Jumper's high!! 怪しい用語解説! |
ページ趣旨 | このサイト、なんだか私にしか分からないような怪しい用語が満載なので、解説しておかないことにはどうにもなりません。 性質上あまり追加しない方がいいページなんですが、なんだかじゃんじゃん追加しそうな予感(笑) |
いいこちゃんnew!! | 「優等生」の意味ではなく、行動が作者の理性で制御されているキャラのこと。人間たいてい「理性で統御」した場合、どう行動したらいいかを知っているので、理性統御系のキャラは行動の先がすぐ読めてつまらなくなる。 普通、生きて生活している場合、動物園に行くとそれなりに楽しいが、理性統御系のキャラが動物園に行った場合、「檻に入れられた動物は…」などと理性的なセリフを言いがち。素直に楽しめよ。いいこちゃんキャラのいい子ちゃんな行動は、読者に嫌われまいとする無意識のあらわれなのかもしれない。しかし何せ行動の先がすぐ読めるのでつまらない。 キャラの性格をどう設定しようと、どんな破天荒な行動をしようといいこちゃんはいいこちゃん。問題はもっと根本にある。 |
説明ゼリフ | ジャンプの若手読み切りで『無難』なものを描こうとするときによく使われる技術。 つまり「あ、あなたはあの伝説の借金取りの田中さん……!」といったような、世の中の会話から逸脱していかつストーリーの都合に合わせて、説明の一種として使われるセリフのこと。 話を簡単に進ませることが出来るが、世界観とリアリティが薄くなる。特にSF・ファンタジーでこれを使いすぎるのは世界観に入り込めない原因となり致命傷になる。しかし話はこぢんまりとまとめることが出来るので、読み切りでは多用されがち。 一度使い出すと使わずにストーリーを進める努力をしなくなるクセがつくと思うので、若手にこの技術使わせないようチェックしたほうがいいと思う。 |
急上昇&急降下 | 「今週一番面白かったもの」「つまらなかったもの」の意味ではなく、今までの評価が悪かった(良かった)が、今週急に評価を上げた(下げた)もの、の意味。 ジャンプの場合、ストーリーがユニット化している長期連載やパターン固定のキャラマンガが多いので、「今後面白くなりそう」「今後つまらなくなりそう」という境目が見えやすい。 ま、単に面白かった(つまらなかった)ものを上げているときも無いわけじゃないけど。 |
二番手キャラ | 1.主人公のライバルもしくは主人公をライバル視しているキャラ(のうち実力も伴っているキャラ)。今ならゾロ・城之内・サスケ(多分今後なるはず)。 代表的なのはC翼の日向・るろ剣の左之助で、読者からの人気が出る&時々ストーリーの主役にもなれるキャラのこと。 2.主人公のサポートキャラでストーリー上重要な働きをする人。今なら佐為。 3.主人公のそばにいながら成長する弱いキャラ。早い話が弥彦タイプ。 |
ヒキとウケ | ヒキ 来週などに興味を持たせる展開。 「主人公には武器がない! どうなる次週」とか。 ウケ 「ヒキ」に対する展開的な回答。実はこちらの方が重要。 ヒキが強いことは週刊連載としては強みであり、かなり重要だが、ありすぎると単行本ではうざい。また、強いヒキには強いウケ(ちゃんとした意外性とか)が必要で、このバランスが壊れるとつまらなくなる。しかし強いウケとヒキをむやみに繰り返すと、話が機械的になり、お子さまチックになる。 |
ジャンプ化現象 | 1.ストーリーが大局を見失い、ユニット化すること。つまり、ユニットごとに目標があり(例えばフリーザを倒す、とか)そのユニットが終わると、次のユニットに移行する、ということの繰り返しでストーリーが進むこと。 2.パターン化した「友情・勝利」をストーリーとすること。 |