ボタン211:トータル・フィアーズ 2002.12.22 DVD
ライアンシリーズはよくできているのでおもしろい。今回はハリソンフォードではなくベンアレックで少し若いライアン博士。前回は病死した上司が今回は原爆の爆風で死んでしまう。また今回もアメリカ大統領は馬鹿扱いされている。まそのほか『今ここにある危機』と同様に協力者の腕利きCIA部員が出てくる。原作者はよほどアメリカ大統領がきらいなのか・・・・。

伏線もよく利いていてボルチモアで爆発する原爆がアメリカが供与したイスラエルの原爆というあたり、皮肉な内容だ。たしかに原爆の破裂のすざましざ(映画の中では広島原爆の何分の1ということだったが)は表現されているが、実にあっけらかんとしている。アメリカ的で悲壮感を感じさせないのが難点か、それともいいのか・・。
配役が代わってすこし違和感はあったがおもしろかった。

もとにもどる