42号
Jumper's high!! 42号


今週の急上昇ロケット。「ある意味」ね。「ある意味」
今週の急降下ノルマン。どうでもいい話で回を稼がないでくれ。



全体ひさしぶりに十週打ち切りが?! 生で十週打ち切りを見ると伝統芸能を見ているようで微妙に嬉しくなってしまいます(笑) でもチャイルドドラゴン以来だから(だよね?)そんな久しぶりでもないのか。
表紙 柔道ゾロはどーよ? ゾロっていわゆる二番手キャラだと思っていたけど、このヒグマのようなポーズを見ると、でぶで頑丈で力自慢の三番手キャラ(昔のアニメによくいたタイプ)の人に見えるよね。
ワンピはい。きっちりと締まりましたね。連載で読んでいるとラストが長く感じたんだけど、後から読み返すとたぶんしっかりしたバランスに見えるのでしょう。
 今週に関して言えば、前半はウソップでお笑いをやりつつストーリーを進め、中盤はどたばたお笑い、後半はシリアスなラストの中に大股開いたサンジで小さくお笑いポイントを作り…とお笑いづくし。その割にちゃんとクライマックスの盛り上がりがあったのはさすが。
ヒカ碁伊角さん、一気に老けましたねぇ…。先々週ぐらいまで超絶美形だったので、その幻影が続いているファンの人は気づいていないだろうけど、先週からまるでアルジャーノン(一気に頭が良くなって、一気に頭が悪くなったねずみ)のように容姿のレベルが落ちています。ちょうどストーリー的な役目(一時的主役)を終えて元に戻るタイミングだしね(笑)
 今週で終わりだろう伊角さんシリーズ。中だるみが危惧された総当たり戦に「一時的主役」を作ってかわした手腕はさすがとしか言いようがないです。次は越智がらみで興味を引っ張るのかな? 見事な選手交代。
ハンター大騒ぎをしつつ当面の敵、旅団の戦闘での個性をちらりと紹介〜の回。しかしゴンは主役だからか、妙に完璧すぎてつまんないよなー。キルアと組ませると完璧ぶりが際だつから特につまらん。
たけし魔黒編が始まってずいぶん経ったけど、順位が落ちてなさそうだから、人気があると見るのが正しいのかしら?
 そして「オレ発見! 性格がそれほど悪くないライバル的敵キャラ(しかもユニットでの一時使用)は敵の内部で殺されるの法則!」 の回ですね(笑)
 悪くないんだけど全部ありがちなんだよなー魔黒編。
ナルト迫力のある絵とえぐい絵。絵を楽しむ回。
 「うんうん大変だねー。がんばってねー」モードに入ってしまったため(遊戯を読んでいる気持ちと同じ傍観者モード。マンキンと無頼、今のたけしもこのモードだ)別に何もつっこみは入れないです。
 ところで私にはサクラが失禁しているようには見えないのですが? 単なる土の模様でしょう。あれが失禁なら前ページのサスケも失禁(笑)
テニ王38号で募集して、42号で発表できるぐらいの印刷の間隔らしいっすね。
 さて。いまいち大石の強さが実感できるエピソードに欠ける気がしますが、そんな細かいことは気にせずに今後も「オーストラリアンフォーメーション!」「なにぃ!」ぐらいの気楽さで、どんどんよくわからない技を出してきて欲しいトコですね(笑)だんだんソレで許されるムードになってきたよね。つまりジャンプ大人気スポーツモード。面白かろうとつまんなかろうとみんなが読んでる、試合の結果を気にしてる、新しいキャラにチェック入れる…そういうC翼やスラダンみたいなマンガになってくれることを期待しているのでー。
遊戯あいもかわらずとらわれの身になっている城之内。ヒロインのはずの杏子もとらわれているのにね(笑) とらわれの身になって、それを主人公が助けに行くというストーリーの対象になる人物をヒロインだと仮定すると、城之内は今のジャンプを代表するスーパーヒロインだ(笑)
マンキンさまざまなキャラの思惑がからみあいながら、ついに目的地に到達! というわけで盛り上がってきましたね。
 こうやって戦闘じゃなくキャラ主体でストーリーを進めるのはうまいのにな、武井。
こち亀 せっかくの日暮ネタなのに、もったいないなー。この四年間の技術の激動や社会の激動(なんかあったっけ? iモードくらいか?)をからませることができる切り札なのに。
 話自体はテンポよくまとまっていて、いつものこち亀よりは上の感じだったけどねぇ。
ライパク ストリーキングは全英オープンの名物で、今回はお金で雇われた「やらせ女」が脱いでいたって聞いたけどなぁ。
 キャラの動き主体の話だったので、あいかわらず読みやすかったです。いろいろキャラ関係のヒキも入れてきてるので、ストーリーに興味が湧くし。個人戦はこの路線で頼みますです。
室伏話はよくできているんだけど、絵の表情が自然じゃないんだよなぁ。四ページ目の室伏のアップなんてどういう感情なのかなんも伝わってこない単なる「止め絵」だし。「アジアの鉄人」(お父さん)なんて年齢不詳の上に視点が定まっていないし。でも「感覚の世界」の表現には説得力がありましたね。具体的にはよくわからない「感覚」を力技で表現しててナイスでした。
ノルマンありがちな話ー。ネタがないなら書くの止めれば?とも思うんだけど、麦わら奪取レースが面白かったからそれでありなのかもなぁ。こういう風に納得しなければいけないのがイヤな感じ。つまんなくはないんだけど、「青春」を表現するには弱すぎるし、単なる場つなぎにしか見えない回でした。つまんなくはないんだけど。一応二学期に期待。
 ところでラストのページ、みしらぬおじさんが嘘ついてくれてヒーローの座を奪われた、ってことでいいのでしょうか? 始めさっぱり意味がわからなかったさ。
無頼桑田だと思っていたらクドウだった…というところで笑えばいいのでしょうね、時事漫画だから(笑)
 幻肢痛と「夢」を組み合わせたのはなかなかナイスだったので、それでいいのかもこのマンガは。直前に救出!とかあまりにありきたりの展開に文句つけても仕方ないんだろうしね。
封神「ラストだからみんなの力を合わせて!」という話のはずなのにそうは見えないですね(笑) 今回の話だけとりあげるとどってことはないですが、画面がハデハデで最後のお祭りな感じでいいのでは?
ルーキーズこちらもユニットラスト(もしかしたら本当のラスト?)へ向けて話が盛り上がってきましたねー。ずいぶん前のフリを生かすっていうのはすごく盛り上がるからいいよねー。話やキャラのリアルっぽさがぐっと増すし。
石海場所も時間も制約のあるルールバトル!ちゃんとルールに従った上で敵をぶちのめす方向で動いているし、絵のスピード感や緊迫感とストーリーのバランスがいいので、ナイスな感じでした。
スパイクそういえばなんでこの人たちバレーなんだっけ?(なんか先輩がいたのは覚えているけど) バレーじゃなきゃダメなんだ!っていう熱さがないので、いきなり試合に入られても気持ちが盛り上がらないんだけどー。
ロケットうおぉ!すごい捨て身の攻撃!  いいよ!いい!「マンガとしての完成度」をかなぐり捨ててまで、自分の考えた話を進めようとするめちゃめちゃ捨て身の姿勢にノックダウンだよ(笑) 
 捨て身で選んだ「話」が主人公の話ではなくライバル(になるはずだった人)の話だったあたりが既にダメだったんじゃん?とも思うけどねー。
 しかし、本気でマンガとしての完成度を度外視しているので、できればコミックスとして売り出して欲しくない感じ。「幻の作品」にしておくのもいいのでは? 作家個人の姿勢としてはキライじゃないんだけど。この捨て身ぶりも、巻末コメントも。
ジャガーいままでの展開をふまえた上でのたたみかけるギャグの波状攻撃。ピヨ彦のキャラ設定がうまいから面白いのかなぁ。ジャガーがかわいいから面白いのかなぁ。やっぱギャグには7ページが合っているのかなぁ。よくわからないけど、いまのところひたすら面白いです、この話。