2002年11月24日 第27回河口湖日刊スポーツマラソン ひあーる

〜意気込み〜
 2002年11月24日河口湖日刊スポーツマラソンの42.195K
M(フル)の部に出場した。
 今回私にとって4月のかすみがうらマラソン以来、人生2度目のフルマ
ラソン出場であった。
 この大会に参加した動機は、去年多くのサムズアップのメンバーが参加
していたので、今年もそれなりに参加者がいることを予想し、大勢の参加
者がいた方がにぎやかで楽しいだろうと思ったことと、去年参加したメン
バーから、激しいアップダウンはなく走りやすいと聞いていたので、この
大会を選んだ。
 そんでもって今回の目標は、サブ4達成(4時間以内)!!前回のかす
みがうらマラソンでは、最初ゆっくり走って尻上がりにペースを上げてい
くという作戦を立て挑んだとこ、後半足が痛くなり思うようにスピードが
でなく4時間をオーバーしてしまったので、今回は最初からオーバーペー
スにならない程度に行けるところまで飛ばし、後は気力でペースダウンを
出来るだけくい止める!という作戦を立てた。
 最初の20KMをKM5分、20KM〜30KMをKM5分30分、3
0KM〜ゴールまでKM6分と計算すると、3時間50分弱でゴールする。
と予想を立てた。

〜前日のこと〜
 前日、14時に八王子駅でマッキーさん、なすさんと待ち合わせ、マッ
キーさんの車で、河口湖へ向かった。
 交通渋滞はあまりなく、1時間30分位で宿泊場所小松荘へ到着した。
 宿には、もう既に厚木方面から来た今回幹事の曙君、HANZAさん、
Q太郎さんが到着しており、16時過ぎに後からバイクで来たやまは君を
含め、みんなで前日エントリーしに会場へ向かった。
 会場は色々な出店があり、それぞれ見て歩き回りたい気もしたが、雨が
降っていたので、レーサー&登山家の片山右京さんがいたところに行き、
握手とバンダナを貰っただけで後は特に見ず、宿に戻る事にした。
 17時過ぎに宿に戻ったら、HANZAさんの友人遠藤さんが到着して
おり、これで8名全員揃った。
 宿に戻りしばらくすると、雨が止んできたので、明日に備えて少しトレ
ーニングをすることにした。
 17時40分頃やまは君と一緒に外へ出て、30分程走った。少し物足
りない気もしたが、18時30分から食事の時間だし、地理感の無いとこ
ろだから、あんまり遠くに行って迷子になっても困るので、その程度で終
わらせた。
 後、やまは君だが一緒に走っていて、この大会に向けって結構走り込ん
で来ていることを感じた。彼も私と同様、サムズのメンバーがここんとこ
自己新ラッシュが続いているので、それの影響を受けて頑張っているのだ
なと思った。
 トレーニングが終わった後、風呂に入り食事を済ませ、その後部屋の中
で、1時間30分程みんなで宴会を行った。
 21時40分頃就寝! いつもはそんなに早くは寝ないが、明日のレー
スに備えて、なるべく長い時間睡眠をとった方がいいだろうと思い、早く
寝ることにした。実際は布団に入って30分位は寝付けられなく、3,4
回途中で目が覚めたので、十分な睡眠を取れた訳ではなかったが。。。
 
〜レース当日のこと〜
 5時50分起床!(実際は20分位前に目が覚めていたが。。。)食事、
歯磨き、着替え等を済ませて、7時20分頃宿を出て、会場へ向かった。
 7時40分頃レース会場へ到着! 会場前のおみやげ屋が待機所(?)に
なっていたので、そこに入った。
 待機所で、タッキーさんと偶然会った。彼は前日仕事だったので、前泊
せず、当日車で来たみたいだ。
 待機所に荷物、ウインドブレーカーを置き、お手洗いを済ませスタート
地点へ向かった。
 本来はウォーミングアップをしなければ行けないが、お手洗いで結構並
んだせいか、スタートまであんまり時間がなかったので怠った。
 スタート地点は、係員が誘導してくれたところへ入り、そこで前に並ん
でた人がどんどん前に行っていたので、つられて私も前へ行き、そうした
ら2時間40分〜3時間の間にゴールする人の枠だった。
 実力からして、そのタイムでゴールすることはとても無理だったが、い
ちいち後ろに戻るのも面倒だし、前の方にいた方がグロスとネットのタイ
ム差が少なくて済むと思い、そこからスタートすることにした。
 8時30分スタートのピストルの音が鳴り、それから約1分後スタート
のゲートを潜った。
 スタート後、前の方に並んでいたせいか周りはみな比較的早いペースで、
走っており、渋滞はなく自分のペースで走り始めることが出来た。
 3.5KM位で折り返し、後ろの方からスタートした曙君とタッキーさ
んとすれ違った。
 5KM通過のタイムが25分と、なかなかいいペースで走っていた。そ
こから体がだいぶ暖まり、足も走り慣れて来たので、少しペースを上げた。
 8KM付近、初めて給水所があった。結構喉が渇いていたし、先のこと
を考慮し、迷わず給水を取った。
 10KM通過のタイムが48分で、少しオーバーペース気味にも感じた
が、走ってて辛くはなく、以外と快適に走れていたので、このままペース
ダウンせず、行けるところまで行こう!と決心した。
 10KMを通過してすぐ、河口湖大橋に入った。そこは道路が凍結時ス
リップ防止の為、2,3CM毎に溝があり、踏んでて違和感があり走り難
かった。
 15KM通過タイムが1時間11分、20KM通過タイムが1時間34
分、中間点通過タイムが1時間39分と快調に走り続け、このペースで行
けば、3時間20分位でゴール出来るのでは?と思った。しかし、その考
えは非常に甘かった。
 26KMを過ぎ、河口湖1周が終わり2周目に突入した。(ちなみに2
5KMの通過タイムは1時間59分)
 再び河口湖大橋に入り、そこでは沿道の応援が1週目ときより多く、地
元の人達バナナ、チョコレート、飴等の差し入れが頻繁にあり、有り難く
頂いて走り続けた。
 30KMの通過タイムが2時間21分とまだ快調なペースが続いていた
が、このとき体が少し疲れてきた。
 それとこの時、先頭のランナーがゴールしたようで、優勝インタビュー
が放送で聞こえてきた。
「何て早いんだろう!自分は後12KMも残っているのに。。。」と少し
羨ましく感じた。
 35KM付近、疲れからか足が痛くなってきたのと意識もうろうとして
きて、頭が一瞬くらっときた。
 この時丁度運良く給水所があったので、そこで立ち止まりスポーツ飲料
をコップ一杯全て飲み干し、後ローションが置いてあったので、それを手
足に塗り、再び走り始めた。(35KMの通過タイムは2時間47分)
 36KM付近から41KM付近にかけて、又しても地元の人達の差し入
れが頻繁にあったので、差し入れがある度に頂いて、苦しみからの気をま
ぎわらせた。
 残り5KMの通過タイムが3時間00分、残り3KMの通過タイムが、
3時間12分、残り2KMの通過タイムが3時間18分とKM6分ペース
で走り、ゴールが着実に近づいてきた。
 残り1KM付近フルのコース案内が2つあり、どっちか迷ったが「多く
の人が行っている方がゴールではないか?」と思い、取り合図そっちへ進
んだ。
 それでも少し迷いがあったので、近くを走っていたおじさんに「ゴール
って、こっちでいいですよね?」と聞いたら、「そうだよ。ギリギリ3時
間半だね。頑張ろう!」とお互い健闘をたたえあい、ゴールを目指した。
(残り1KMの通過タイムが3時間23分)
 ゴール300M手前で、1周の部に出場し既にレースを終えていた曙君
が声かけてくれたみたいだが、全然気づかなかった。申し訳ない。。。
 ゴール200M位手前、ゴールゲートが見えると最後の力を振り絞り、
全力疾走し、遂に念願のゴール!!
 タイムが3時間27分55秒とサブ3.5(3時間30分以内)達成と
最後まで走りきった喜びから両手でガッツポーズし、「ヨッシャー」と思
わず叫んでしまった。
 ゴール後は記録証を貰い、無料のマッサージコーナーがあり、両足の太
股が痛かったので、30分程並んでそこの部分をよ〜くマッサージをして
貰い、少し痛みが和らいだ。
 その後、バナナと豚汁を頂けるサービスコーナーがあったので、そこへ
行ったら、豚汁の方が凄く並んでいた。その時まだ走っていた時と同じ格
好(半袖シャツ、短パン)だったので、非常に寒かったので、豚汁は諦め、
バナナだけ貰い、ウインドブレーカーが置いてある待機所へ戻った。
 待機所にはHANZAさん、やまは君、タッキーさんが居て、それから
数分後一緒に宿へと向かった。
 13時30分頃宿へ到着。その時既に曙君と遠藤さんが戻っていてくつ
ろいでいた。
 それから入浴を済ませ、1時間程してからQ太郎さん、マッキーさん、
なすさんが戻ってきたので、宿の人が用意してくれた豚汁とおにぎりをみ
んなで召し上がり、15時30分頃宿を出て、解散し各々の自宅へと向か
った。

〜レースを振り返って〜
 今回、自己ベストを45分以上更新し、目標のサブ4を飛ばし、一気に
サブ3.5達成となった。
 その要因は、KM5分を切るペースで行けるところまで飛ばしていくと
いう作戦が見事に的中したことと、ここ数ヶ月月間150KM〜18OK
M走り込んだ事が、良かったと思う。
 今後も自己ベストが更新出来るよう、より一層努力して行きたい。
 最近、私を含め多くのメンバーが自己ベスト更新し、TKさんのレポー
トや掲示板を読み、みんなの頑張っている様子を感じ、多くの人が「自分
も頑張ろう!」とやる気なっていることを感じた。
 恐らくマラソンに限らず何でもそうだと思うが、他人をやる気にさせる
事は、「やれ!やれ!」と言うことよりも、自分が頑張っている姿を他人
に見せる方が、何倍も効果があるのであろう。
 後、他に感じたことは、曙君だが、今回誰から頼まれた訳でははく、自
ら進んで幹事を引き受けた。この事に対して感謝すると共に人任せにせず、
自ら率先してやる!という気持ちは、見習わなければ行けないであろう。

 次回は、谷川真理ハーフマラソンのレポート作成予定!!


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