記憶解説
記憶喪失作品解説等







 
順番に並んでいます。ネタバレ対策。
現在第10回まで。




第一回 
 もともと、ムラサメさんの掲示板で盛り上がっていた記憶喪失ネタでものすごく回ってしまったのがきっかけで考え始めた記憶喪失ものですが、なんだか書いているうちに当初の予定とどんどんずれていくのはどうしてなのでしょう。
 元々のネタは「八半甘々記憶喪失! 八樹記憶喪失バージョン」でして、ぐるぐる回った上に実は八半甘々を書いたことのない私は、思いっきりそのネタに飛びついたのでした。やっぱよー甘々でラブラブが書いてみたいんだよー。
 しかし、書いているうちにどんどん方向がずれて行くし話は延びるし、そして一番ずれてしまったのはなんといっても梧半バージョンも書きたくなってしまったことですよね。
 まぁ、バラバラに記憶喪失ネタをやると単なる記憶喪失好きになってしまうので、いっそここは企画として同時にやってしまった方が恥ずかしくない、ような気がしてきたので梧半と八半同時アップになりました。

 始めてのリク小説でもあることだし、いっそ華々しく! というわけですけどミツムラさん、当初の予定とズレまくってますけど、大丈夫でしょうか。受け取っていただけると嬉しいです。

では個別に行きましょう。

いさめ 真っ向からの記憶喪失ネタですね。私が八樹のバカなところを愛でているせいか、あいかわらずのバカっぷりです。そして性格があまりよろしくなくて自己中です。こういう救いようのない人ですが、長い目で見てやってくれると嬉しいです。
 なんだか今、妙に長くなっているんですけど早めに終わるようにがんばります。

浄火 梧桐記憶喪失だと伊織が出てくる、という話が掲示板にありましたがその通りですね。
 なんだかあまり記憶喪失ネタっぽくないかもと思いますが、梧桐さん一人称で書ける、というのは記憶喪失ならではのような気がします。「明稜帝」の一人称は書けませんよ、なんだか痛そうだし。
 こっちの方が早く終わるはずです、一応。

 

第二回
   それぞれ全く独立した話ですが、同じ明稜の上に同じ記憶喪失ネタ(そして同じ受)なのでシーンがかぶるところが出てきます。
 展開が早い梧半の方で出てきたシーン、八半の方では多分第4回に出てきます。全く違う感じになりますが。そのあたりも企画ものの楽しさですよね。ちなみに今回八半で出たシーンも後で梧半で出てきたりします。

 では軽く個別に。

浄火
 梧半の半屋さんは梧桐以外全く見えてない感じが好きです。梧桐以外全く見えていないのに、本人あまりそれに気がついておらず、普通に生活しようとするので、なんか変な感じになるところがいいですよね。
 そして半屋さんにとって誰と闘いたいか、というのはかなり大事。八半の半屋さんはなんだかんだ言っても八樹と闘いたいような気がします。梧半の半屋さんは梧桐以外存在してないので当然梧桐。

いさめ
 八半じゃないですね、八樹×スズキ(笑) しかしなぜスズキ。佐藤より鈴木とか田中の方が、偽名として使うときにさっと出てくるような気がします。
 伏線だらけなので語ることが少ない回ですね。




第三回

 では個別に。

いさめ
 八樹がボケボケな理由はミユキちゃん達が話している通りなのですが、それじゃわかんないですね(笑) ちなみに話の展開に都合良く聞き取れないのではなくて、大事な部分は声を潜めているから聞き取れないのですが、八樹視点だとそんなことに気づくわけもないので、せっかくの設定はこうやっていいわけコーナーに書く以外に使えないのです(笑)
 あと梧桐さんは八樹を見放しているわけではありません。単に、幸せなボケ男(笑)ともう一人を比較した結果、もう一人の方を選んだだけなのですが、こういうことも八樹視点だと書ききれないのです。連載じゃなければ言い訳をする必要もないのですが、連載ですので梧桐の名誉回復がずいぶん先になりそうなので、一応書いておきます。

浄火
 しかし梧桐というのは一人称で書いても一人称らしくない人ですね(笑) そういえば半屋の中学は原作上の謎の一つですが、ま、普通に考えると別の中学ですよね。でもここでは同じ中学。同じでありながら離れていた時期がある(原作上、しばらく会ってないはずですよね?)わけですが、その設定も今後使えるかどうかはまだ謎。あと、梧桐の髪型は角無しです。やっぱ記憶がなければ角もないでしょう(笑)




第四回
 というわけで、以前予告した「第四話で登場するかぶるシーン」は自宅に帰るシーンでした。一人で帰るとの二人で帰るの、心境は大違いですね。

 トップページで『シリアス度が全く違う』とか書いていましたが、だんだん同じぐらいになってきてしまったような気が……。

 そういえば今回が最初で最後の両方ともで三人そろっている(いさめの方は『おまけ』でですけど)回ですね。私ね、梧半に出てくる八樹も、八半に出てくる梧桐も好きなんですよ(笑) なんだか業が深い……。

では軽く個別に。
浄火
 多分この半屋さんは八樹の名字さえ呼びかけたことは無いと思うんですが、それでもフルネームを知っているという(笑) そういえば梧桐さん記憶喪失ということだと、出てくる関係者が本当の梧桐さん関係にしぼられてきますよね。一応八樹までかな、という感じです(あともう一人出てきますが)。
 カスミちゃんは一応クリフにも事情は伝えていると思います。なんとなくあの人も友人というよりは血縁というか梧桐さんのお兄ちゃんみたいな感じに思えるんですがどうでしょう。

いさめ
 なんだか長いですよね〜。実際長いんです、この話。これでようやく出だしが終わりました。よかったよかった。
 八樹が現実に触れるにつれ、少しずつ『ボケ』が直ってきました(笑) まだかなりボケてますけどね(笑)
 あと、リビングのソファーで半屋がタバコを吸っている、という設定は別の話で使いましたが、繋がっているわけではありません。


第五回

 違う話の同時アップも五回まで進むと我ながらすごい感じ(笑) 実は今回片方お休みにしようか、とも思ったんですが無事同時アップできました〜。(ホラ、『浄火』が書きにくいシーンだったから)

 そういえば他のサイトさんでも記憶喪失物が読めるようになってきましたね! 面白いもんなぁ記憶喪失。私もいっそのこと『半屋記憶喪失』もやった方がいいかしらとか一瞬思いました(笑) この場合バランス取るために梧半かつ八半ですか(←どんなバランスだ(笑))

では軽く個別に。
いさめ
 ようやく八樹らしくなってきましたよ。いや、性格の悪いボケも八樹らしいとは思うんですが(笑)。
 そしてようやく出てきたわりに、あっという間に消えていったスズキ君。これじゃ単なるイヤな人かも(笑) 次回からようやく本題(というか恋愛っぽい感じ)です。多分…。

浄火
 浄火
 今までは半梧といってもいいような展開だったのですが、やっぱ梧半だから(笑) というか梧桐って物事のズバリ本質をつかんじゃう人だと思うので、話も直球。いきなりそれは無いだろー、と思っても聞きたいことなら直球(笑) ま、いくらでも嘘もつける人ではあるんですが、どうも直球で聞いてみたかったらしい(笑)
 今回短めですが、次回からシーンが変わっちゃうんですみません〜。


第6回

 結構ぎりぎりでしたが今回も無事、同時アップが出来ました〜。しかし、かなり綱渡りです。ついにまったくストックなしでのアップになってしまいました。急に話を変えたくなったら大変なことになりますね。でも大丈夫なはず。うん。

浄火
 いよいよクライマックス間近です〜。それはそうと、今回のシーン、小説なんかより絵で見たかったですね〜。お揃いの道着を着て伊織から古武術を習う二人見たいよー。
 あとなんだか私の気づかない内に梧桐の半屋ラブ度が高まって行っているんですけどなんなんでしょう。しかも本人もあまり気づいていない感じだし(笑)
 そういえば記憶を失っても梧桐の伊織への絶対的な信頼は変わらないのです。そんな感じがします。

いさめ
 まるでポエムのようでしたね(笑) どうしたんだいきなり、という感じですが(笑)
 前提にしつこく書いているように、この八樹さんは「ラブラブ八半」の八樹さんなので半屋のことがものすごく大事なのです。
 しかし一応同時進行で「どうしてこの二人はラブラブになったのか編」を書いているのですが、なんだか全然ラブラブになってくれないんですよね〜。妙にシリアスになっちゃって。って、この話もそうか(笑)
 ええと、まだ私の本当にやりたいことに到達していないのですが、もうしばらくのおつきあいをお願いします。すみません〜。っと、しかも『ルミナス』の連載回数を超えちゃったよ。ああ、ますますすみません〜。 


第7回

 結構間が空いてしまった「短期集中連載」。がんばれ、私。せめて2万ヒットの前までには一つは終わらせないと(笑)
 そうだ、このあたりで一応書いておこう。ミツムラさんのリク、実はどちらも二カ所、入れています。でもまだ内緒(笑)出てきているかも内緒(笑)。  

いさめ
ポエムが続いてすみません。本当は3つ同時アップで怒濤の新展開(笑)の予定だったのですがちょっと時間がなかったので、ポエム区切りになってしまいました。
 さて。いさめと浄火はおなじ記憶喪失とはいえ実は大してネタがかぶらないのですが、『ルミナス』と一瞬かぶってしまってどうしよう、というのが近頃の悩みでした。「なぜ? 私はこういう八半しか書けない女?!」と思っていたのですがそうではなく(笑)、単に両方とも「半屋のいない八半の八樹」を書いてしまったからだったのでした。そうかかぶりというのはネタそのものでかぶるものではないのか…というのが近頃の大発見です(笑)
 ま、やりたいことはルミナスとは全く違うので、そこそこ大丈夫だと思いたいところです。

浄火
 というわけです。ああー、クライマックスだから逆に大して書くことがないー。とりあえず思い出すのは伊織のことから。そのあたりは譲れません(笑)
 ええと…あ、そうだ。実は浄火を始めたときは、私が知っている限りでは、これが唯一の梧半のネット連載だったのです。でもそれは一瞬でした。ああ良かった。  


第8回

 ああ、ついに同時アップがとぎれてしまいました。ちょっと残念。ついでに二万ヒットの前までに終わりませんでしたし。

 で、今回は浄火だけですので、浄火についてですね。
 当初は「ぼけている梧桐を隠す半屋」が書きたかったはずなのに、なんだか梧半ストレート勝負じゃないですか?(笑) やっぱり始めてのまともな梧半だからでしょうか。ネタものだというのに。

 さて、半屋と梧桐が知り合ったのは小学校の少なくとも中学年ぐらいに見えるのですが、それは一体なぜなのでしょう?
1.やたら大きな小学校なので互いの存在に気づいていなかった。
2.半屋が転校生。
3.半屋が帰国子女(結構これはアリなのでは?)
4.半屋が入院帰り。
―――これしか可能性無いよね? 梧桐はあのお屋敷に住んでいたはずだし。半屋のあの性格の基本部分「小さい頃から友人がいない」を考えると、3か4って感じなのですが、実際のところどうでしょう? でもアメリカーンな人だったとしたら、少なくとも外国では友達がいたのが普通でしょうけどね(笑)


第9回

 今回はいさめだけですので、いさめについてですね。
 もともとは超べたな記憶喪失ものをやる予定で、しかも「八樹を失ってダメになる半屋」をやるつもりだったのに、一体これはどういうことなんでしょう(笑) ところどころに初めのなごり(八樹を失った半屋)が残っていますけど、これはそういう事情によるものです(笑)
 これから怒濤の伏線解決ラッシュなのでいまいちネタバレが出来ないんですけど、結構背景はベタベタな話です(笑) そして梧半の方では梧桐の関係者がぞろぞろ出てきましたが、こっちは半屋の関係者がぞろぞろでていますねー。半屋姉とか真木先生とか。

 さて、半屋のタバコについてですが、どなたかが同人誌でマイルドセブンのパッケージに見えると書いていたのでそれを採用させてもらいました。しかし私はよくわからないので、どこのどの部分でマイルドセブンに見えるのかもさっぱりわかりません(泣) 
 そういえばこのコーナー、浄火が終わっても『二つ同時アップ』になるかもしれません。予定は未定(笑)


第10回

   というわけで浄火、無事完結いたしました〜。ラストでモバギのデータが飛んだのがかなり痛かったですが、それでもすぐ書き直せたのはみなさまのご感想などがあったからです。本当にどうもありがとうございました!
 さてさて浄火。タイトルの由来を本文中でやる予定だったのですが、妙にこっぱずかしかったのでやめました(笑) ま、かなり美化した半屋のイメージ、って感じですね。
 この話、読み返してみると文章がバキバキしていてびっくりしました。淡々とした文章にしようとは思っていたのですが、こんなバキバキになるとは・・・(泣) 一応フォローを入れましたので、近い内にアップできるように努力します。PDFファイル希望(←まだ言っているのか(笑)) どうなることやら。
 梧桐さん一人称にチャレンジということで、自分自身書いていてかなり興味深かったです。断定口調だとか発想が直接的だとか、普段絶対書かないタイプの一人称の人なので、なんだかとてもためになりましたー。記憶喪失じゃないと梧桐さんの一人称なんておそれ多くて書けないなと始めは思っていたんですが、案外そうでもないかも!と野望をもやしている近頃です(笑)
 
 




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