117:レッド・プラネット(ビデオ) 2001.5.25
火星地球化計画というのが主題、『トータルリコール』の中での話とよく似ている。少しインパクト弱いのが残念。
 こけを火星に移植してその光合成で酸素を作り出すはずだったが、こけはないのに火星上に酸素があった。わずかにこけが生えていてそれを食う虫がいて、その虫が酸素を作り出していた。なんで虫が生息していたのかという説明は最後まで謎と言うことになっている。
 やたら火星の上を歩き回ってばかりいて、虫に食い殺されたりで、何で火星に行ったのかよく分からない。
 AMEEという軍事用ロボットが人間を襲い始めるというのは、『2001年宇宙の旅』か『ロボコップ』を思い出す。しかし以前の『ミッション・ツー・マーズ』より、内容はかなりましで、風船でバウンドして火星へ着陸する場面はなかなかアカデミック。