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二人でお酒を

一人酒は寂しいもの やはり二人で 特に偶には女性とが良いと思います。

しかし中々そんな女性は見つからないものです。

現在の団塊前後の世代は育ちが男女共学 まだ花街も子供時代はあり、

男女の付き合いの基本が小さい頃に出来上がっていますが、その後の世代

は中高一貫の進学競争の中男女別々に大事な思春期を過ごしていて、この基本

が出来てない気が 自分の子供や若い人を見て感じます。これも晩婚の大きな

原因なのかも知れません。

女性と御付き合い出きるコツは、わかりませんが、姿・形 地位 お金どれも

良かったり有ったりしたほうが良いのですが、鼻についたら男は嫌われます。

多少飯を食ったり酒を呑んだりするので、ある程度の社会的地位やお金は必要

と思います。ただ基本はやさしさと思いやり 特に悩み事でも何でもそこそこ

聞き役になれる位のゆとりが必要で、自分のしゃべりすぎは嫌われるようです。

ともかくまめに細かく気を使ってあげ、相手を立てること 約束は小さなこと

でも守ること、要するに御互いの親しい関係を維持できる普通の関係があれば

良いと思われます。今はメール等もありますし、時折音信交わすことで つまり

男の友人を作るのとほぼ同じです。

取っ掛かりですが、仕事や会合で知り合い、みんなで飲んだとき、候補者がいれば

折をみて声をかけて、メールアドレスや連絡先入手し、誘うきっかけ

(例えばスペイン料理<気取った店より気さくな店>に)を作り、連絡取り合います。

これは比較的誰でも上手に行きますので 後は肩肘張らず、やや聞き手気味で

やさしく付き合っていくことです。

急な仕事で約束守れない時でも、別の機会を設けて守ることです。

男女の関係ですが、行きずり上なった場合 結婚しないのであれば、1,2回で

けりをつかます。長くなると御互いに傷つき特に男は未練がましいので、不倫は

さっさと切り上げることです。

理想的な関係は御互いに気はありそうだが、乗り越えず、忘れない程度に偶

逢う関係でこれが長続きします。

母は小さい頃 芸者さんの着物を繕っていましたが、夜何かのおり、妙なことを

私に言いました。{お前も男だから、色々女の人あると思うけれど 御嫁さん以外は

物の弾みと思ってそれで終わりにするのよ}そのとき何だかわかりませんでしたが

言いえて妙と思います。

もう一つ女性とプライベートで飲むときは、自腹で飲みましょう。

背伸びせず、分相応に、奇麗なお金を使うことです。

もう一つ、スポーツとか芸能以外に趣味を持って、料理でも構いませんが、一寸

美術・音楽・文学等一通りの知識があって、何かの話題で聞かれたとき、受け答えが

出来る、つまり知的であることは必要かと思います。

一応尊敬される要素ですが、こちらも相手を尊重する気持ちを忘れてはいけません。

結論としては男女の関係も当然のことですが、御互いに尊重しあう、誠実な

人間関係と、少し男同士と違う知的で多少刺激的な関係を持ってお酒を楽しむ

ことが出来ればと思います。