熱帯魚飼育をしよう

このページの色ですが、ある人が目に優しい色だと言っていました。どうですか?目に優しいですかね!

飼育は難しい?

私はよく熱帯魚を飼ってみたら?と言うのですが、ほとんどの人が”難しそう”という返事が返って来ます。
難しそうと思うのはわからなくはないのですが、私の場合何も考えずに初めてしまったものですから、考えたこともないんですよね。
私はいつも”難しくないよ”と答えています。
熱帯魚飼育全体から見たら簡単ではないと思いますが、いきなり飼育が難しいと言われている魚を飼おうとか、手の込んだことをしようとしない限り決して難しいものではないと思います。
私と一緒に熱帯魚飼育を始めた友達は、特別なことを何もせずにトラブルなく飼っています。 なんでそんなに簡単に?って言いたくなるほどです。
ですから何も難しく考えることはないのです。

管理が大変?

基本的には1週間に一度3分の1水を換えてあげればいいだけです。
60cmの水槽1本だけならよっぽど忙しい人は別として普通のひとなら大変なことはないですよね?
自分のスケジュールに合わせて水槽の大きさや数を決めればいいだけですから。

前準備

熱帯魚飼育をしようということで、まず考えることが自分に出来ることだろうか?だと思います。
難しいのではないか、管理が大変ではないか等、いろいろと考えるでしょう。
そのへんのことは右の欄を読んでいただければ一発解消!
てことで、ここでは”熱帯魚飼育をしよう”ということなので、早速やってみようというつもりで話を進めたいと思います。
水槽やその他の機具を揃えたいところですが、その前にどんな魚をどのようにして飼うのか、ということを考えないといけません。
とは言ってもだいたいは、60cmの標準的な水槽があれば飼えるとは思いますが。
自分の家(部屋)には、どのくらいまでの大きさの水槽が置けるのか、まず確認をしておいて下さい。
それでは熱帯魚屋さんへ行ってみましょう。

魚選び

たくさんの魚が居ると思いますが、その中から自分が飼いたいと思う魚を選びます。
出来る限り最初は種類を少なくしましょう。
一つの種類の魚に対して10匹以上の単位で購入し、2、3種類が限度だと思います。 (60cm水槽をセットした場合を例にしています。)
また、積極的にお店の人に相談するといいと思います。
親切に教えていただけるはずです。

水槽セットに必要なもの


水槽

標準的な水槽には30cmのものから120cmのものまでとさまざまですが、選ぶポイントとして水槽を置くスペースの問題があります。
どのくらいのサイズを置けるのかをあらかじめ確認しなければなりません。
つぎに中に入れる魚のサイズや数によっても違います。
このように選ぶポイントがありますが一般的には(特に初心者)60cmの水槽が扱いやすいと思います。
熱帯魚を飼う場合に水質などをできるかぎり一定にたもたなければなりません。
そのため30cmなどの小さいものですと水質が安定しにくく、管理をする上で多少難しくなります。
逆に90cmや120cmなどの大きなものですと水質は安定しやすいのですが、水換えなど掃除する上でかなりの重労働になるのである程度なれてからのほうがよろしいかと思います。


水槽台

水槽台は水槽を置くのに必要です。
水槽に水や砂、石などを入れるとかなりの重量になります。
ほかのもので代用してもいいのですが、水槽専用のもののほうがより安全です。
種類としては木製のものと、スチール製のものとがあります。
デザインなどは各メーカーによっていろいろなものが出ています。


砂(砂利)

この砂は底砂(水槽の底面に敷き詰めるためのものです)として使います。
底砂を敷かなくても魚は飼えますが、水質安定や水草を植える時などに必要になりますので用意しておきましょう。
底砂の大きさや種類はかなりの数がありますが、砂の選択は飼う魚の種類や目的などによって選びます。
一般的な魚であれば、大磯砂を使用すれば間違いはないと思います。


サーモスタット&ヒーター

サーモスタットとヒーターは熱帯魚を飼う上で水温を一定に保つ重要な役割を持っています。
これも必ず必要なものの一つです。
サーモスタットには二つの種類があり、メタル式と電子制御式のものがあります。
両方とも機能は同じですが、信頼性からいって電子制御のものをお勧めします。
メタル式に比べて高価なものなので予算と相談して下さい。
ヒーターにも二つの種類があり、セラミック製のものとガラス製のものがあります。
これはどちらでもほとんど変わりませんが、安全性を考えるとセラミック製のほうが良いのではないかと思います。
水温を計るための水温計もお忘れなく。


フィルター

これも熱帯魚を飼う上で必ず必要です。
フィルターを使うことにより水質を安定させやすくします。
種類も上部フィルター、底面フィルター、外置き式(外部)フィルター、スポンジフィルターなど豊富にあります。


蛍光灯

蛍光灯は美しい魚を観賞するにはかかせないものですが、そのほかに魚をより奇麗にする働きや健康状態をいち早く確認できるので、是非御用意ください。
水草を植えるのであれば、必ず必要になります。
種類としては代表的なもので "PG2 , PG3" という二つのものがあります。
一般的に "PG2" は観賞魚用、"PG3" は水草栽培用となっていますが、目的に応じて使うようにします。


その他

その他小物として水槽セット時に必要な、カルキ抜きを用意します。
市販されているものならどれを使っても問題ないとは思いますが、私は ”テトラ”の水質安定剤で ”コントラコロライン”と ”アクアセイフ”というものを合わせて使っています。

水槽セット

飼いたい魚は決まりましたでしょうか?
それでは、その魚に合った水槽を用意しましょう。
右の欄に”水槽セットに必要なもの”ということで書いておきましたので、必要なものなどは、ある程度のことはわかると思います。
ここでは、実際に水槽セットの仕方を説明していきたいと思います。
  1. 水槽を置く場所は決まっていると思いますのでそこに水槽台をセットします。
  2. 水槽を水でかるく洗い、台の上に置きます。
(ここからは、フィルターの種類によって手順が変わる場合があります。)
  1. 次に砂を洗います。
  2. 砂はしっかりときれいに洗って下さい。
  3. 洗った砂を水槽に敷き詰めます。
  4. サーモスタット・ヒーターなどの小物をセットします。
  5. 水を8分まで静かに入れます。
    あまりジャバジャバと入れると水が濁ってしまいます。
  6. フィルターをセットします。
    (ここでは、上部式フィルターを例にしました。)
  7. 残りの水を入れ、フィルターを起動させます。
    フィルターを起動させると水が減るので、その分の水を足します。
  8. カルキ抜きをします。
  9. サーモスタットの電源を入れます。
    電子式だと最初から温度を指定出来ますが、メタル式だとそれが出来ません。
    水温が上がってきたら調整して下さい。
  10. 水温が一定になるのを確認して、とりあえず終わりです。
水温計で水温を確認して下さい。 水温は通常25〜26度くらいに合わせます。

水槽の水を安定させる

セットが出来たからさあ魚を入れよう。
ちょっとまって!
ここで少し勉強しませんか?
熱帯魚に限らず魚を飼うには水質が大切になります。
ただ水の中に魚を入れればいいというわけではなく、魚が健康に生活が出来る水質でなければいけません。
そのための一つがカルキ抜きです。
水道水には人間が安全に水を飲めるように消毒がしてあることは、知っていると思いますが、それが魚には害になるのです。
そこでカルキ抜きをして魚が安全に生活出来るようにするのです。
そのほかに水を安定させるというのがあります。
水槽をセットしてしばらくすると、水の中にバクテリア(微生物)が繁殖してきます。
この水中のバクテリアが魚を飼うのに大切な役割を持っています。
餌をあげた時の残りや排泄物などが溜まってきます。
それが水中で有害物質になり、魚に悪影響を及ぼします。
その有害物質を分解して無害なものにしてくれるのが、水中のバクテリアです。
水槽をセットしてすぐに魚を入れると、バクテリアが十分に繁殖していないため、水の汚れが早く、魚にいい影響を与えません。
そのためにしばらく何も入れずに置いておく必要があるのです。
フィルターを使用するのもこのバクテリアを十分に繁殖させるためです。
ということで勉強はこのくらいにして、いよいよ魚を入れましょう。

ワンポイントアドバイス
バクテリアを早く繁殖させるために、”スーパーバイオ”というものがあります。
入れなければならないものではありませんが、入れない時よりもいい結果が出ていますので、私は毎回使っています。
また、フィルターの掃除をした後にも、これを入れておくといいです。

魚を入れよう

一週間そのまま待ったところでいよいよ魚を入れましょう。
このころになればバクテリアも繁殖して水が落ち着いてくると思います。
選んだ魚を購入し、水槽に入れるわけですが、その前に水温を確認して下さい。
25〜26度になっているでしょうか?
問題無ければ水槽に魚の入ったビニール袋ごと入れて下さい。
これは水槽の水温とビニール袋の中の水温を合わせるためです。
これをしないでいきなり入れると、急激な水温差により魚が調子を崩し、病気にかかることがあります。
十分注意しましょう。

餌やりは次の日から少しずつ様子を見ながら与えましょう。
餌のやりすぎは、水を汚す原因になります。
餌の種類については、特に何をやらなければならないというものはありませんが、専用の餌がいろいろ出ていますので、それを与えれば安心だと思います。

日常管理

基本的には週に一度3分の1の水換えと、毎日の観察だけです。
  1. 水換え
    水換えの道具として次のものを用意します。 手順としては、フィルターを止めてから、ポンプで水槽の水と一緒に底砂に溜まったゴミなどをきれいに吸い上げます。
    次にバケツに水槽の水と同じ水温に調整した新しい水を汲み、カルキ抜きをします。
    その水を静かにゆっくりと水槽に注ぎます。
    これで水換えは終了です。
  2. 観察
    毎日の観察で魚の健康状態をチェックします。

まとめ

どうでしょうか?
簡単ですよね!
最初のセッティングと日常管理をしっかりやっておけば熱帯魚は飼うことが出来ます。
あとは、経験を積んでその時の状況に合った対処が出来るようになれば、あなたも立派なアクアリストです。
これで基本的な熱帯魚の飼い方は終わりです。
参考にして挑戦してみてはいかがでしょうか。
きっと楽しいことと思います。