダー、ウェス・スチュディ、ラズ・アロンソ
製作国:2009年アメリカ映画
上映時間:2時間42分
配給:20世紀フォックス映画

※立体映画
骸骨面(1961)
監督:ジュリアン・ロフマン
主な出演者:ポール・スティーヴンス/クローデット・ネヴィンズ/ビル・ウォーカー
公開年:1962年5月
製作国:カナダ

※アバターの語源(Wikipediaより引用)
サンスクリット語のアヴァターラ(avataara)は、インド神話や仏教説話の文脈で「(神や仏の)化身」の意味。アバター/アヴァターはその(もしくはヒンディー語形アヴタールを英語表記したavatarの)西洋風の読み方で、概念が似ていることからネットワーク用語として転用されたもの。
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