「別に君から逃げていたわけではないよ」(案件22)
悟桐や他の関係者にはきちんと(土下座までして)謝りにいっている八樹なのに、半屋にはこれ。逆な意味での特別扱い。クラスと部活が分かっている人間を校内で見つけるのは非常に簡単なはずなのにねー。本当に逃げてなかったんでしょうか?
「ずっとオリにでも入れておかないかぎり」(案件71) 前後の「殺されるとわかっていても絶対行くだろうね」と「じゃ やっぱりやるかい」からすると、八樹はちゃんと半屋のことを分かっているんだなぁ、という感じなのですが、このセリフでぶちこわし。ちょっと言ってみたかったんでしょうか? 悟桐に対抗して(笑)
「俺は悟桐君に無理矢理「半屋の見舞いに行く」…って、部活中拉致されたんだよ」(案件74) 人の見舞いに来て言うセリフか? これは。
真意がなんなのかは謎。ただ照れてるだけなんでしょうか(その前のコマで照れてたし)。それとも、やっぱり性格悪い?
「小学生だからって罪が許されるなんて不公平だろ!?」(案件94) なぜ八樹はこのセリフを、実質的には「八樹の罪を許している」半屋に言ったんでしょうか? 何も考えていないのか、それとも許されていないと思っているんでしょうか。多分前者でしょうが、ちょっとそれは無神経ですよね。けど、ま、無神経になれるほど「八樹は半屋に甘ったれている」という解釈も成り立つような気がします。
特別企画『八樹と半屋の会話を探せ!』
ざっと目を通す限り、決着をつける関連以外で半屋が八樹に話しかけたことはありません。まともな会話も成立していません。ゼロですゼロ。梧桐にはべらべら話しかけてるのに(笑) それでも無理矢理会話を探そうというコーナーです。
「決着」関連では会話がありますが、それはすべて除いてあります。だって、誰とでもする会話じゃん。
「こいつをまず警察につきだした方がいいんじゃねぇか」(案件60)
半屋の八樹への認識がよく分かるセリフ。しかし、八樹のセリフへの混ぜっ返しの割に、八樹本人には話しかけておらず、会話の相手は多分梧桐。
「んだと?」(案件66)
半屋が八樹の混ぜっ返しに反応したのはこれが初めて。もう七巻なのに(笑) まぁ、無視された格好の嘉神よりマシか。
「なんでオレなんだよコラ」(案件68)
一応、八樹のセリフに答えています。会話成立……? いや、ただの反射だろうな。
反射じゃないとすると、次の「まぁ女なら〜」が初めて(決着以外で)八樹に話しかけたセリフ、と解釈することも不可能ではないんですが。ま、無理な解釈でしょう。
るせぇ……ガキじゃあるめぇし(案件78) どうやら、ヤなこと言われたら、ぼつぼつ反応するようにはなったみたいです。前だったら完全無視、という場面ですよね。しかし、梧桐の時などと比べると反応の温度がものすごく低いです。
夏目だか冬目だか (案件80) というわけで、自発的に語りかけた記念すべき初会話! ですね。顔のあげ方、目線の角度からいっても、明らかに八樹に向かって話しています。おめでとう。
しかし、もう80話でようやく二番手キャラ二人(しかも主人公の味方同士。一応仲間)の間に会話があった、っていうマンガも珍しいですね。
相談してるのにしゃべらない半屋 (案件81)
徹底してますね。
嘉神・八樹・半屋での相談はミユキ編でもありましたが、会話があるんでしょうか? 本当に「気になるから一緒に行く」(案件67)なんて言ったんでしょうか、半屋が?
格闘の解説(案件85)
手元に資料がないっす。極めた右手をうんぬん、というセリフ。
独り言じゃなければ、一応、隣の八樹に言ったんだとは思うんですが、帝が心配でつい言ってしまった独り言の可能性の方が大きいですね。
……………と、いうわけで、案件80でようやく会話があり、それ以降はまた会話がない、ということみたいですね。 実はこのコーナー、二条編で「どうして裏切ったんだ」などのセリフが半屋からでるかも、と思い「その前に作っとかないと」と思って作ったコーナーだったのです。しかし、そんなセリフは出ませんでしたねぇ。ま、あれは不言実行型の一種の会話だったのかもしれませんけどね。別に決着うんぬんにこだわっていたようには見えなかったし。
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