Jumper's high!! 33号 |
今週の急上昇 | ライパク。スポーツっぽかったから。 |
今週の急降下 | 封神。なんとなくバランスが悪かった。 |
今週のちょっとどうかなぁ | ルーキーズの編集者さん。プロとしてどうかなぁと思う。 |
全体 | 月曜日、電車の中でジャンプを読んでいました。チャイナに厚底、メイクもばっちりでしたが、わたしはそれでジャンプを読むことに抵抗はありません(笑) まぁ、それはおいといて、ふと顔を上げると、いきなりナルトと目が合いました。見回してみると、王子(テニス)や両さんもいます。「まさか…」と思って見てみると、壁(これと目があった)だけではなく、中吊りもすべてジャンプキャラでした。その電車はジャンプ電車だったのです。しかもこの中吊りが凝ってるんだよ。裏と表にジャンプキャラを印刷したチビTシャツが二枚、パック詰めになってるの。使われていたキャラは連載陣となぜかアイズでした。 どこにも存在がないので、どうも前回の打ち切りは結構前から決まっていたらしいということがわかりました(笑) 今、山手線を走っていると思うので、見てない方はぜひ一度。 |
カイゼルスパイク | 「熱さ」をめざすスポーツマンガですな。 今のところは「ダメ部活の再生」とかライバル校とかなぜ今まで部活ができなかったのかとかわかりやすい伏線があるし、その他すべて無難な線は越えてるし、ま、とりあえず様子見だけど、悪くはないんじゃないという感じ。 |
ナルト | カブトすっげー親切だな(笑)直後に位置するヒカ碁の展開とあわせて読むと不自然なほど親切(笑) ま、「認識札」とか試験とか、いかにもジャンプーなので、ジャンプ歴長い私はそれだけで楽しめます。こういうの苦手だったらジャンプなんか読んでないよ(笑) それとやはり見開きの構図とかデザインのセンスとかはすごく好きです。 |
ヒカ碁 | ヒカ碁はよく増ページをやるけど、あれはどういう仕組みなんだろう?といつも疑問。二人でやっているから普通の作者より時間があるし人気連載だしで編集部からお願いされているのか、ほったゆみがガンガン進めたい人で、人気があるから編集部に増ページ希望が出せるのか。でも、増ページの時の方が面白いので、どうぞこのまま増ページ多めでお願いします(笑) さて。プロ試験の総当たり戦。いろいろ小さな違和感を仕込んでいるな、という感じ。たとえ総当たり戦でもたぶんだれる展開にはしないだろう。どう処理するのか楽しみ。 |
ワンピ | 意外な展開で感動ものにされると弱いわー。「どーせ無難な話でしょー」とか思っていたのでうっかりやられました。いや、毒キノコだってある意味無難だし、ある種強引な展開だったけど、なんせ予想してなかったからココロのスキマにすっぽりはまってしまいました(笑) |
ライパク | 妙に面白かった。なんかゴルフらしかったし。ちゃんとミスショットもあるし、自然の力で阻害されたりしてるし。ここからランスがガベがスーパーショット!とかじゃなくてせっかくなんだからこのホールはこれで流して欲しいなぁ。 |
黒猫 | うっかり存在を忘れてた。だって、初回がインパクト低かったし、ヒキが弱かったんだもん。今回の方がヒキが強くなりましたね。うーんでもなぁ。なんだか著しくありがちなんだよね。絵もコマ割りもセリフもキャラも全部しっかりしてるんだけど、だから面白いと思えないこともないんだけど、今のところすごくありがち…。ここまでありきたりだったら、キャラに色気があるとか世界観が変わっているとかなんかワンポイントあったらいいのになぁと思う。たった一つ面白いだけで全然印象が変わると思うんだよな。 |
テニ王 | 手塚に見開き使えるセンスはさすが。単なる味方内ライバルより価値が高いのがよくわかるもんな。王子の視線から手塚に入るあたりも手塚の価値高い(王子の内部でも)というのが自然にわかるからいい感じだし。ただライバルが多すぎるよねー。そのライバルたちの処理をどうするかを楽しみにしています。 |
砂園 | 王子狙いの敵の登場で、どうも存在感の薄かった王子(たぶん主役)に活躍の機会が! これで盛り上げて一気にクライマックスなんだろうな。なんか夏はヒマらしいし。水も見つかったし、敵もラスボス一歩手前だし、ちゃんと一直線のストーリーでいいですよね。 そういえば今回ジャンプ全体で見開きのコマが多い感じだけど、砂園の見開きもかなりいいよね。デザインが綺麗なんだよな。さすが鳥山。 |
遊戯 | 先生に聞くキャラメイキングのコーナー。さすが高橋、単純というか…(笑) ま、その単純さは大事だよな、遊戯の場合特に。 今回の戦術はなかなか「カケヒキ」っぽくて良かった。海を消すとか雷落とすとか。いっそカードゲームじゃなければ…と思うときが時々ある。でも「カード」の縛りがあるから戦術が必要なんだ、とも思うし。とにかく今回はかけひきが高度でヒキウケともに強く、かなり良かったです。 |
ハンター | やっぱストーリーの緩急がいいわー! 「プロ?」というセリフのあとのキルパパの目なんかすっげーナイスな緩急の付け方だよね。コインの裏表でクラピカのアップに持っていったとことか! ま、しばらくは楽しめるんだろうな。しばらくは。 |
マンキン | ストーリーに真っ向勝負で向かっている感じがかなりナイス(でもやっぱ微妙に逃げているような気がするけどさ)。ストーリーが直球勝負で盛り上がっているので、こういうときはやっぱ素直に面白いです。 |
たけし | これも直球勝負な展開(パロディ入ってるがな)。解説役のじいさんが出過ぎない程度ギリギリで解説してるので、結構いい感じ。 |
無頼 | 演奏シーンは迫力があっていいよね。それにストーリーの流れもいいんだよ。「本物」を知っている人に認めてもらう。しかも怖いと思えた人々は「本物」を大切にする人々だった。うん。ナイスだよ? でもこの外人シリーズ、なんでたかが日本で生活している外人レベルで「本物のロック」なわけ?とか不良の外人がロックをわかっているって設定的に安易すぎない?とか…うーん、なんか全部あたりまえすぎてニセモノ見てるみたいに薄っぺらいんだよな。もっとロックを自分で考えてくれ、作者!って感じがすごくする。ストーリー展開が悪くないだけによけいなぁ。 |
封神 | ようぜんと太公望の間に生じた違和感。あんなにさらっと流せる種類のものじゃないように思うんだけど…もうちょっと葛藤してくれるか、いっそなかったことにしてくれた方がこのマンガらしかったのでは?と思う(キャラ大事なマンガだからね)でもクライマックス直前だからしかたがないのかな。 |
こち亀 | カニ漁はもうかるんだね、解禁の日が一番とれるんだね、ということを折り込みつついつものレベル(しかもオチは久しく使ってなかったオチ)というわけで、レベル高めの安定話、というところでしょう。 |
笛! | おお!サッカーに躍動感が出ている! でも一枚目の見開きは「止まっちゃってる」感じでかなりいまいち。つーか先週も思ったけど樋口大輔、本来、見開きのコマうまくないね。ま、女性で見開きうまい人は少ないような気がするし。でも、二枚目の見開きはかなり躍動感高めでよかったよね! これぞスポーツものの見開きって感じだよ。そこまでの流れも躍動感があったし。この新たな敵も結構いいかんじだし。このシリーズは期待できる感じ。 |
ルーキーズ | 前からすごく思うんだけどさ、「……かな」(字余り)って何? よく見かけるけど何の文化? 一句とか言ってるけど、それってなんのつもり? だいたい「より楽しかな」って日本語? 名将がこんな破壊された日本語使うわけないじゃん。編集者!勝手に自分の担当の作品のなかのキャラの価値を下げるなよ。かなりサイテー。 まともに俳句やっている人間から見ると、こういうのって「なんもわかってないのにわかっているフリしているバカ」みたいにしか見えないんだよ。そんなもんを自分の担当している先生のキャラの作ったこととして安易に使うなよ。 別に「かな」がなかったらここまで言わないんだけどね。どうしても「かな」(字余り)と書きたがる、マンガとテレビの世界でしか通用しない変な慣習を安易に使う姿勢が理解できないし、腹立たしいよ。何百万部も出している、しかも少年向けの雑誌でこんな完璧に間違っているものを、言語のプロであるはずの出版社の編集が作品の登場人物が作ったと称して書くなんて、ホントひどすぎるんじゃ? ちなみに「より楽し」で切れているので、そこに「かな」を使うことはできません。まぁ、「うっかり」だということはわかるんだけどね、プロなんだからもうちょっと自覚と責任を持って欲しいな、と思うのです。 |
石海 | ミジンコ? ホントにミジンコ? やーん。ペンダントにさわった皮膚の常在菌の一つ一つもスタンドになっちゃったりして(笑) 本当にミジンコだったら、どこで生命かそうじゃないかの線を引くのかが課題になりますな。 |
ノルマンディー | ちょっとひねったいい話なんだけどねぇ。歯医者の待合室で読んだりする分にはちょうどいいんだけど、それ以上となるとちょっと…。 このマンガなにが悪いんだろう…ってすぐ分かる話で「マンガ」であることがほとんど生きてないからなんだよね。まだ連載回数が少ないのに。もっと初っぱなから「マンガであること」「マンガの上達のために」みたいなぐいぐい引っ張っていくシリーズをもってきたほうが良かった気がする。 |