THE THIN RED LINE(シン・レッドライン)(映画)99.5.1
まあ2時間半飽きさせずみせているが、登場人物が多すぎること、過去へのプレイバックが多いので筋が分かりづらい。ガダルカナル戦線を描いたものだが、以前にこの種の映画はなんどか見た記憶がある。
ジョージクルーニーが最後の方で出てくるのがご愛嬌。ニックノルティが出世欲のかたまりみたいな司令官で登場する。
 彼にさからう場面が出てくるがこれがアメリカの民主主義的な場面であって日本軍とはずいぶん違う感じであった。
最初の場面で現地人の1人がアメリカ軍の正面を歩いてすれ違う場面がある。これは何となくおもしろいシーンである。
ガダルカナル戦線といえば、昔映画を見に行くと(この頃は3本だてというのが多かった)次の映画の到着までに太平洋戦争の記録映画をよく上映していた。サイパン、硫黄島攻略戦などetc・・・(あの頃は映画館数軒で1本のフイルムを回しており、バイクで運んでいた)
30数年前、スチーブマックイーン主演の『突撃(?)』というのを見たのを思い出した。スチーブマックイーン扮する兵隊(少し精神異常気味)がドイツ軍のトーチかを攻撃し最後に戦死する映画だがなんととなく従来の戦争映画と違って鮮明に内容を覚えている。


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