ボタン324:コラテラル 2005.3.18 VIDEO
トムクルーズが冷徹な殺し屋、クールで的確に殺しをやってのける。

映画の出だしはあんまりおもしろくなさそうな印象だったが、さすがに『ヒート』を監督したマイケル・マンだ。後半部の最後の殺しが成功するのかどうか、そのあたりからぐいぐいと観客を引き込み、ハラハラさせる。

最初の乗せた客がどんな関係になってくるのか、最後に分かるあたり、ストーリー的にはうまい。

しかし、最後に素人の弾丸に当たってあっけなくやられてしまうのは型どおりの結末だった。

結末だけなんとかならなかったのか・・・。
とにかく訳の分からん題名を付けるなと言いたい!!
collateral:、「平行の」「付帯的な」「副抵当」「見返り物資」、映画評論では『巻き添え』と説明しているが
「巻き添え」は英和辞典では、be involved in 、get mixed up とか書いてあってcollateral という文字はどこにもない。
シュアちゃんの『コラテラル・ダメージ』は軍事作戦で民間人が巻き添えになった被害を意味する言葉だそうでこれからなら巻き添えが類推される。

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