４３３：３丁目の夕日allways　DVD　2007.03.11

昭和３０年代の雰囲気が正確に表現されており、なつかしかった。原作のコミックでは鈴木オートの社長は温厚でやさしいお父さんだが映画ではけんか早い江戸っ子になっていたり、六さんが女性になっていたりと少し変えてあったが、このほうが良かったようだ。少しお涙ちょうだいのストーリーにしているがあまりひつこくなくまあ最近の日本映画としては評価できるだろう。 続編でこけないようにしてほしい。

テレビがはじめて家に来たときの大騒ぎは分からないこともない。当時メーカー品が高くて、大阪でも日本橋の電気屋が自前でテレビを作って売っていた。 電気冷蔵庫が家に運び込まれ、氷冷蔵庫が捨てられる場面、それを見つめる氷屋のおやじ、なんとなく哀れな感じがした。たしかに当時氷冷蔵庫を使っていた記憶が戻ってきた。

出演: 吉岡秀隆, 堤真一, 小雪, 堀北真希, もたいまさこ 監督: 山崎貴 堤真一（工場の社長）薬師丸ひろ子（社長の妻）吉岡秀隆（作家）小雪（飲み屋のおかみ）一平（小清水一輝）淳之介（須賀健太）

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