"ホノルルへのカウントダウン! この1年を振りかえる 12月上旬 "

ついに12月を迎えた。12月になってからは平日の早朝ジョグも5km程度に落し
走るスピードも6分/km程度のゆっくりペースに抑えている。走る距離を減らしている分、
食事の量も抑えぎみ。体重が増えないように心掛けている。もうここまで来たら、負荷の
高いトレーニングは必要ない(?)と思う。足に疲れを残さず、筋肉を鈍らせず、状態を整える
ことに集中するのみ。半年間行ってきたトレーニングもほほ終了した。
それと12月に入ってから、アミノ酸ローディングを行っている。1日2回アミノプロを飲む。
効果のほどは分からないが、良いと思われる事は全てやっておこうと思う。

大会まであと数日。思い起こせばこの1年、色々なことがあった。
ランニングに関しては、精神的、肉体的に、浮き沈みの激しい1年だったような気がする。

1月:
昨年のホノルルマラソン以降、気が抜けた状態で迎えた正月。そんな状態が影響した
のか、谷川真理ハーフマラソンには、直前の風邪と下痢により、ひどい体調不良で臨んだ。
それまでにこれといった持ちタイムが無かったので、何とか自己ベスト更新はしたものの、
非常に苦しく、辛いレースだった。しばらくはレース出場を見合わせようと思ったほど。
強風と寒さにもマイった。それに花粉症もひどかった。

2月:
2月には、オアフ島で行われたグレートアロハランという大会に出場。
暖かい気候、現地の人達の楽しい雰囲気、クラクションを鳴らして応援する運転手など
に支えられ、ファンラン気分でタイムを気にせず、走る楽しさを再認識した。
やっぱりランニングっていいなー、その思いを胸に荒川市民マラソンではサブフォー
を達成するぞと意気込んだものの、練習での走行距離は思ったほど伸びず。。。
気持ちのどこかに空洞が?

3月:
その荒川市民マラソンでは、サブフォー達成の為のペース配分をに計算し、
その為に必要なペース走を行い、それなり?の自信を持っていたが、心の何処かで
ホノルルマラソンという暑さの中であれだけのタイムで走れたんだから、条件的にラクな
荒川なら、レベルアップせずとも大丈夫だろうと言う油断があったのか、
練習での走行距離が不十分なうえ、またしても直前に風邪を引き、体調不良に。
それでも当日には熱が下がったので、イチかバチかのサブフォーペースで走り出したが
30km手前で走行不能に...完走しなきゃという気持ちに反して、身体は動かず。
最後は、走る気持ちが折れてしまい、はじめてのリタイヤを経験した。

4月:
リタイヤのショックは、予想以上に長引き、走る意欲が湧かなかったというより
走るのが恐かったのかもしれない。チームのメンバーが走っているのを見ていると、
楽しいのだが、出場しようと言う気持ちが湧いてこない。しばらくはランニングから
離れ、ゴルフに熱中していた時期もあった。横浜駅伝では、チームが準優勝し、
感動したにもかかわらず、依然として自分が走ろうという気持ちは起きず。。。
このままフェードアウト? そんな気分にもなった。

5月〜
そうこうしているうちに、5月を迎えた。
レースにエントリーすれば走る気が起きるかな?と思って山中湖ロードレース、
湘南ビーチマラソン、美瑛ヘルシーマラソンと遠征中心の3連戦を計画していたが、
練習しようと言う気持ちは依然湧いてこない。そんな状態だったんで、山中湖では
2時間を切れず、湘南ビーチでも後半失速、美瑛ヘルシーではコース全体にわたる
下り坂に助けられ、辛うじて自己ベストは更新したものの、ヒザを痛めた。
走る事ってこんなに辛かったっけ?そんなことを感じていた時期だった。
そう言えば体重も増加傾向にあったような。。。

このドン底状態?から立ち直る切っ掛けとなったのは、ホノルルマラソン出場を決意
したことと、富士北麓24時間リレーが近づいてきたことだった。
もう一度やってみよう! 今度こそサブフォー! 打倒?間寛平!やっぱりホノルル
マラソンに出るとなると、気持ちの高ぶりが違ってくるし、24時間リレーでも
たくさん走ってチームに貢献したいという気持ちから自然と走る距離が増え始めた。
梅雨になり、花粉が飛ばなくなったのも好材料だったかも?

そして7月からは、当レポートのとおり、自分なりに充実した走り込みが出来たと思う。
昨年は年間で1000km程度しか走ら無かったのが、この半年間で1000kmを越える
距離を踏んできた。どれだけ沢山走っても、本当に4時間を切れるのだろうか?と不安に
はなる。その不安を拭い去る為にまた走る。故障してしまうのでは?という不安と、この
程度で4時間を切れるのか?という不安に挟まれながら走りつづけた。
一時は、これだけ走って駄目だったら、どうしよう?というプレッシャーもあったが、
今では、これだけ走って駄目だったら、よっぽど素質がないんだろう。素質が無いなら、
もっと沢山走ればいいや。くらいの開き直りの気分になった。

7月からの走り込みにより履き潰したシューズ2足。 落した体重約5kg
10kmの自己ベスト更新約4分。 柔軟体操の成果で立位体前屈で手が床につくようになり、
腹筋・背筋の筋力アップにより、ドライバー(ゴルフ)の飛距離は20ヤード増した。
サムズ・アップのメンバーの活躍は刺激になっているし、チタン効果も期待できる。
現地の方の応援も大きなプラスになるはずだ。4時間を切るための条件は揃った。
あとは、残された数日間を無事に過ごし、何の不安もない状態でスタートラインに立つ事。
これが、最後に残った1番大事なポイントだと思う。
「マラソンはスタートラインにつくまでが勝負!」この言葉が頭の中を駆け巡る。

12月7日(金)19時20分 羽田発 中華航空018便 ホノルル行き
明日、この飛行機に乗って行ってきまーす!!


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