山と高原地図:No.28 丹沢

神奈川県の山:No.04 大山

阿夫利神社・大山・見晴台

大山ケーブル駅バス停〜大山不動尊〜阿夫利神社下社〜大山〜見晴台〜阿夫利神社下社〜大山ケーブル駅バス停
日時 2006年9月11日(土) 9:50〜14:45(4時間55分)
参考データ 歩行距離:7.5km  歩行時間:4時間00分
天候 曇り時々晴れ
同行者 単独
コース説明 夏休みの富士山登山で体力の低下を実感した。自分の体力の最確認の為に近くの山を歩く事にした。大山は朝の通勤時に正面に見える山であり、色々な登山ガイドを見ると初心者でも安心して登れる山と書かれてある。最悪の場合、ケーブルカーで下山する事も出来るので神奈川県で初めての登山として大山を選択した。下社まで登り、体力次第で山頂を目指す事にする。
今回のコースは、山と渓谷社の「神奈川県の山」の大山の項目に記載されているコースをそのまま歩く事にした。大山は雨降山と呼ばれ、ピラミット型の山容が特徴の山で、775年に奈良東大寺別当の良弁によって開山され、後に真言密教の修験道場になった山である。人気が有り訪れやすい場所に有る為、多くのハイカーが初秋の登山を楽しんでいた。
各ポイントの時間 大山ケーブル駅バス停(9:50) →追分駅(10:00) →大山寺・大山不動尊(10:20) →阿夫利神社下社(10:45) →大山(12:15) →見晴台(13:30) →阿夫利神社下社(14:00) →追分駅(14:30) →大山ケーブル駅バス停(14:45)

大山ケーブル駅バス停の上に有る駐車場にバイクを留め、宿坊や土産物店、豆腐料理のお店が並ぶ石段を登る。朝早くから開いているお店もあり、帰りに時間があれば寄ってみたい。橋を渡りケーブルカー(今週は点検の為運休中)の追分駅横を通り、女坂・男坂の分岐広場に着く。 パンフレット通りに直進し、石段を登り真玉橋を渡ると女坂コースは本格的な山道になる。コースの両脇には、地元の小学生が植樹したアジサイが植えられている。登山装備を担いだハイカーや軽装の観光客が息を切らせながら歩いている。途中には女坂七不思議が有り見所は多い。 上の写真は子育て地蔵で、説明板も設置されている。徐々に傾斜も急になり、丸く削れ苔むした石の階段をジグザグに登る。前方左手に石仏が両側に設置されている階段が見えてくれば、下社までの中間地点・大山不動尊に着く。直進すればケーブルカーの不動前駅に向かう。
女坂七不思議は、弘法霊水から始まり、子育て地蔵、爪切り地蔵、逆さ菩提樹と続き、大山不動尊を過ぎると無明橋、潮音洞、眼形石がある。それぞれの場所には説明板が設置されていて、丁度良い休憩になる。(運動不足の為、ちょっと歩くだけで息が切れ苦しい) 100段ほどの階段を中央の手すりにしがみ付きながら登ると大山不動尊の社がある。社の右横に進み不動駅からの道と合流して赤い無明橋を渡る。下社への石段の急登をつめると男坂と合流する。新しく整備された様な石段を登り、見晴台への分岐や茶屋を過ぎると阿夫利神社下社の境内に着く。 今日は参拝者よりハイカーの方が多い。眺めは横浜方面(ランドマークタワー)まで眺望できる。社の右手から入った所に湧き水を汲める場所がある。水筒に水を補給して、景色を見ながら軽く食事を摂る。ここから大山山頂までは約1時間、登るか下山するか迷う。
せかっく来たのだから、登れる所まで行くことにした。下社の左側の鳥居の先に有る半分開いた門が山頂への登山口になる。まず急な階段をゆっくりと登る。更に進むと、大きな石がゴロゴロしている山道になる。杉の巨木の間を過ぎた12丁目には茶屋がある。(道の脇には1丁目ごとに石碑が設置されている) 多くの人に追い抜かれるが、丁目の石碑を数えながら、無理をしない程度の速度で登る。16丁目は蓑毛からの合流点で、広場には休憩用のベンチがある。ここから展望も開け、木々の隙間から相模平野が見える。道は石で組んだ階段が続き、足がつりそうになる。 尾根に出ると展望が開け、21丁目の富士見台からは運良く富士山が見えたが、直ぐに雲に隠れてしまった。ここも多くのハイカーが休憩と写真を撮っていた。早くも下山してくる人とすれ違う様になる。
少し登るとヤビツ峠からの道(イタツミ尾根)と合流する。道も更に急になり歩くペースは遅くなるが、山頂までは200mほどなので最後の力を振り絞り登る。 前方に鳥居が見え山頂に着いたと思ったが、27丁目だった。鳥居の左側にも踏み跡が有り、どこかに続いていそうだ。鳥居を潜り最後の急登の階段をジグザグに登ると赤い鳥居と、その向うに売店(茶屋)と社務所が見えると大山山頂に着く。 28丁目の石碑を確認し、売店と奥の院の前を通り、東側に回り込むと、多くの登山者が休憩する広場に出る。眼下に横浜や江ノ島、遠くに房総半島まで見渡せるが雲に霞んではっきりとは見えない。大山は標高1252mでバス停から1000mほど登ってきた事になる。
久々の登山で足は限界に近い。大山山頂にあるアンテナ塔の柵の近くのテーブルで昼食のおにぎりを食べる。5、6人のグループが隣のテーブルでバーベキューを始めた。10分も休むと汗がひき寒くなる。 下りは雷ノ峰尾根を下る。急な木の階段が続き、途中で唐沢峠への分岐(不動尻分岐)に出るが、そのまま右側の灌木帯の中の階段を下る。やがて傾斜がゆるみ、右側の斜面下からハイカーの声が聞こえてきたら、ベンチやテーブル、東屋が設置された見晴台に着く。 振り返ると大山山頂は雲の中に隠れている。ベンチには多くのハイカーが休憩しており、座る場所が中々見つからない。空いたベンチで数分ほど休憩した後、下社に向かう。尾根を直進する道は、九十九曲りを経て日向薬師バス停へ向かう道である。
見晴台からは、大山の中腹を下社まで続く水平道を歩く。多少登り下りが有り、鎖場も数箇所有るが注意して歩けば問題ない。途中にはそこそこの水量の二重の滝がある。滝の横には建設中の小さな社がある。水平道は下社下の茶屋横に出る。 帰りはケーブルカーの東側の尾根を一気に下る男坂を歩く。急な尾根に作られた石段は追分駅まで続き、段差が大きく狭い階段で滑りやすく危険だった。短時間で追分駅まで下れると思っていたいたが、予想以上に時間がかかった。。 最後の階段を下りると、追分駅上の分岐広場に出る。疲労し切った足を引きずりながら、土産物屋が並ぶ階段をゆっくりと下る。土産として大山豆腐や山菜を購入して、留めていたバイクに乗り帰宅した。途中、フットブレーキを踏むたび、足がつりそうになった。