203:KT 2002.11.16 |
あの有名な金大中事件を題材にした映画で、あの事件を思い出した。 ドキュメンタリータッチで、当時の情景をまあまうまく表現できているようだ。在日問題もあまりひつこくなく出しているのがいいのかもしれない。 自衛隊の幹部が朴大統領の同期で事件に関わっていたいうのは少し違和感がしないでもないし、で映画の冒頭三島由起夫事件が出てきたりして無理にこじつけた感じもする。 原田義雄がいつものようにあまり肩を張らず新聞記者の役をやっていたのがよかった。最後に原田義雄が少年野球チームを教えている場面では『トラフィック』のメキシコ人刑事を思いだした。 後半のKCIAが船で拉致していく場面になると息切れするのか少し雑になってくるようだ。 いつもの日本映画のようにならずによかったもう少し金をかければもっといいできになったもしれない。 |