| １７４：A.I.(VIDEO） 2002.0５.05 |
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さすがですな、このピノキオのような話を最後まで見させるのはやはり監督の力量でしょうか？ 子供が不治の病で冷凍になっている。その子の代わりにそっくりのロボットが現れる。そのロボットを起動する（？）時、契約書を読みながらやる場面、非常にアメリカ的だと思わせる。 少し、日本のアトムの影響があるのではと勘ぐってはいけないだろうか？ 母を訪ねて三千里とピノキオを掛け合わせたような内容で、２０００年後には人類は絶滅してA.I.だけがいる。彼らが人類を再生しようと努力している。 残った母親の髪の毛で母親を再生する。しかし、技術的に２４時間しか生きられれない。このあたりは「ブレードランナー」のレプリカントに似ているのが気になる。 ばかばかしい内容だがこうまじめにやられると最後まで見てしまう。これくらいの演出が日本映画でも出来れば観客が戻ってくるように思う。 |