38号
Jumper's high!! 38号


今週の急上昇ノルマン。この調子なら無難に読める。
今週の急降下…ナルト。かなり書いたけどまだ書きたいことはある…



全体下位の対流現象がおこりましたねー。この対流現象が落ち着いた後、二週以上連続して最下位付近にいたら危ないですな。
 そういえば今週は頭から最後まで順番に、一個もとばさずに読み切ることができて嬉しかったです。だいたい後回しにするマンガが五つぐらいあるんだけどね。いつもは。やっぱ休み明けで「読みたい気分」が盛り上がっていたせいか。
 でも来週からは通しで読めそうにないです。今回「ハズレ」が多かったので。
ワンピ海賊旗話をどーんとやりつつワポル編クライマックス。きちんと関係キャラ(今回はトナカイ)にきちんと決着つけさせるみたいだし、ナイスなのでは。妙にごちゃついてたけど、いつものことだからなぁ。合体男が「誰からも好かれなかった」とか「ひとりぼっち」とかまるでチョッパーの過去をのぞいたかのような(笑)ご都合な話をするのが多少気になったけど、話の流れ的には仕方がないのかな。
テニ王所詮「仲悪い人間同士のダブルス」ネタは同じような展開になるのか。以前の方が長々とやってたから、なんか食い足りない感じ。「VS聖ルドルフ」感が今のところまるでないから、試合としての緊迫感も薄いし、ヒキやウケとしても弱かったなー。「仲悪い」でひいてるのに、すぐ一時休戦して終わっちゃうんだもん、なんか食い足りない。
ハンターお話としてはさすがという感じ。伏線が生きてるしね。一応、旅団からの脱出がテーマのユニットだったし、その解決としてはナイスだったよね。
 でもさー、キルアのあの状態ってこんなあっさり消えちゃうもの? 読み方が間違ってるのかもしれないけど、「あの状態になったキルアがどうなるか?」の方に強いヒキを感じていたので、すっごく肩すかしなんだけど。よこぬきの話は「キルアにアイデアを伝えようとしてとぼけて思い出せないフリをしていた」ならとてもとてもナイスでした。そうじゃなかったらイヤだけど。
遊戯もしタッグデュエルなるものがお互いのカードについて話し合っちゃいけないものだとしたら、今回の展開は反則ギリギリですな。しかし、ルールバトルだし意外性があったし、カードゲームとしてもかなり「らしい」展開だし(墓場から大物を復活させるのは昔よくやりました(笑))よかったような気がしますー。
ナルト 久しぶりに二段階に分けますです。ちなみに第一段階で書いていることも嫌みではなくてまともな感想です。
第一段階。
読者の思いこみを裏切り続けるカンニング編。思いこみを打破しつつ、このマンガのテーマでもある「火影になりたい」というナルトの意気込みをかっこよく伝えているし、サクラの良さが素直に表現されているし、「試された資質」も少年漫画にとって大事な物だし、まぁ良かったんじゃ?というところ。
第二段階
ふう…。期待しすぎた私が馬鹿だったよ…。カンニング…ルールバトルだと思っていたときは楽しかったなあ…。私、このマンガの編集者キライ…たぶん編集だろこれ…表面の流れだけが派手だもんな…
さて。気を取り直して。ええと「サディストだ」とかいう話が入らなかったらここまでがっかりしなかったような気がします。「絶望的なルール」で「サディスト」。「人間の持つ弱みを浮き彫りに」!しかもここまで引っ張ったカンニング編のラスト!盛り上がるわ!!!というところで、過去も思い出して、大ゴマいっぱい使って―――ほのぼのとしたラスト(大笑)
 ちなみにラスト一問はカンニング禁止というルールではないので、「絶望的に」部屋を去っていく人がたくさんいる、というのがそもそもおかしいのですが(二点失うだけだからな)、そんなこと誰も、編集も作者も気にしてないよねー。ま、去ってゆく人数は少なかったけど。ついでに点がギリギリの仲間に、点が余っている人から見せてもいいはずなので、「人間の持つ弱みを浮き彫りに」したりできないはずですが(笑)
 ルールバトルやるなら「限定ジャンケン」ぐらいのシビアさは欲しいよね。ま、これは結局ルールバトルじゃなかったみたいだけどね。たいしてルールを利用せずに見せかけだけだった訳だし。ちなみにルールにいちゃもんをつけているのではなく、安易にルールバトルに見せかけて派手派手な展開にしたことや、大したことない話(ラストのあたり)を大仰な展開でごまかそうとしている姿勢がやだ、ということです。
たけし私、まじめにやってるんだと思うな…。
ライパクだれか鈴木にゴルフは見てるだけでも十分面白いスポーツだということを教えてあげてください…。
(今週の要約)「とばしたぜ」「オレの方がとばしたげっちょ」「おお!たまたまナイスポジション!これなら勝てる」
…こんなもん?(泣)
ヒカ碁 顔にかかる影とかの具合で、伊角さんが実は「表面的には優しく見える二重人格気味の自信家(しかもプレッシャーに弱い)」人のように見えるのですが、そう思っていいのか悪いのかよくわからないところが、原作付きのわからないところですな。「手に何か書いてあるのか」のところの笑顔は原作付きの人じゃなければ「演技っぽい笑顔だな」と素直に思えるのですが、単に「いい人笑顔」なのかもしれず。
カイゼルスパイクでました!お約束の美形ちゃん!!
熱血主人公がはちまき巻いちゃったり、美形ちゃんが美形ちゃんカットだったりとお約束オンパレード。ま、銀髪少女あたりで個性が出ることを願って、今は静観。スポーツものってとりあえず読むことはできるからね。
ロケットお話は順調。コマが変なのにも馴れてきた。まだ話に引き込まれてはないけれどね、期待はできるかな?
マンキンおお!いい感じじゃない?
 取材が大変だな、つーのは今回見ればわかるので、わざわざあとがきで言うなという感じだけどね(笑)
ジャガーこれの略称を「笛」にできないのが残念だ(笑)
 ギャグとしてはテンポもいいし面白い。しかしワンアイデアだと思うので、あまり引っ張らずに一巻に収録できる程度で、テンション高いまま終わってくれると面白いと思う。きちんと短く終わることはとても大事だよね。打ち切りではなくて。
笛!盛り上がるぜ!スポーツ物!という展開。しかしこの主人公、べたべたに大切にされてるなー。
 スポーツ物ならではの盛り上がりを見せているので、素直に展開を楽しみにしていますー。敵の水野の戦略に期待。
黒猫ああ、絵がきれいだなー。
もとSF人間の私はジャンプの「SF」になんの期待もしていないので、分子を組み替えるロボットってどんな組成をしているのだろうとか、生物兵器に「鬼ごっこ」という概念を植え込むのに要する手間はどれくらいだろう(やっぱ大人で囲んで鬼ごっこをしてあげるんだろうな(笑))とかそんなことは考えないですー。
無頼まるで「りぼん」のよーなストレートなミーハーぶり(笑)だんだん馴れてきたけどねー。ここまで素直にミーハーできる徹底ぶりはある意味すごいとは思う。
封神封神らしいテンポの話で良かったですー。それ以外言うこと無いな。面白かったし。ラストの緊迫感にはかけるけど、画面も戦略もいつもより派手だしね。
こち亀ま、「水中オリンピック」という発想だけでOKでしょう、このマンガの場合。
石海微妙に気持ち悪いけど妙に楽しい。このバランスを楽しむことが重要なのでしょう。
ルーキーズいい感じですねー。今までのいいこちゃんを忘れたかのような元への戻りっぷり。なんかフツーにやる気がないのがつまんないけど、今まで存在感はあったけど活躍はしていない新庄にようやくスポットが当たるらしいので楽しみです。しかし「この新庄というキャラはきっと活躍するに違いない」と思わせる原因が主にその名字にあるのが笑えるけどね。
ノルマンディーボインちゃんネタをしつこいぐらいにやりながらテンポを取って、しかも一応マンガの基本とも言える話を入れつつ、きちんとしたキャラ話。なかなか面白かったよね。
今回、面倒なので先週の順位通りです。すいませんー。