☆ 大手町―戸塚間マラニック・第1章 Enjoy Runの1区・大手町―鶴見 ☆

 2002年6月2日 天候 晴のち曇

 今回、箱根駅伝の1.2区間(大手町〜戸塚間)45KMのマラニックのレポート
を曙君と書く事になった。
 何故レポートを書こうと思ったかは、しばしばホームページのレポートを楽し
く読まさせて頂いており(まだT.Kさんのレポートしか読んでいないが。。。)、
自分も何だか書きたくなってきたからである。(書いた理由になっていないかな??)
 最初僕一人でレポートを書こうと思い、曙君にそのことを伝えたところ、彼も
何故かはわからないが、「書きたい」と言ってきたので、僕が1区(大手町〜鶴
見)、曙君が2区(鶴見〜戸塚)を担当し、2人の合作となった。
 普段、あまり文章を書いたりしなく、レポートを書くことはどちらかと言えば
苦手であり、完璧なレポートが書けた訳ではないが、自分なり一生懸命書きました
ので、どうか最後まで懲りずに読んで下さい。

 僕自身、マラニックは先月のゴールデンウイークに一人で密かに行った自宅(板
橋区)〜会社(江東区)間往復約40kmに続いて、2回目であった。
 何故マラニックを始めたかは、3つ動機がある。
 1つ目はある雑誌のサブスリー道場の練習メニューに、歩きを加えながらゆっく
り長い距離を走ることを目的とするマラニックが載っていた(サブスリー道場の練
習メニュー通りこなしている訳ではないが。。。)ので、将来サブスリーを目指す
僕(その前にサブフォー達成しなければならないが。。。)にとって、これは「やらな
ければ」と思ったこと。
 2つ目はT.Kさんのレポート「サロマ湖100KMウルトラマラソンへの道のり」を読み、
それの影響を受け、自分も来年ウルトラマラソン走ろうと思ったのと同時にマラニック
やろうと思ったこと。
 3つ目は8月の24時間リレーマラソンで自分自ら入賞を狙うチームに入ることを
希望し入ることになったので、24時間常時ベストコンディションで走ることが出来るスタミナ
をつける為である。
 まあ前置きはこれくらいにしておいて、これからマラニック当日の出来事に移るこ
とにする。

 午前7時10分起床。まずは朝食を取った。メニューはフレンチトースト、プロテ
インを入れた牛乳、マルチビタミンのサプリメントを摂った。
 次に歯を磨いて洗願した後、髭をそり、化粧水、乳液を顔に塗り、着替える。
 その後、シューズに足のコリをほぐすマグナブロックインソールを入れ、リュックに
着替え、ミネラルウォーターの入ったペットボトル、財布、定期を入れ、携帯をポケット
入れ、時計を腕に嵌め、帽子をかぶり準備完了!後は出発するだけと思ったところ、曙君
より電話が入る。
 この電話は、「今日は行けない。」という連絡ではないか?と思ったが、そうではなく
「これから出る」という連絡であったので、安心した。
 何故なら僕は箱根駅伝のコースをあまり把握していなく、自分一人では道に迷う可能性
大であるし、一人で黙々と走るより二人で喋りながら、走った方が気が紛れて、疲れや足
の痛みを和らぐことが出来るのでは?と思ったからである。
 そして8時00分に家を出て大手町へ向かう。

 ここで「マグナブロックインソールって何?」と思った人がいるかもしれないので、説明
する。
 1枚のインソールに11個の磁気治療器が入っており、これを靴の中に入れて歩くとコリが
ほぐせて、血行がよくなります。
 今年の2月下旬、知り合いの営業マン(同僚ではないが)より「これを靴の中に入れて歩
くと全然疲れなく非常に楽だ!」と聞き、「これを使えば、楽に走ることができ、タイムも
縮まるのでは?」と思い、購入した。
 そんでもって効果は、確かに以前より疲れなくなり、走る量も週に4,5日一日4Kmから
週に4〜6日一日8Kmと増え、タイムも10Kmが11月の東京10Kの時は47分台だ
ったのが、4月の横浜駅伝では41分台になったし、5月中旬に横浜月例で20Kmを1
時間31分台で走り、もしこれがハーフだったら1時間36分台で走れただろう。
 後、マグナブロックインソールは、疲れにくくなるだけでなく、中の磁石が足の裏にあ
る内蔵のツボを押してくれるので、内蔵の機能も良くなります。

 8時55分に東京駅に到着。その15分後に曙君が到着し、スタート地点読売新聞社前
へと向かう。 
 9時20分にスタート地点到着し、9時30分スタートした。
 最初の2,3Kmは、信号が非常に多く、信号がある度に赤で立ち止まっていたので、1
Km8分〜9分かかり、決して幸先良しというスタートではなかった。
 御成門辺りで道が足に負担かかる石畳になったので、10分位歩き、その後又走りを再
開し、10時25分に品川駅に到着!そこからちょっと先の京急北品川駅で、1回目の休憩
をとった。
 休憩中、僕は家から持ってきた水と近くのコンビニで買ったゼリーを食べ、給水、給食
をとった。(給水は走っている時も頻繁にとっていたが。。。)
 曙君も彼の愛用ドリンク「VARM」とバナナ、ゼリーを食べ、給水、給食をとった。
 この時は、二人とも元気でまだまだ余裕あった。特に曙君は、走りながら歌唄ったり、
叫んだり、駒沢大学の大八木コーチの物真似をしたりと非常に元気であった。
 15分位休んだ後、ランニングを再開した。歩く回数が増えてペースが落ちてきたが、
戸塚まで行くことが目標であり、タイムはこだわっていなかったので、ゆっくり着実に前
に進む気持ちでいた。
 11時35分蒲田に到着!スタートして2時間以上経過していた。
 箱根駅伝のランナーだったら、今頃2区を走っていてもうすぐ戸塚に到着するころだろ
うから、箱根駅伝のランナーの凄さを改めて実感した。
 ここでトイレに行きたくなったので、コンビニによりトイレを済ませ戸塚へと向かった。
 蒲田から鶴見の間は、レストランや牛丼屋、ファーストフードの店が非常に多く、丁度
お昼の時間だったので、途中何度も店に寄りたいと思ったが、先に行きたい気持ちもあり、
鶴見に到着してからお昼を取ることにした。
 11時55分六郷橋に到着!もう神奈川県は直ぐそこ!!まだ25km以上走らなきゃ
行けなく先はまだまだ長いというのに神奈川県にたどり着くというだけで、何だか旅行を
しているような気分になり、わくわくした。その上、橋の上を走っている時、涼しい風が
吹いてとても気持ちが良かった。
 12時28分遂に鶴見中継所に到着!鶴見中継所200m手前より、二人の激しいデット
ヒートが起きた!曙君が前を走り僕が抜こうとすると、前をふさがれ抜けず隙をついて抜こ
うと思ったが、並ぶのがせいいっぱいで同時ゴールとなった。
 大手町から2時間58分ほぼ予定通りだった。
 このペースなら、食事の時間を入れても後4時間位で戸塚に着くだろうと思ったが。。。
 つつきは、曙君のレポートにて!


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