38エリザベス(ビデオ)2000.5.13
エリザベス1世の半生を描いたものであるが、恋に落ちたシェークスピアの主人公役の人がエリザベスの恋人になっていた。

ヘンリー8世の子供がメアリー1世、その妹エリザベスは腹違いの子(召使いに生ませた子供)。ヘンリー1世は離婚したくて英国国教会を作ってしまう。しかし、メアリー1世はカトリック教徒、エリザベス1世は英国国教会支持という状況が分からないと映画がおもしろくない。

当時のスコットランド女王メアリー(ヘンリー8世の兄妹の孫、美人とのことです)、フランスの皇太子に嫁いだが夫が死んだためスコットランドに戻る。彼女の甥(フランスの皇太子)がエリザベスの結婚相手として登場する、しかし、彼は女装趣味のおかしなやつ(これは少し行きすぎた演出、このような歴史的事実はないはず) メアリーはイングランド侵入を試みて、エリザベスと対立し暗殺されるが、歴史的事実では彼女はイングランドに亡命していてイングランドの王位継承権を主張してエリザベスと対立し最後に幽閉され斬首されたとあり少し異なるようである。

少し、この時代のイングランド史を読んでから映画を見るとおもしろいのではないか・・・・・・まあ、徳川三代の大河ドラマのようなものか?まあまあおもしろかった。