147:スターリングラード(ビデオ) 2001.11.17
ロブ・ロウのロシア人スナイパーとエドハリスのドイツ人スナイパーの戦い。第二次大戦のスターリングラード攻防戦が描かれている。初めのシーンはなんともすごい、スターリンは無茶苦茶な戦争をしたものだとつくづく思わせる。スターリングラードへは川を渡らなければならない、そこに送り込まれたソ連軍、川を渡る船をドイツ戦闘機が機銃掃射を加える。船から逃げ出すと味方が敵前逃亡ということで射殺される。
新しく来た将軍がフルシチョフというのは本当の話か。
相手のドイツスナイパーにもここへ来た理由があることが分かる、彼の息子が狙撃されて死んだのでその復讐もあることが後半に分かってくる。
少し分かりずらいのが、ロシア少年がドイのスパイかそれともソ連の2重スパイかそのあたりがはっきりしないのが気になる。
実際のレニングラードの町の中が映画の様だったのかどうか分からないが、なんだか『アバロン』の戦闘シーンがだぶってしまうような感じがした。どこでロケしたのか知らないがなんだか寒そうなところだった。
最後がハッピーエンドになるところはさすがにアメリカ映画らしく、見た後の後味はよかった。ひさしぶりに引きつけられる映画でした。