2002年サロマ湖100km情報

★ツアーについて
サロマ湖ウルトラマラソンでは、主催者の企画による、ランナーズパックなるものが
用意されています。(東急観光などが行う) こちらのパックツアーを利用すれば、空港
から受付地点への送迎、当日スタート地点までの送迎およびゴールから宿までの
送迎など至れり尽せり。しかも宿泊場所は比較的、サロマ湖に近い場所なので、便利
なのですが、問題は料金。比較的安いプランでも10万円近く掛かってしまいます。
我が家の場合、レースに参加するのは私一人でしたが、妻のK枝が応援参加するので、
二人だと20万近くにもなってしまいます。これではあまりにも高額な遠征となってしま
うし、折角、北海道へ行って観光だけというのも何なんで、結局フリーのパッケージツアー
を4月から探し始めました。(4/1発売のじゃらん、るるぶじゃぱんで…)
探してみると、プレッツ予約センター主催のツアーで、レンタカー付、2泊朝食付の女満別
空港往復利用で39,800円というのを発見しました。そして、迷うことなく、このツアーで
予約を取ったのでした。

とにかく格安なんで贅沢は言えない。と少々の問題は目を瞑ろうと思っていたら、
出発直前(1週間前)になって、電話が・・・ 『帰りの女満別発便がパンク状態なんで、
釧路最終便(19:15発)に変更してもらえないか?(乗り捨て料金はツアー会社負担)』との事。
観光もしようと考えており、帰りの便を釧路にすることも一度は考えたくらいなんで、(乗り捨て
料金が掛かるし、空港利用追加料金も掛かるので断念していた。) これは、ラッキー!という
ことで快諾。 出発便は時間指定なしで11:50発に決まりました。ホテルはビューパーク遊悠亭。
ちょっと古い感じもしましたが、基本的に寝るだけなんで問題無し。温泉大浴場付なのは良かった
です。場所が網走なので、ゴール地点まで約30分。スタート地点(受付)まで1時間20分くらい
掛かりましたが、まあこれくらいなら、可能な範囲だと思います。北海道もこのあたりは信号が
少なく、平均時速50〜60kmくらいで走れます。

レンタカーはジャパンレンタカー。車種は日産キューブ。5人乗りなんで荷物を入れるのに
ちょっと苦労しましたが、とにかく値段重視だったんで、これも許容範囲。コストパフォーマンス
を考えれば、充分満足の行くツアーでした。

サロマ湖の達人?は、スタート(受付)地点の湧別町民センター内の公園にテントを張っていま
した。移動によるロスが無いし(当日も4時くらいまで寝れる?)、宿泊費はタダ? 前夜祭代わり
にBBQなんかをやっていて、凄く楽しそうでした。私には真似できない技ですが…

★当日の送迎など
宿泊、移動は、手配したパックツアーで何とかなります。あとは、スタート地点とゴール地点が、
かなり離れているので、レンタカーをスタートまたはゴールのどちらかに駐車しておいたとして、
送迎バスに乗らなければなりません。スタート→ゴール、ゴール→スタートの送迎バスは主催者
側で準備しています。(4000円だったかな?)これをを予め予約しておきました。(5月上旬)

網走がゴール地点に近いので、レンタカーの駐車はゴール地点にしました。ということで予約した
送迎バスは、スタート地点行き。バスの出発は、AM3:00。宿を出発したのは、余裕をみてAM2:00
でした。そして起きたのは、何と1:30。駐車場は、ゴール地点は大きめで余裕あり。スタート地点は
少なかったような気がします。(他にもあったのかな?)

それから、応援者用のツアーが準備されていました。(5月に予約) スタート地点出発のツアー
で料金は5000円(弁当付) これはスタート地点から何ヶ所かある(4ヶ所?)応援ポイントへの
一方通行シャトルバス方式?です。 何本かバスがあり、応援者は、参加者のペースに合わせて
バスを乗り継げるようになっています。応援参加のK枝によると、GTmailsを利用したので、誰が
どの辺を走っているのか分かり、かなり楽しめたようです。

★受付会場、ゴール地点に関する情報
受付会場の目玉は、何と言ってもホタテ焼き。生のホタテを参加者は2個づつ貝殻にのせてもらい、
タレを掛けてもらって自分で焼いて食べる。これは旨かったです! ただし貰えるのは参加者のみ。
応援者は貰えませんでした。それから午後4時以降に到着した人達のなかには、品切れで食べる
事が出来なかった人もいたようです。歓迎パーティーには参加しなかったので、分かりません。

また、受付会場では、フィニッシャーTシャツの予約が行われていました。完走した人に限り、後日、
完走Tシャツ(完走タイムを入れる事もできる)と請求書が送られてくるようです。

ゴール地点では、食券が渡されます。これを持っていくと、うどんやヤキソバ、カレーなど好きなものが
食べられます。それから完走パーティーは、開始と同時に会場が埋まり始め、数十分後に会場入り
した時には大方は、食べ尽くされておりました。夕食をここで済まそうと考えている方はお早めに
会場入りすることをお薦めします。熱気がこもっていた事もあり、私達は、網走に戻って、エアコンの
効いた涼しい網走ビール園で乾杯しました。

★荷物預けに関する情報
受付を行うと、青い袋と赤い袋が渡されます。スタート地点には荷物預かり所があり、赤い袋は55km
のレストステーション行き、青い袋はゴール行きとなります。私はシューズ、Tシャツ、ソックス、胃薬など
をレストステーション行きの袋にいれました。ゼッケンは2組渡されるので、着替え様のTシャツに予め
付けておく事ができますが、RCチップはひとつなんで、シューズを交換する場合は付け替えなければ
なりません。また、スペシャルドリンクテーブルが3ヶ所あり預ける事ができます。(30km,60km,80km)
ペットボトル500mlサイズくらいのボトル(高さ20cm以内)を預かってもらえます。私は、グリコーゲンリキッド
を水で溶かしたものを容器に入れ、チタンローションの小ボトルをガムテープで貼りつけたものを60kmと
80km用に預けましたが、80kmは関門ギリギリだったので、取る余裕がありませんでした。

★食事、観光など
1日目は受付会場を出て、網走市内の炉辺焼き屋へ行きました。(名前は忘れた) あまり派手な
看板は出ていませんので、場所などは、しらべて行った方が無難かもしれません。
2日目は網走ビール園。ここは分かりやすいです。網走の市内は、札幌や小樽などのように、
栄えている!!というのとはちょっと違う印象でした。

観光は、網走市内は、網走刑務所。門の前で記念撮影。 受刑者の手作り工芸品などが販売され
ています。(安いので、お土産には良いかも…) それから、監獄博物館にも行きました。ここは、昔の
網走刑務所が再現されています。結構、ドキッとするような、場所もありました。今回は釧路発だった
ので、摩周湖にも行きました。快晴だったので、湖面が真っ青に見渡せました。このあたりまでは、
サロマ湖ウルトラに参加された方も足を伸ばしていたようです。(足を引きずるように歩いているので
直に分かる。) その後昼食は、弟子屈900牧場でBBQ。少しゆっくりして、釧路入り。和商市場の
勝手丼で締めくくりという感じでした。

ホテル出発が9時頃。網走刑務所はビューパーク遊悠亭から10分弱。観光時間は写真を取るくらい
なんでお土産みても、30分あれば余裕でしょう。駐車場は市営の駐車場を利用します。
監獄博物館は、網走駅隣のローソンで前売り券を買っていきました。(数百円割引になりました。)
移動時間は、網走刑務所から5分位? 観光時間は、手早く見て廻れば1時間。ゆっくりだと2時間
ぐらい。私達は、お急ぎコースで見学しましたが、ゆっくりしか歩けなかったので、1時間半くらい
掛かったかな?監獄博物館から摩周湖までは、1時間15分くらい。第2展望台は駐車無料。トイレ、
売店は無し。第1展望台は、駐車料が取られます。トイレ、売店はあり。観光バスで賑わってました。
純粋に見学するなら第2がお勧めです。摩周湖から弟子屈900牧場までは約15分。BBQの準備は
全てやってくれます。好きな肉、野菜、魚類を売店で購入するだけです。生ビールもあり。
風がちょっと強かったです。

予定では、この後、釧路湿原を散策する予定でしたが、弟子屈900牧場を出発した時は既に15:00
くらいになっていたので、釧路湿原は車窓からちょっとだけ眺めました。弟子屈900牧場から釧路市内
和商市場までは1時間30分くらい。和商市場に到着したのが16:40くらいだったかな? お土産(時鮭、
ほっけ、ししゃも)を速攻で購入し、どんぶり飯に好きなネタを乗せてもらう勝手丼をかき込み全日程終了。
和商市場から空港までは約30分。19:15初の飛行機に合わせて、レンタカーを18:00過ぎに返却
しました。

以上、私自身が大会前に知りたかった情報を、書き綴ってみました。

その他、何かお聞きになりたいことがございましたら何なりとどうぞ。
お答えできる範囲でお答え致します。


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