ワシの嫌いなもの


基本的に人間が嫌いで、出来ることなら人との付き合いを減らしたいと思うような人間である。根が神経質ということもあるのかもしれない。人と会うたびにいらぬ神経を使い、一人になるとドッと疲れが出てしまう。出来ることならこういうのはもうやめようと思っていても、誘われて断れない自分もいる。
そのクセ小説を書く際には人一倍(そうは見えないかもしれないが)人物を書くのに集中してしまうし、嫌いなクセに悪人を書きたがらない困った性格である。ま、かの山本周五郎も人間が好きよりも嫌いなほうが小説を書けるとどこかで書いていた(かな?)からそれもいいのかもなと納得している。
二十数年もこういう性格で生きているとなんやかやと色々なしがらみや人間関係を見てきた。それでもまあ他の人に比べたら少ないほうなのだけど、自ずと嫌いな人間というのも出てくる。そういう人間を僕は年齢の上下、男女関係なく「クソガキ」と呼んでいる。この「クソガキ」は全くもって始末におえない。こういう輩にだけはなりたかねえと思う。偉そうなことを言えない部分もあるのだができる限りそうはなりたくはないのである。
さて、どんな輩を「クソガキ」というかその基準を以下書いてみる。

一、恩を仇で返すやつ。
一、自分の名誉や権威を誇示したがるやつ。
一、「金」の話題しか出てこないやつ。
一、どうして自分だけと思う奴。あるいは他人と自分を比較したがるやつ。
一、人の色恋沙汰にすぐ首を突っ込むやつ。
一、他人の弁当を覗きこむやつ。
一、正義の戦いに同調するやつ。あるいは真剣勝負に加勢をするやつ。
一、責任を取れないやつ。別の言い方だと何かあるとすぐに逃げる奴。
一、状況に翻弄されて自分を見失うやつ。
一、好きなやつにしか愛想良くしないやつ。また好きなやつを褒めることしかしないやつ。
一、すぐに徒党を組みたがる奴。もしくはすぐに正義漢ぶるやつ。
一、人のおごりの誘いを断るやつ。
一、褒めることを知らないやつ。

他にもあるけれどだいたいこんなものか。これにあてはまる人間を僕は基本的に信用しない。かといって全面否定をすることもしない。多少は信用するけれど全幅の信頼をよせるということは絶対にしない。好き、嫌いだけで何から何まで判断することもしない。けれど直す努力はしてもらいたいものだ。僕ですら努力はしている。是非これを読んだ人もそうならないでもらいたいなあと切に願う次第である。


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