湘南月例、谷川真理ハーフ、フロストバイト         T.K

湘南月例ハーフの部
2004年の1月は湘南月例のハーフからスタートした。前年最後のレース”ホノルル”が
イマイチの結果(内容)だったし、その前のレースから判断しても東京国際女子記念
付近がピークでそれ以降は調子が下降気味であるということは薄々自覚していたが、
『ハーフなら何とかなるかも? 年末年始も結構走れたし・・・』という訳で、再調整など
そっちのけで、記録狙いで挑戦してみた。
っで、結果はというと、4:15/km程度という速からず遅からずというまずまずのペースで
入ったにもかかわらず、その後ペースが上がらず、逆に10km付近からスネのあたりに
疲労を感じ始め失速。一時は4:25/km付近までペースダウン。残り5kmとなってから、
ようやくリズムを取り戻し、上がりの5kmは4:10/kmを切るまでに回復したが、1:29:45と
いうことで自己記録には2分以上届かず・・・ でもこれを切っ掛けに調子を上げて行け
ば翌週の谷川真理ハーフは!という期待を持ってはみたものの。。。 

谷川真理ハーフマラソン
谷川真理ハーフマラソンは3年ぶりの出場だった。ここ2年は横田フロストバイトロード
レースと日程が重なっていたので、出ていなかったのだが今年はフロストバイトが1月の
最終週に移動したので、両レースに出場できる事になった。意気込みは勿論自己新。
がっ、この日は物凄く風が強かった。しかもこのレースは河川敷ということでさえぎる物が
何も無く完全な吹きっさらし状態。風向きとコースの関係からして、往路が向かい風。
復路が追い風となる。この余りに激しい風を目の当たりにしてスタート前から既に戦意
喪失気味。。。 ということで前半は集団の中でじっと耐え、後半勝負!という作戦を立て
たが、もぐりこんだ集団のペースがなかなか合わず、また寒さの為か?脚の具合も、
よろしく無く、前半は4:30/km前後を行ったり来り。ペースは緩いのだが疲労はかなりの
もので、折り返す時にはもうかなりヘトヘト。それでも折り返した後は風に助けられて、
4:05/km〜4:15/kmのペースを刻んだ。しかしながら前半のロスを取り返す事は出来ず、
1:32:21でゴール。たしかに風は強かったがそれ以上に問題なのは自分の体調か???

横田フロストバイト
湘南月例→谷川真理ハーフで順調?にタイムを落し半ば自信喪失気味で向えたフロスト
バイト。谷川真理ハーフとの間に1週間の余裕があったので、その期間にハワイ旅行でリフレ
ッシュ。これによって脚の休養は図れたが、その分体重が増え条件はさらに悪化?
それでもスタート直後は、休養充分のせいか脚が動く、動く、動く。正確なラップは取って
いないが4:05/km〜4:10/kmくらいで最初の5kmを通過。しかーし、10km地点が近づいて
くると、脚に異変が・・・左足を着地(体重を乗せると)すると脚の力が抜けてしまうのだ。
そのため、左足を着地するたびにカクッ、カクッと腰砕けのような状態になる。ピッチは落ち、
ストライドは狭まる。。。徐々にペースダウンしながら10kmの通過は42分ちょうど(平均4:12/km)
ここまでのペースとしては悪く無いが、いかんせん、この状態ではどうにも。。。 
さらに悪い事に力が入らなかった左足が今度はピクッピクッと痙攣をはじめたのだ。痛みは、
さほど感じないのだが、左足には前に進もうとする力が無くなってしまったような感じ???
やむを得ず、急激なペースダウンで立てなおしを図る。こうなると、廻りのランナーには抜かれる
一方。真中を走っていると邪魔になるのでコース脇の芝生に逸れて、ジョグを開始。それでも
数十分そんな状態で走っていたら、若干持ちなおして来たので徐々にペースアップを図る。
がっ、4:30/kmに近づいてくると痙攣が再発。結局後半は55分近く掛かかり、1時間34分50秒
でゴール。谷川真理ハーフよりもさらにタイムを落してしまった。

自己診断・・・
1月に走ったハーフ3戦で自分なりに導き出した答えは、『このままでは駄目だ!』ということ。
脚の筋力?がなくなってしまった(摩り減ってしまった)ような感じで、走る度に状態が悪くなって
いく。こんな状態で無理して記録を狙っていたら、そのうち故障でもして長期戦線離脱なんて
事にもなり兼ねない。人間と競走馬を比べるのはどうかと思うが、競走馬は3ヶ月〜5ヶ月レー
スを使ったら、その後、放牧休養に出して体調を整える。今の自分にはこれが必要なんじゃ
ないかと・・・ 8月後半から11月のレースに向けてトレーニングを行ってきたが、狙ったレース
で結果が出せず、その結果を求めて、次のレース、そしてまた次のレースと無秩序に走り続け
て行くうちに、調子の山は峠を越して、谷底に落ちきってしまったようだ。今シーズンはこのまま
レース中心で!という前回のレポートは撤回して、今後はスロージョグを中心とした放牧型調整
(強化ということを余り意識せず、走りを楽しむ事に重点を置く)を行い、馬体(人体)の回復に
努めようかと。。。 その結果、荒川市民マラソンが充分な状態で迎えられなければ、これも
ジョグで流せば良いと思っている。当面の目標は年に1度のスピード強化”横浜駅伝”。その
為の強化練習をよい状態で行う為の脚作りをしておくことだ。サブスリーは遠ざかったが、今は
これもひとつのステップなんだと受けとめようと思う。
それから前回のレポートに書いていた走りのヒント。これはフォームに関することで、これを修整
したらスピードはそこそこ出る感じになったが、簡単に身につけたフォームは馴染まず・・・
やはり順序だてて、一からやり直さなければ駄目なようだ。


戻る