上高地に初めて訪れたのは、今から16年前・・・19歳の時です。まだその頃はJRが国鉄と呼ばれていたころです。駅で配られていた穂高地方のパンフレットで見た風景に「日本にもこんな風景があるんだ」と感動したのを覚えています。そして五月の連休を使い初めて眼にした風景は想像以上のもので、河童橋から明神池そして徳沢まで夢中で歩いたのを覚えています。徳沢ロッジに宿をとり、帰りは右岸を残雪に靴を濡らしながらバスターミナルまで帰ってきました。それから何度かこの地を訪れているのですが、1995年の五月の連休に上高地温泉ホテルに宿をとることでき、翌朝早くから起き出して撮った写真を載せてみました。朝早い上高地は人もほとんどいなくて静かで、清涼な空気にも磨きがかかり凛としていて最高です。ただ五月の上高地はまだまだ早春で木々も茶色いです。いつか又今度は、木々に葉が茂る季節の早朝を、カメラを持って散策したいです。
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