40号
Jumper's high!! 40号


今週の急上昇石海。理由はページの最後に
今週の急降下マンキン。理由はページの最後に



全体 おーこう来たか! 伊角さんが負けるというのはわかっていたんだけれど、わかっている展開でありながらしかもきちんと半歩ずらして、近頃いまいちだった主人公の内面の成長話に持っていくのはさすが!
ワンピあー尾田は動物うまいよなー。雪鳥もトナカイもかわいいよなー。
 お話自体は途中だし、あんま書くことがない。尾田のギャグのテンポがあまり好きではないので(「ううん全っっ然〜」のとことか「カバにしやがって」とか。話の流れがシリアスなのになー)、ま、このユニットのラストには近づいてるっぽいので、来週に期待。
テニ王B型の人間が全部B型っぽいなー(笑) 変人っぽいよなー。ま、実際そうなんだけどね(私も含めて(笑))
 今週はいつもより特に瞳が魚眼で、慣れた目にもきつい感じでした…(大石の「…まずいな英二の〜」のところ(←この薄笑いは一体?)と、ラストの英二のアップ。特にこっちは視点がブレまくってて怖い)。
 ストーリーは「実際そんなことはねーだろ」と思いつつも、つい納得してしまうような無理矢理パワーを感じて良かったです。無理矢理を考え出すのも才能の一つ。
ハンター分裂していた話がどんどん収縮しだして、緊張感が出てきましたねー。ちょっとセリフが多すぎな気がしたけどさ。
 しかもまた新しいもの(自動書記の怪獣みたいなの。あれも念の一種?)もさりげなく出してきてるしねー。  あ、たけしのヤツはさりげないバランスが良かったよねー。あまりにも淡々とパロディを混ぜているので、一瞬、逆に薄ら寒くなったのですけど、ま、さりげないバランスだと思い直せばナイスかなと(笑)
たけし思いっきりジャンプだよなー。見た目が派手な戦闘・力の数値化。
 地からの数値化ってわかりやすいけど、すぐ陳腐になるよねー。ま、この場合次のシリーズには影響しないだろうから、ここで陳腐になろうとどうしようとどうでもいいんだろうけど。一応、お母さんと魔獣とやらにヒキを感じなきゃいけないんだろうな。がんばります。
ナルト「プレート取り試験」の成功原因を分析しつつ、「塔の攻略」を入れるつもりかな。本人たちがパクっているつもりは無いのだろうから、パクリだとはいいません。「試験で限られた場所で期間限定で物を取り合う」っていうのは面白い、という分析結果を別な作品に応用しているだけだもんねー。あ、「個性的な試験官がうける」ってゆー分析結果もね。分析結果をほかの作品に生かすのは単なる企業努力。
 ま、私はオリジナリティのない物キライだから、パクリだろうと無意識だろうと別にどうでもいいし。舌長くしたぐらいのオリジナリティにきゃーきゃー言う歳でもないし。
遊戯「選ばれし者」ってカードはかなり最強ですな。ええとね、「選ばれし者」&「上級モンスター」&「墓場からの復活カード」というコンボなら一ターンかニターンで犠牲が無く確実に上級モンスターを呼べますね。…とかいう話をしてもダメなんだよ、ジャンプ批評のページなんだから(笑)
 お話自体は派手派手で、適度にリズムがついていていいです。いつもと同じパターンですが、一応目新しいし、作戦もきちんと作戦っぽくなっているので、久しぶりに新鮮に見えます。
無頼どーしよー。この話の世界観に馴れてきちゃったよ…。ヘアヌード&アダルトビデオっていうのも「あいかわらずだよねー(笑)」で流しちゃえるよ(笑)。人間、とっさに発想するときは「芸能界引退→そのまえにヘアヌードやアダルトビデオだろ!」みたいな行き過ぎたストーリーを考えてしまいがちですが(あと「金稼ぐならSMクラブだろ!」とか(笑))、なかなかその思いつきを「作品」として世に出すことはできないものです。ある種すごいな(笑)
マンキン うーん。出てきたとたんこういう展開が予想される人々だったからなー。ま、予想通りってことも安心感があっていいわけだし。ま、絵は綺麗だし。一応、この敵の結末がどうストーリーにからむかは見えてないんだし(つーか、そこに興味が行かないのはどーよ?)
なぜー翼くんはこんなに親切なのでしょうかー? やっぱ「翼」だからおろそかにできないの?樋口センセ?
 さて。それこそ予想通りの展開ですが、そこにキャラ話としての本領発揮のキャラの動かし方をからめてきたので(藤代の事ね)、良いのでは?という感じ。
黒猫おお!少しは予想外の出来事が(笑) ちょっと話の流れの順番をかえるだけで、ずいぶんいい感じになりますねー! いきなり味方がやられている、っていうヒキを冒頭に持ってきただけで、読みやすくなったこと読みやすくなったこと。
こち亀こち亀おとくいの幼い頃の思い出ネタ。なかなか良かったのはリカと両さんのかけあいがテンポがよかったせいでしょう。実は両さん×麗子というカップリングをこころの中で推奨している私ですが、一番お似合いなのはリカだよねと常日頃思ってます(笑)
ライパク「単行本をコピーして」なんて言わずに、いっそあおりとか作者名とかを入れないでくれればそのままコピーできたのに>表紙。
 さて。ま、この話も「そりゃねーだろ」っていうプレイできましたが、一応、ランスがごちゃごちゃ理論らしきものを考えたシーンがあるおかげで「そりゃねーだろ」感がやわらいでよかったですね。ま、スフィーダのネタフリもしてあるし(こういうキャラの動きはうまいんだよなー)、いいんじゃないでしょうか。相変わらず、「落ち込んでいる人」の表情が落ち込みすぎで怖いけど(笑)
封神きゃーんダッキちゃーん!!
 わけわからないながらに、連載の長さとバランスが保てるほど壮大な目的がナイス! 絵柄も構図もラストっぽくしていてそのあたりもナイス! やっぱラストは盛り上げないとね! 敵の目的も壮大じゃないとね!
ロケットライバルというのは第二主人公なのですから、その人間性にヒキを作っておくのは話に緊張感が出るし(特にこの主人公自体まだ目標が甘いからな)ナイスなのでは? ってところ。
ノルマンディー近頃テンポいいよね、このマンガ。オチもきちんとしてるし、コマの大きさとか絵の勢いとかにメリハリがあるし。
石海ルールがどこでダメになるのかしら?どこでかしら…という興味をつなぎつつ、新スタンドの導入。おお、なんと流れるような展開。
カイゼルスパイクだからこの女、ギャルゲーとかならおかしくないんだけどさ… 普通のマンガに出てくると、一気にリアリティが無くなるよ… いや、美少女萌えな気持ちはわかるんだが…作者にそれをやられても…
ルーキーズ8点じゃなければなー。もう少しリアリティがあるんだけどなー、逆転しても。
 でも今回はまぁ「熱さ」が出ていて良かったのではないでしょうか。
ジャガーうー。テンポがいいです。ジャガーがカラーにぴったりでかわいいです。わざとらしい(ジャンプらしい)言葉の後に畳みかけるようなオチ。かなりナイスです。うっかりと、かなりしばらく読みたい気持ちになってしまいました(笑)
今週のまとめ展開が予想される局面に来た場合、予想を裏切りすぎてもつまらない。(たとえばナルトのカンニング編。あんなに毎回ルールが載ってたのに、結局「2点マイナス」自体には意味がなかったとは…)まったく予想通りでもつまらない(今週のマンキン)。
 予想された展開でありながら意味をずらしたり(今週のヒカ碁)予想された展開がいつ起きるか、とハラハラさせながらさらに別の展開を盛り込んだり(今週の石海)というのがナイスなのではないでしょーか。