ボタン286:壬生義士伝 2004.8.16 VIDEO
原作に少し忠実すぎるきらいはあるが、出来はまあまあだろう。中井貴一郎のやっとまともな役を見た。

最初の場面で首が切られて飛んでくる場面は少しやりすぎ・・・。

原作でもそうだが、家族をそれだけ思うなら、なぜ武士道を優先するのか少し理解に苦しむのだがうまくまとめて映画にしている。

ただ、斎藤一の左利きがあまりピント来ない、テレビ版の竹中直人のは役者自身が左利きなのでうまく演じていた。

とにかく原作では連載小説のためか話があっちこちに飛んでしまい。どうなっているのか少し読まないと分からない。それに主人公が南部藩邸で切腹するところが延々と語られ、いい加減飽きてしまう。映画の方ではさすがにすっきりと収めているのはいい。
近藤勇や沖田壮司の出番がない・・・。
伊藤甲子太郎の暗殺場面が出てこない、カットされたのか?
吉村貫一郎に関してはまったくのフィクションとのことである。

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