124:スペース・カウボーイ(ビデオ) 2001.6.23
まあ、あまり粗が出ない映画でした。グレンさんが宇宙に行った後だったのでこういうことも現実にありうるかと思わせた。
旧ソ連の通信衛星が核ミサイル衛星だったというのは少し筋に無理がある。ロシアも資金に困って通信衛星が落下すると困るので何とかしてほしいと米国に頼み込む、なんともアメリカ映画らしい筋立てになっている。トミーリージョーンズが衛星に乗り込んで月めがけてつっこんでいく。まあ、膵臓の末期癌と宣告されているのでその行動に無理はないが、なんともあっけらかんとしているところがアメリカ映画らしい。
最後にスペースシャトルを手動で大気圏に突入させるところはまったく無茶苦茶で無事着陸してしまうのは少し問題、せめて胴体着陸くらいさせてもよかったのではないか。無難で安心して見られる娯楽映画でした。