(本来、この前SSがあるのですが(というか下のトークはそれ前提で書いていますが(笑))、間に合わなかったので、今はトークのみです。
というわけで、史上最高の鬱ゲームとして名高い『君が望む永遠』ネタです。最初にお断りしておきますが、私はまだこのゲームをやっていません。だって(初回版が薄消しすぎて回収されたせいもあって)高いんだもん。そんな事情もあり、始めはこのネタでトークをするだけで止めておこうと思ったのですが、回ってしまったのでSSに(笑) そうは言ってもやっぱりトークメインなんですけどね。
基本的には、ここでは梧桐さんに割り振った三年間眠り続けた初めての恋愛の相手(本人は主人公とラブラブな気持ちのまま)と、その三年の間につきあい始めた梧桐さんの親友半屋のどっちをとるかというのがこのゲームの肝で、そこが鬱ゲーと言われるポイントなわけです(たぶん)。
ここでやった組み合わせ以外にも色々考えてみました。
1.梧桐さん(受)が主人公で、三年間眠っていた恋人の半屋か、その間につきあいだした八樹かを選ぶ
いやぁこれは鬱ですね(笑) 八樹だって「へっ、へっ、半屋君がいない間に俺が梧桐君と…」というタイプではないわけですから、半屋を失った梧桐さんとつきあい出すに至るまでは色々葛藤があるはずです。いわゆる八梧の性格の良い八樹だとすると、半屋を失ったところにつけ込むなんていうのは避けるはずですから(プライドもあるだろうし)そんな梧桐さんと八樹がくっつくには相当いろんなものを乗り越えているはずなんですね。しかし、半屋は半屋で、三年も寝ていたら、ほとんど知り合いもいなくなっちゃうんですよ(笑)
しかも梧桐さんが自分が寝ている間に八樹とつきあいだしたのを知ったらさっさとあきらめて身を退きそうで、そんな半屋をほっとくのはかなり痛い。この選択は鬱だろうなーと思います。
もし寝ていたのが梧桐さんの恋人の八樹(攻)だった場合は、半屋は絶対に梧桐さんと恋人になろうとはしないでしょう。まだ八樹が起きている方が可能性がある気がしますねー。
2.半屋(受)が梧桐さんか八樹かを選ぶ
これは逆にまったく考えつかないんですけど(笑)
梧半の半屋が梧桐さんが寝ている(ほとんど死んでいると同じ)からといって八樹を選ぶとはとうてい思えません。八樹だって梧桐さんにとって代わろうとは思わないでしょう。梧半の場合、梧桐さんが三年寝てたって、十年寝てたって、目覚めたときに半屋が「いつまでぐーすか寝てんだ、バカ」と言って恋人に戻って終わりって感じです。
梧桐さんの事を無意識に封印して誰かとつきあうとしても八樹はありえないでしょう。女と結婚でもしているか、男だとしたらクリフ・青木が限度で、八樹とかミユキとかはどう転んでもなさそうです。
八半で八樹が寝ている場合にも、基本的には少なくとも梧桐さんとはくっつきそうにないですが、あえて考えると、梧桐さんはピンチヒッターに徹しそうです。八樹が二度と起きあがらないように寝てて、半屋が見た目全く普通で、でも中が壊れていて、それに梧桐さんだけ気づいていたときなんかに梧桐さんがピンチヒッターとしてつきあうことはありそうです。しかしそのときは八樹が目覚めたらすぐに終わりでしょう。でもこの時、梧桐さんが実は半屋の事を好きだったりしたら結構痛いですよねー。
3.梧桐さん(攻)が主人公で八樹か半屋を選択
八樹とできてるのに、その間に半屋とくっつくような梧桐さんはイヤです。それに半屋だってそんな状態(というか梧桐さんが八樹を攻めている時点で)で自分が受けとして梧桐さんとくっつこうとは思わないでしょう(笑)
しかし、半屋が寝ている時に、自ら受けとして攻めの梧桐さんを狙っている八樹が梧桐さんを誘惑!というのはまったくないわけじゃなさそうです。そういう誘惑心(ってなに?)たっぷりの八樹なら。
白鳥の湖みたいで、そういうのも萌えですが(半屋がオデットなのかというのはおいといて)なんか同人の萌えパターンとは激しくずれてる気がするよ(笑)
4.八樹(攻)が主人公で半屋か梧桐さんを選択
梧桐さんが寝ているバージョンは今回SSで書いたわけですが、八半で半屋が寝ている場合、梧桐さんが受として八樹とくっつく…というのは非常に想像しにくいですね(笑) いっそ、ダメダメになった八樹が梧桐さんに攻めてもらうというのならありかもしれませんが、それはやっぱピンチヒッターっぽい。
梧桐さん(攻)×八樹(受・攻)×半屋(受) という状況でいくら梧桐さんが三年間の間に受け八樹を愛していたとしても、いくら八半がラブラブだったとしても、どっちかを選ぶという状況はそんな鬱じゃないような気がしますねー。
八半ラブラブ→半屋冬眠→ダメになった八樹は梧桐さんに慰められる→半屋復活 というゲームだったとして、そこで梧桐さんを選ぶのはなんというか怖いもの見たさ?って感じですよね(笑) ここで半屋を見捨てるのは、小説なら鬱ですが、ゲームなら鬱じゃない。だって正解がそれじゃないのはわかってるし(笑)
実はまだこのあともトークが続く予定です。そんな語る事があるならせめてゲームを買えって感じですが、買ったら語れなくなるかもしれないので(笑)
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