~~~~~~~玄武洞から城崎温泉を目指して~~~~~~~

9月7日は勤め人にとって18切符が使える最後の日曜日でした
朝起きると天気は上々
さっそく着替えを済ませて駅へ向かいました

京都駅からは新快速「赤穂レジャー号」にて姫路へ
姫路に向かう時いつもは、須磨〜舞子付近の海景を見るのが楽しみで海側に座る事が多いのですが
今回はなにげなく山側に・・
座ってみると六甲山の豊かな自然と麓にひろがる街並山側の車窓も以外と良いなぁ

姫路からは播但線なるローカル線?で山陰線和田山駅へ
途中福崎駅、寺前駅と乗り継ぎましたが
福崎と言えば中国自動車道の福崎インターぐらいしか思い浮かばなかったけど
駅に降り立って知ったのですが
民俗学者の柳田国男の生家のあるところでした
今でこその駅前の佇まいですが
幼少の頃の風景に想いを寄せると、この風景が民俗学へ導く礎だったのかなぁ
なんて知識も無いのに想ってしまいました


[JR福崎駅です]

播但線も福崎、寺前までは電化されていましたが
寺前からはディーゼルカーが一両で頑張っていました
都市部ではすっかり姿が消えたディーゼルカーですが
中国山地を走るJR線にはまだ以外と残っていたりするのですが
走り去る風景とディーゼルカーの振動がいい感じでシンクロするんです
もっとがんばって走っていてくれよ〜
なんて通過するだけの旅人の勝手な感情ですね


[寺前ー和田山間はこの車両が走ります]

和田山駅で今度は乗り換えるのは山陰線、ここは電化されていているので電車です
和田山駅と言えば駅弁があるんですよね
見たところ釜飯風で美味しそうだったのですが買いませんでした
電車に乗り込んでから買っておけばよかったと後悔する事になるのですが・・
豊岡を過ぎると円山川が車窓に寄り添って切るのですが
はじめのうちは特に変化の有りそうな川でもなく
対岸をみてもそんなに山が近い訳でもなく知識としてあるこの川の岸にあるべき
玄武洞ってどうなのって想っているうちに
玄武洞駅に到着・・・、ここから渡し船で対岸へ渡るとは調べていたのですが



無人の改札を抜けてスロープを降りると手書きの「玄武洞渡し船」って看板
それを横目に見つつ国道を渡り川岸に着くと
船頭さんに「そこで切符買って」と言われるままに往復券を購入



川岸まで2〜3分、見ての通りの船は漁師さんの船みたいですね
はじめて乗るので内心とてもはしゃいでしまいました
とはいえ、同乗の家族ずれの手前さりげなくはしていましたが・・

そうこうして対岸に渡り、いざ玄武洞へ
対面した印象は・・・想っていた通りでもあり、なくもあり・・
こんな大きさだったのねとか、でもまぁこんな感じといえばそうなのかとか
いりまじって微妙なかんじでした
でも、きっと季節に寄って表情を変えるのでしょうね
今の季節が案外一番単調なのかなって気がしました
それと、みどころが5ヶ所に別れているのは来てはじめて知りました
付近は公園として整備されていて大変見やすくなっていました


[玄武洞です]
「旅先の風景より」に他にも写真があります

渡し船で再び駅のある対岸に戻りいよいよ城崎温泉へ

城崎温泉には以前温泉には入らず街の雰囲気だけを見て通り過ぎた事はあったのですが
今回は、しっかり外湯めぐりにやってきました

駅前にいたおば・・・お姐さんに観光地図って置いてないかってきてみると
みどりの窓口のある事を教えて頂きそれをもって歩き始めました

まずは一番駅から遠く、露天風呂もあるということで「鴻の湯」へ
川沿いを歩き「一の湯」のところから温泉町の雰囲気のる道をすすみます



名旅館といわれる西村屋さんとか、外湯のひとつ「御所の湯」を横目に歩く事暫し・・
ようやく到着した「鴻の湯」の番台?で金500円を払い浴場へ
まずは内湯で掛かり湯をし浸かってみたりしてから、露天風呂へ・・・えぇ〜感じやぁ〜
夏の温泉て汗もひかずどうすんのよって想っていたのですが
風を感じながら陽の光を感じて浸かるお湯の気持ち良い事・・最高でした
で、案外湯からあがって着替えてもなんかさっぱりしていて不思議な感じでした


[鴻の湯外観です]

鴻の湯をあとにして
温泉寺の山門をくぐりお堂に挨拶して境内を見渡すと
飲湯場があったので試してみました
塩味が頃合いで美味しいかもって印象でした

[温泉寺です。本堂へはロープーウェイで]

温泉寺の後は、「まんだらの湯」「一の湯」と入りました
まんだらの湯には、大きな桶の湯船で半露天のお風呂があり、鴻の湯の露天風呂とはまた違う
趣を出していました
一の湯には洞窟風呂なるものがあり入ってはみましたが・・・
これもまた野趣を醸し出そうということなんでしょう・・・
でも見つけてしまいました
コンクリートブロックが埋まっているのを・・・
でもまぁ良い感じであることの障害としては微細なことですね


[左からまんだらの湯、一の湯です]

いやぁ、城崎温泉すっかり気にってしまいました
また来ようと決めて帰ってきました

帰りの行程は、城崎5時過ぎに出発して福知山、園部と乗り換えて京都帰着は9時前でした
ほとんど鉄道に乗りいったようなものでしたが・・(事実そうなんだけど・・)
城崎温泉・玄武洞と回ってJR分が2千数百円換算、渡し船が往復で¥1000
外湯が一ヶ所¥500x3で¥1500
¥5000ほどで一日、それもこれだけ遊べるんだから18切符はやめられまへん

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